表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幸せ

作者: 秋葉竹
掲載日:2025/11/05


 


すぐに泣く


心が弱いからじゃない

それは

繊細なんて言葉でも云いあらわせない


ただ極寒の中でもひとを暖かくできる

やさしい心のせいだと想う



白い笑顔を

一度だけ

みたことがある


そのひとが亡くなるすこしまえの一瞬

なんていうか

もういいんだとおもわせてくれる

すき透りきらないそれでも生きている

もういなくなるのに

それでもあたらしく生きようとする

あたらしく生きるひとのやさしさを感じる

大輪の

真っ白な笑顔



君は

すぐに

泣く


あのひとのやさしさを

すっかり受け継いだ真っ白な心を持っている

君は


すぐに

泣く


僕はそれをいだくように

み守ってあげたい

僕はそれをかかえあげるように

愛おしく想う


そしてゆっくりとお互いの額をあわせて

君の涙をまつげがふれあうような距離でみる


それは嘘だと想うかもしれないが

澄んだ

水色の香りがした


鼻と鼻がこそばゆいくらいにかるく触れ合い

それが愛だと想った



すぐに泣く


瞳が痛いからじゃない

それは

深淵みたいな病んだ心でも云いあらわせない


ただ真っ白な微笑みでひとを幸せにできる

まっすぐな心のせいだと想う







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ