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豊和 九九式狙撃銃改Ⅱ型~キングオブボルトアクションと称された子孫~

JFK繋がりで狙撃銃にしてみました。

≪キング・アリサカ≫≪スーパー有坂式狙撃銃≫と呼ばれる第二次世界大戦、帝国陸軍が主力小銃であった九九式小銃(九九式短小銃)をベースに開発・採用した九九式狙撃銃を7.62x51mm NATO弾への対応や狙撃用に更に全面再設計されて開発された戦後初の国産狙撃銃。


戦後、戦地で遺棄・武装解除によりGHQに接収された九九式小銃が日本警察に供与・使用されていた。


現実では薬室を削り直して7.62mmx63弾(.30-06スプリングフィールド弾)を使用できるように改造した九九式小銃が使用されて暴発や不発、破損などの不具合や故障が多発した。


が、コチラの世界では改修用のコストと大量に在庫を抱えていた九九式普通実包をそのまま使用された。その後、7.62x51mm NATO弾が使用できる様に改修された。


その後、狙撃銃の必要性が持ち上がり、開発ノウハウのある九九式狙撃銃(より狙撃に向いた長銃身モデル)をベースに狙撃用に全面改修した【九九式狙撃銃改Ⅱ型】が開発された。


性能は前身の九九式狙撃銃とは違い、最初から狙撃の任務想定されて開発されており、バイポッド(ニ脚)とスコープを最初から装備される事を想定されている。


銃身はクロムメッキを施され、木製銃床部分には国産の樫などが使用されおり、一丁一丁、職人によるハンドメイドで制作されている。これにより木と鉄で作られた銃では最高性能と称されることもある。


スコープは日本光学ニコンが担当。暗視スコープ並とはいかないが月明かりが照らされている闇夜なら夜間でも狙撃可能な代物。


性能は現実でも一部評論家から〈キングオブボルトアクション〉評価される九九式小銃初期型と同等以上の性能を誇り、現代のボルトアクションと互角、又は凌駕するほどの命中精度と威力と耐久性を誇っている。


特に狙撃用に新規開発された≪九九式狙撃実包≫を使用すれば1km越える狙撃可能であり、チョットしたアンチマテリアル相当の威力・射程を持っている。


そして猟銃やスポーツライフル用ヴァージョンも多数生産されており、国内はもとより海外にも輸出されている。


海外では日本製品らしく精巧・堅牢に作られている点や口径が22口径~30口径マグナムまで多数使用でき、ユーザーの使用目的に応じて自由な選択が出来る様になっている点などが高い評価を得ている。


しかし、九九式狙撃銃改Ⅱ型は価格が高い点や民間用の輸出モデルが世界のゲリラやパルチザンに使用された事などが問題となった事もある。


現在はレミントンM700(M24 SWS、M40A5)H&K PSG-1、L96A1などの後継の狙撃銃に入れ替わっている。


また民間用には今でも人気で生産されており、国内・海外、世界各国のハンターや愛好家などに多数愛用されている。


そして東宝などの映画会社など筆頭にステージガン(プロップガン)も多く生産され、旧大日本帝国軍が登場する映画には必ず登場する。


現在ではこの技術を応用してエアソフトガン(遊戯銃)も作られている。



【スペック】

口径:7.62mm

銃身長:800mm

ライフリング:4条右回り

使用弾薬:7.62x51mm NATO弾ほか各種

装弾数:5発

作動方式:ボルトアクション式

全長:1,200mm

重量:4,000g

銃口初速:850m/s

最大射程:3,500m


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