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登場人物&用語紹介※多少のネタバレあり

※随時更新


○登場人物


トーマ

主人公。十六歳。食堂『白兎の星時計亭』の二階の一室を間借りして暮らしている。滅多に部屋から出ない引きこもりで、無職のニート。

二年前まではアレン、リリアーヌ、そしてローヴェンと共に赤の師団として活動しており、リリアーヌを魔術の師として修行していた。しかし、アレンとリリアーヌが自分たちを残して魔王の城に行き戻らなかったことが原因し、引きこもりになってしまう。



ローヴェン

十六歳。愛称はロー。ルーンベルト王国では有名な鬼の剣豪、二刀流剣士。性格は冷たく、あまり人を寄せつけないが、一度懐に入れた人物に関しては、何かと世話を焼きたがる。その証拠に、引きこもるトーマを何度も外へと誘っている。

二年前まではアレン、リリアーヌ、トーマと共に赤の師団に所属し、戦っていた。だが、トーマほど二人に置いていかれたことを気にしてはいないらしい。



コーラル

トーマの大家で、『白兎の星時計亭』の店主の女性。面倒見が良い。



ウグイス

ジャックの子の一人で、紅一点。十三歳。名前の由来は頬に刻まれた鶯色の刺青。トーマ誘拐計画において、拉致実行犯を担う。勝気で強がりだが、その実涙脆く人を傷つけることができないたち。しかし、意外と怪力。



コハク

ジャックの子の一人である少年。十歳で、ジャックの子の中では最年少。名前の由来は、大きな琥珀色の目。トーマ誘拐計画において監視役を担うも、素直で騙されやすい性格のためトーマに騙されてしまう。無邪気で天真爛漫。



ベニ

ジャックの子の一人である少年。最年長の十四歳で頭が切れる。名前の由来は、鮮やかな紅にも見える赤毛。トーマ誘拐計画において、計画犯、及びローヴェンへの交渉役を担う。冷静で大人びている反面、兄奪還に対する熱意は執念にも近く、ジャックを誰よりも慕い憧れている。




○用語


ルーンベルト王国

魔導王国の異名をとる、トーマたちが暮らす内陸国。魔術が学問として確立し、多くの優秀な魔導師を生み出してきた。

二年前、魔王の作り出した黒い雲で空が覆われたことにより危機が瀕したが、二人の英雄によって平和は保たれた。



英雄祭

ルーンベルト王国で、金鹿ノ月の二十一日めから三日間行われる、魔王から国を救った英雄、勇者アレンと女魔導師リリアーヌを讃える祭り。



赤の師団

勇者アレン、女魔導師リリアーヌ、そして当時魔導師見習いだったトーマと、二刀流剣士ローヴェンが所属していた同盟。赤い外套を盟友の印としていたために、このような名がつけられた。



魔王の城

ルーンベルト王国の北の空に浮かぶ、魔王の砦である黒い城。そこに行ったことがあるのは、勇者アレンと女魔導師リリアーヌだけ。そしてその二人は未だ帰らないままであるため、魔王の城は謎に包まれている。

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