1. ビビりでも一気読みしたホラー小説「ぼぎわんが、来る」「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」(kindleアンリミテッド)
ホラー映画も小説も、それほど得意ではありません。
シャンプーするとき目をつぶるのが怖くなるから。
昔、映画の「リング」を見たときはあのシーンでギャッて叫んでトラウマになって、しばらくテレビに布をかけていました。
そんな割とビビりな私が、kindleアンリミテッドだったので勇気を出して読んでみたらめちゃくちゃおもしろかったホラー小説です。
【1】ぼぎわんが、来る(澤村伊智)
~あらすじ(アマゾンから引用)~
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだ空前絶後のノンストップ・ホラー!!
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ぞわぞわっとしますが、怖さよりおもしろさが勝って、ページをめくる手が止まらず一気読みでした。
解決して一応ハッピーエンドっぽいのも素晴らしい。
語り手が変わるたびに、見えていた世界ががらりと変化します。
子育て中の女性のあるあるがリアルに描かれているので、作者さんは女性なのかしらと思って調べたら男性でした。老若男女問わず人の心が分かる作家さんなんですね~。
霊媒師姉妹はかっこよく、「変幻退魔夜行 カルラ舞う!」っぽくて好きです。
諸星大二郎さんのマンガや、今市子さんの「百鬼夜行抄」、那州雪絵さんの「魔法使いの娘」、ヤマシタトモコさんの「さんかく窓の外側は夜」が好きな人には刺さると思います。
全9巻の内8巻までがkindleアンリミテッドに入っています。
私は短編集は飛ばして1、2、4、8の長編を読みました。どれもおもしろかったです。
【2】入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください(寝舟はやせ)
~あらすじ(アマゾンから引用)~
『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー
実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。
雇用の条件は『隣人と必ず仲良くすること』。
他に行き場のないタカヒロはマンションに流れ着くが、待っていたのは明らかに人間ではない『隣人』だった。
「これは友達から聞いた話なんだけどね」
すでに23人が逃げ出したらしい部屋で、タカヒロはベランダ越しに怪談好きの隣人の話を聞くことに。
返答一つ間違えられない緊迫感の中、架空かと思われた怪談の内容は次第にタカヒロを取り巻く現実とリンクしていき――。
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毒母に人生を無茶苦茶にされた薄幸の青年タカヒロが不憫でかわいそかわいい。
隣人の化け物はキモ怖かわいい。
タカヒロと隣人のほのぼのたまにギョッとする日常がとても愛おしいです。
激怖怪異も起こりますが、タカヒロが困ったときヤバい力で助けてくれる隣人が頼もしい。
隣人が語る怪談に恐ろしいものもあって、夜に思い出してひーってなりましたが、なんとか生活できています。
おもしろくてやめられない止まらないで①②巻一気読みしました。
全①②巻がkindleアンリミテッドになってます。
ホラーは得意分野ではないので類似作が思いつかないのですが、強いてあげれば小野不由美さんの「十二国記」シリーズの「東の海神 西の滄海」犬狼真君、「魔性の子」高里の怪異との関わりが似てるかなーと感じました。
恐ろしいものにかわいがられる不憫少年って萌えますよね。
ビビりでも大丈夫そうなホラー小説や映画があったらぜひ教えてください。
2026年8月時点ではkindleアンリミテッドで読めました。




