察して欲しい。が嫌いなの
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
なんでも許せる方向け。
でも私からは一言。
お年寄りしかり、妊婦しかり、苦しいなら一声掛けることが大事だと思うんですよ。
察して欲しい。だけではなくて。
得のない行為は人間したがりません。
自分自身で良い人だと思った事がない。本質的に優しい訳ではない。必ず裏で損得勘定があり、その上で行動している。だから利益のない優しさはない。
よくSNSで話題になる話。優先席の話。『お年寄りには席を譲れ』、『妊婦には席を譲れ』そう言った言葉があふれ帰っているから、私はそもそも優先席には近付かない。下手な注意や、炎上、やっかみを付けられる事は御免こうむりたいから。
でも何時も思う事は、決まっている。『声を掛けて欲しい』である。立っているのが辛いなら、苦しいなら、『座らせて欲しい』の一言が欲しい。そうでもしないと、分からない人間が此処に居る。
何? 私が優しいって? 其れは表面的なものだよ。溺れてる人を見掛けて心配はしても、海や川に飛び込む事はしない。イジメを見ても其れを止める為に身を張らない。……席に座っても、お年寄りや妊婦に席を譲らない。
でもね、何時も思うんだ。人は『助けて』って言わないと、助けてくれないよ。『して欲しいこと』を口に出さないと、誰も動いてはくれないんだよ。『察して欲しい』なんて言葉、誰にも届かないよ。
だから何時も思うんだよね。立っているのが辛いなら、苦しいなら、『座らせて欲しい』の一言を言って欲しいって。SNSで愚痴るのも構わないけど、現状を変えたいなら、今ある現実に向けて、声を掛けなきゃ駄目じゃんか。せっかく口があるなら、思いを伝えられるならそうしないと。
私はね、体験した事のない痛みには、滅茶苦茶鈍感だよ。だからお年寄りの膝の痛みとか、妊婦のしんどさとか、『どの程度の痛みなのか』、『どれ程苦しいのか』全く分からない。でも其れはきっと私だけじゃない。
優しさだけを持って行動してる人だけじゃない。私のように、損得勘定で動く人だって大勢いる。
これを伝えても、世間一般では『去って欲しい』、『無言を貫いても構わない』、『誰かに無条件に優しくしろ』って言うの? あれ程『察して欲しい』という言葉に反感が飛び交ったのに?
言い方が悪いので、何でも許せる方向け。
『ヘルプマーク』と一言で言っても、背負ってるものは様々だよね。
優先席にはトラウマがあります。
幼い頃座っていて、バスの運転手さんから、
『そこは君の為の席じゃない』
と言われて以降、座らなくなりました。
幼い頃の鬱憤を今、晴らす。
それは置いといて。
ただそれ以外でも思うこと。
お年寄り、妊婦さんに限らず、『苦しい』と思ったなら、『座らせて欲しい』と思ったのなら、『座らせてください』の一言がないと、大多数の人間は動きません。
『お年寄りだから、妊婦だから、座らせて貰って当然』『黙って席を譲れ』とは思わない方が良い。
人ってね、体験したことない痛みには非常に鈍感なんです。
どれだけ貴方が大変か分からないから、自分の得を優先してしまう。
言い方は最悪ですが『大したことないんでしょ?』と思ってる方は大勢いらっしゃる。
そんな人々(私も含む)を動かすには、言葉しかないんです。『察して欲しい』では動かないんです。
だって根本的に痛みが分からないから。自分が大変だから優しくしようという気持ちが起きないから。
ちなみに、声を掛けるのを嫌がる理由でも。
コミュ障以外にもあるんですよ。
これは又聞きした話なのですが
妊婦さんかと思って席を譲ったら、体格がよく、ふくよかな方で、気まずい空気になった。
『あ、妊婦じゃないで大丈夫です。そのままお座り戴いて……』みたいな空気らしいです。
お年寄りに席を譲ろうとしたら、『私はそこまで老いてない』と叫ばれる。
だから『相手が何を求めているか』分からないから、言葉に出そう? 喋れるなら。私もコミュ障だけど。