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試製自動小銃仮称名XM8-J〈HOMURA〉~21世紀、新たな銃~

公募していたネーム案の第一梯団、降下中。

XM8をベースにH&K社と豊和工業が共同開発された次期主力国産アサルトサイフル<HOMURA()


まずはその元となったXM8の説明から。H&K XM8は同社のG36を基本設計に強化プラスチックなどの新素材を多く使用してその外見はまるでSF映画に登場しそうな未来を先取りした先進的なデザインが大きな特徴のアサルトライフル。


先進的なデザインはプラスチック素材により自由な形に成型できるので銃の形を人間工学的にデザインされており、特に使用者の射手の体に丁度良くフィットして自然な姿勢で射撃できるように工夫されている。


そのうえ直銃床の設計が優れており反動が軽減され、銃口の跳ね上がりも少なく命中精度を向上させる事に成功。


J型HOMURA()はその利点をそのまま受け継ぎ、そしてよりポリマーや強化プラスチックなどの新素材を多く採用。


エルゴノミクス(人間工学)に基づいた構成がなされ、より軽くそして射手に無理なく自然な形に撃ち易い様に再設計された。


特に反動の軽減はその最たるモノでフルオート射撃でも優れた命中精度を誇り、また片手でのフルオート射撃も可能な程に反動が小さい。


また従来の銃と異なる一番の特徴は簡単な部品交換によりアサルトライフルからカービン、狙撃銃、分隊支援火器、ブルパックタイプなどなど1丁で各種タイプの銃器として使用可能な点である。


これは開発段階からカービン型、サブ・マシンガン型、ショットガン型、軽機関銃型、狙撃銃型などの派生型や擲弾発射器などのアドオン型兵装の装着を前提とした汎用性の高い設計によるものである。


特に新たに豊和工業が開発に算入した際にサブ・マシンガン型、ショットガン型、そしてブルパック・タイプを開発ラインナップに加えた。


このブルパック・タイプは外見はタボール21と似た外見をしたデザイン。


最大の特徴は作動メカニズムにクリス・スーパーVサブマシンガンと同一の反動吸収システム、V Sysytem(クリス スーパーV)というシステム機構を内蔵。


この機構の内蔵により更なる低反動化を実現し、7.62x51mm NATO弾をフルオートで射撃可能。


また本ブルパックをベースにした狙撃銃タイプや50口径クラスのアンチ・マテリアル・ライフルモデルもあり、低反動で高い命中精度を誇っている。


機関部分はベースとなったXM8そのままにストック、銃身、フレーム等の各種パーツをモジュール化。分解・メンテナンス性の向上のためピンフリー設計がなされている。


各モジュール・ユニットを脱着可能とする事により用途に応じて容易且つ迅速に兵装の組み替えを道具を使わず、例え戦場でもその場で行える事が可能。


コッキング・レバー、マガジン・レバーは両方とも左右どちら側でも操作が可能。


機関部両側にセイフティーレバーを取り付けられ、|エジェクション・ポート《排莢口》も両側にあり、左利きの射手にも対応した優しい造りとなっている。


|エジェクション・ポート《排莢口》はその場でパーツの組み換えなしにワンタッチで左右ドチラ側にも変更が行える。


また銃身の急速換装にあたってもピカティニー・レールや器具を用いることなく数秒で着脱可能である。


銃床はFN SCARと同タイプの5段階に伸縮可能な折り畳み可能のテレスコーピック・タイプのストックでワンタッチで取り外し可能。


ハンドガードは人間工学に基づいた設計をしており、対高温であるため銃身の熱を遮断する他、内部には銃剣を装着する部分が収容されている。


箱型弾倉はポリマー製で今まで使われていた金属製のマガジンよりも重量が3割程度、軽くなっている。


通常使用される30発箱型弾倉以外にも100連装ドラム型弾倉も存在する。


銃身は長時間射撃及び連続発射を繰り返しても命中精度や耐久性への影響は少なく、銃身下部には40mm擲弾発射器やドアなどをブチ破るマスターキー仕様の12ゲージショットガンなどが工具無しで装着可能。


様々なオプション部品を取り付けても同じ条件のM4カービンやAKS74Uカービンなどアサルト・ライフルより2~3割ほど重量が軽いとされる。


開発終了後、各国各社のアサルトライフルを相手に次期自動小銃の採用を決めるトライアルを実施。


米軍と同内容のトライアル形式のテストが行われ、H&K HK416、FN SCAR 、FN F2000 、ブッシュマスターACR、ベレッタ ARX160など多数が参戦したが並居る各国のライバルアサルトライフルを相手に接戦の末、勝利して採用された。


現在、H&K社と共に警察やPMCなどを中心に売り込みがなされている。なお、名称は≪HOMURA≫は公募された中から採用された。


なお現在、先進個人装備システムを組み込んだヴァージョンも制作されてる。


採用理由に関しては≪焔≫日本らしく名前という事が公式見解発表だが命名した関係者が某魔法少女に敬意を評したからとまことしやかに噂されている。


なお、映画やアニメなど各種媒体に登場しておりその噂された某魔法少女にも出演の模様。




【スペック*標準基本モデル】

使用弾薬:5.56mm NATO弾(他、7.62x39mm弾、7.62x51mm NATO弾、9mmパラベラム弾、.45ACP弾と各種幅広く使える)

口径5.56mm(標準)

装弾数:30発箱形弾倉(5.56x45mm NATO)100発ドラム形弾倉

作動方式:ガス圧作動方式、ロータリーボルト式

全長840mm(基本型)

重量:3,400g(基本型)

発射速度:750発/分

銃口初速:920m/秒(基本型)

有効射程:300-500m(5.56mm)

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