表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
某所某学園の某学生  作者: 逆山
1/1

名前、田中 信尋ノブヒロ

血液型A 身長171cm 体重65kg

視力両目0.8 学校の成績5段階評価でオール3


平凡とか普通とか、そんな言葉は彼のためにあるのではないかと思うくらいちょうど真ん中の良くも悪くもない(解説するほどの特徴もない)彼は都内で一番のマンモス校、それがし学園に通っている某学生だ。


『我が学校では皆が同じ制服を着て見た目の個性ではなく、人間の中身の個性を磨く場であり━━━━』


学園長の話は予定調和のごとく長い。

RPGのゲームだったならボタンを連打して読み流されることだろう。


4割の生徒が真面目に話を聞き、3割の生徒は話が筒抜け、2割は小声で話しては笑い、残りはあくびしている。そんなふうにしてこの学園の秩序は保たれていて今日は平和だ。


ほとんどすべての人間の学校生活がこんな感じであり、突然生徒がゾンビ化したり、謎の宇宙人の暗殺をすることにもならない。


そんな特別な事が起きるのは物語の世界の話だ。現実はその人間の受け取り方が物語を作っている。日常で大風呂敷を広げられる人間があたかも特別な物語の主人公になったと主張しているだけだ。というのがノブヒロの主張。物語で言えばモブキャラの足掻きみたいなものだ。


ちなみにこの物語はそんなモブキャラがメインキャラになってやろうと小さな抵抗をするモブ得な物語である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ