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百目

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/06/20

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

こういう話が好きです。

「監禁か、監視か、好きな方選びなさい」

私の前でその方はそう言った。


その女に出会うと、霊感の強い者は総じて顔を顰めるであろう。そうしてその圧に容易く平伏すだろう。しかし霊力のある者は平伏さずとも、一つ忠告を残すだろう。

――随分とデカいの背負ってるね。と。

その女は何食わぬ顔で笑いながら、さも平然と脚を組み、目の前のケーキにフォークを突き刺している。そうして口笛を吹くようにこう言った。

「あぁ、気にしなくて良いよ? 序でに言っておくけれど、内緒話は生涯に渡って出来ないクチでね。其処はご了承戴こう」

女を取り巻く無数の目玉。其れが女の周りを見渡す様に、ぎょろり、ぎょろりと動き回る。まるで監視でもする様に、当たりを見張るように、絶え間なく動き回る。

その異様な光景に、前に座る男は例外なく顔をしかめた。

「其れ、は」

「神様の物だよ。だから軽々しく『其れ』なんて言うものではない。かなり穏健な方だが、一つ間違えると容赦なく祟るから」

「何故?」

「何故ってそりゃ、選ばされたからさ」


構ってちゃんではないと思っているが、如何せん死にたがり。産まれてからの希死念慮は数える事を辞め、自殺志願と他殺志願は百を超えた。そうして実際に柵を飛び越えた事が十二回。包丁を取り出したのが九回である。

その度に私は呼び出しを喰らい、延々と神様から説教を受けた。

――命を大切にしなさい。

――君だけの命ではない。

――此方がどれ程心配して、邪魔をしたと思っているんだ。

長々と続く説教を聞き流しては自殺に及ぼうとした。其れはある意味一種の衝動であり、私には抑える事が到底出来ないものであるあった。

そして遂に堪忍袋の緒が切れた何かは、ただ二つの回答を用意した。

「監禁か、監視か、好きな方選びなさい」

癇癪を起こしている訳ではない。口調は荒だってはいなかった。しかし既に限界を超えた者の地響きの様な唸り声は、私の意思決定を求めてはいなかった。

「あぁ聞こえていなかった? 今ここで君の魂を切り離して、私の領域に引きずり込むか、生涯何処にいても何をしていても、全部私の目に入る様にするか、好きな方選べと言ってるんだけど」

「じゃあ、監視で。そうした方がきっと、貴方も沢山の景色を見れるでしょう」

どうでも良かった。私の命なんて。けれども今、こうして意味が与えられた。私が行く先々で、貴方の目があるなら、きっと同じ景色が目に入るだろう。そうして死ぬ時はきっと一人じゃない。

「優しいですよね。他の方なら、私が最初に希死念慮浮かんだ時点で監禁してます。選ばせる様なことも致しません。だからこれは、私からの礼儀という物です」

「……もう良いよ……。死ぬ度に目玉増やすから。もう帰って良い」

物凄く失礼な言い方ですが、

祝福と呪いは紙一重だし、

愛はしこたま歪んで呪いになるし、

歪んだ結果、監禁しようが、遠くへ行こうが、距離なんか無視して、あってないようなものだし、

だから、ずぅっといっしょ!!


※元ネタ4つあるよ〜。探してみてね〜。


神様ってそういうもんじゃない?

話通じる神様の方が一握りだと思ってるので。

※話聞いてくれるだけで、泣いて喜べ。レベルだと思ってる人。

※生まれが違うから価値観とかそういうのも多分大きく違いそう。

※人間基準に置き換えて、『まぁ君が言うなら、そうしてあげるか』ってだけ全然話通じる神様だから。

※普通、神様って人の話聞かないから。聞く必要もないし。


読者の皆様

じゃあ普通の神様ってどんなの? 作者的に。


ワテ

君、気に入ったからさぁ、とりあえず傍に置くね。

え? 嫌? なんで? 君の話聞いてないけど?

じゃあ運命捻じ曲げて置くから、挨拶来てね。

飽きたら適当に捨てるから。

気がついたらまた声掛けるよ。

ぐらいのノリはしてくる。


まぁこんな認識なので、

神様の寵愛を受けるって言われたら、監禁か監視かの何方かな気がする。

人間的に言うと、『自分の部屋に閉じ込める』か『GPS体に100個付ける』みたいな。


まぁこの子は後者を選んだんですけど。

理由は結構単純。

別に生きたくない。希死念慮も自殺志願も止まらない。

何の役にも立たない。だから私を捨てれば良いのに。


という状態から、『監禁して、監視付けるだけで思ってくれた者に、良い景色を見せてあげたい』というだけのこと。

今まであんまり気づかなかったのかも。

こんなぶっ飛んだ思考回路してるし。

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