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春風のサーガ【第一部】  作者: 蒼井七海
第四章 決意と想いのフリクション
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54 守るための戦い

 宿から飛び出したヒワたちが見た光景は、ロレンスが目撃したそれと大差ない。

 空から次々と魔物が降ってくる。そのたびに轟音がとどろき、煙が上がった。さらに、上空では色とりどりの光をまとった鳥が巨大なくちばしを開く。

「『フィエルタ・アーハ』!」

 カトリーヌが遠くに杖を向けると、通りの一角が、光り輝く砦に覆われる。鉄壁の防御結界は、鳥による白い吐息ブレスを防ぎ切った。ついでに、便乗して突撃してきた他の鳥型魔物も跳ね飛ばす。それを見て、ヒワも杖を()()()()、振った。

「『石の疾風はやてよ、吹き抜けろ』!」

 詠唱が終わると同時、町を駆けた風が周囲に散っていた瓦礫の粉をさらう。それは針のように尖り、通りに降りてきた魔物たちをまとめて叩いた。彼らが悲鳴を上げると、エルメルアリアが飛び出して、市街に結界らしきものを張る。それから鋭く手を叩くと、悶えている魔物たちの上に光弾が降り注いだ。

「ヒワ。それ、素敵ね」

 町の様子を見ていたカトリーヌが、ヒワを一瞥する。何に対する言葉なのかを察したヒワは、腰に提げているものに触れた。簡素な革帯と、剣の鞘にも似た細長い袋。杖を収納するためのものだ。

「エラが用意してくれたんだ」

「へええ。最初の杖もエラちゃんが作ったものだったのよね。器用なのねえ」

 感心したようにうなずいたカトリーヌは、直後に再び杖を振る。また遠くに結界が張られた。

「まあ、その話はあとでたっぷり伺うとして……なんなのかしらね、この魔物たちは」

「部屋からは〈穴〉っぽいものが見えたけど……」

「間違いねえな。空にがっつり〈穴〉が開いてやがる」

 苦々しげな言葉とともに、小さな少年が舞い戻ってくる。ヒワが名を呼ぶと、彼は彼女の肩の真上で滞空した。

「しかも、多分ひとつじゃねえ。すでに王都全体に魔物が散らばってやがる」

「やだ、大変じゃない」

 カトリーヌが眉を跳ね上げる。みずみずしい輝きを湛えた瞳が、わずかにのぞく()()()()()()を映し出した。

「王都の結界がほころんでる。ほかの世界の魔物ってそんなものまで壊しちゃうのね」

「いや、魔物どもじゃなくて、〈穴〉から漏れ出した魔力のせいだろ。〈穴〉が開いたのは結界の内側だ」

「なるほど。これじゃ内界(ないかい)の元気な魔物も入り放題ね」

 先輩と精霊人(スピリヤ)の応酬は軽快だ。ただし、内容は深刻である。ヒワは思わず杖を握りしめた。

「ロレンスたちは気づいてるかな」

「さすがに気づいてるだろ。支部の連中だって、指くわえて見てるわけもねえ」

 エルメルアリアは宙を蹴る。舞い踊るように旋回し、少女たちの前に出た。

「なんにせよ、オレたちの仕事は変わらない。魔物の送還と〈閉穴〉――やるぜ」

 にやりと笑ったエルメルアリアを見て、ヒワとカトリーヌは拳を握る。「おおっ!」と応じるやいなや、駆け出した。

 町ではすでに魔物と精霊指揮士(コンダクター)の攻防が始まっているようである。そこかしこで光が弾け、あるいは熱風や石などが飛び交っていた。

「『ラズィ・シルール』!」

「『光華(こうか)の砦、ここに建て』!」

 カトリーヌもまた、器用に火花を操って数体の魔物を昏倒させる。ヒワはひとまず、飛びかかってくる魔物たちを防御結界で弾き返すこことにした。不安定な術で市街地を無駄に破壊しないためである。

 その間からエルメルアリアが飛び出した。襲い来る怪鳥を吹き飛ばしながら、上へ上へと駆ける。その目が見つめるのは、遥か高みにある裂け目。しかし、そこへ到達する前に、ひときわ大きな鳥型の魔物が立ちふさがり、耳障りな声を上げる。魔力をまとった鳥の突撃をエルメルアリアは危なげなくかわし、逆に暴風で撃ち落としてやった。その代わり、〈穴〉との距離は開いてしまう。

「制限付きで一人で突破は厳しいか、こりゃ」

「かといって、お空に戦力集中したら、後ろから噛みつかれそうよね」

「結界で守りながら……いやだめか、この魔物の数だと、いつまで維持できるかわかんない」

 言葉を交わしながら、三人は次々と魔物を無力化していく。ただ、数が多すぎて、送還している暇がない。誰もが歯がゆい思いをしていたとき、突然空が輝いた。

 何事かとヒワは顔を上げ、そして言葉を失った。〈穴〉より少し低いところを、鳥の形をした光が飛んでいる。ロレンスの伝霊よりも大きく、より精巧に鳥をかたどっていた。その光が空を横切るたびに、声が響き渡る。

『王都全域の精霊指揮士の皆様へ。魔物の大量発生を確認しております。市民の皆様の避難誘導と、魔物への対処をお願いいたします。指定避難所は、精霊指揮士協会アルクス王国支部、王宮前広場、警察本部前です。なお、安全のため、以下のことを守ってください。必ず二人一組で行動してください。上空の裂け目に指揮術を当てないようにしてください。繰り返します――』

 それから、何度も同じことを言って回った。しかも、その声はひとつではない。ヒワたちのそばでは女性の声が響いているが、耳を澄ますと男性の声も聞こえる。

「協会支部が動き出したわね」

 カトリーヌが安堵した様子で呟く。エルメルアリアも、「やっとか」と腕を組んだ。

 それまで激しく響いていた戦闘の音が、途切れがちになる。精霊指揮士たちが指示に従って動き出したのだろう。

「『ミーレル・バンデ』!」

 にじり寄ってきた豹のような魔物を光弾で仕留めたカトリーヌが、一度杖を引っ込めた。

「よし! それじゃあ私は、市民の皆様の避難を手伝おうかしらね。――ヒワとエラちゃんで、すでに二人一組だし」

 笑顔でそんなことを言ったカトリーヌを、ヒワはまじまじと見つめる。

「それだと、カトリーヌが一人になっちゃうんじゃ」

「大丈夫。だって、ほら――『フラーネ・ファラック』!」

 杖が拍子を刻み、花の貴石が陽光を弾く。その先から放出された炎の帯が、何かに襲いかかろうとしていた魔物を包んだ。ヤマネコに似たその魔物は、太い尾で炎を振り払い、逃げようとする。エルメルアリアが飛ばした魔力の糸が、その後ろ足を縛った。

 石畳に叩きつけられた魔物。そのむこうには、杖を構えて呆然としている青年がいた。

「はぁい、そこのあなた! よければ一緒に行きましょ」

 カトリーヌは、孤立していたらしいその青年に向かって駆けだす。持ち前の勢いの良さで彼を丸め込むと、ヒワたちを振り返った。

「それじゃあね! 〈閉穴〉と魔物の送還はあなたたちに任せたわ」

 明るく告げると、青年を引っ張って去っていく。唖然として彼女を見送ったヒワたちは、苦笑して互いを見た。

「やってることが逆ナンだよ、カティ……」

「嵐みてーな奴だな」

 自分を棚に上げて、肩をすくめるエルメルアリア。曖昧に笑ってそれに応えたヒワは、迫りくる魔物たちに杖を向ける。

「二人っきりで魔物と向き合うの、なんか久しぶりだね」

 ふと思いついて、呟く。両手を軽く振って精霊を呼び集めたエルメルアリアがほほ笑んだ。

「そうだな。モルテ・テステ渓谷を思い出す」

憑依精霊(ひょういせいれい)さん、元気かな」

「地元の魔物に襲われてないといいな」

 独特の話し方をするアルマジロを思い出して、つかの間和む。

 あのときとよく似た状況。しかし、変わったこともある。

 人間の姿を見つけたのか、白い野犬のような魔物が市街地へと駆けていく。ヒワは、フウレイハシバミの杖の感触を確かめて、息を吸った。

「『光華の砦、ここに建て』!」

 野犬の周囲を光り輝く壁が囲む。それにぶつかった魔物は、もんどりうって倒れた。すぐさまエルメルアリアが上へ行き、瓦礫を操って魔物を拘束する。そして、三度手を叩いた。

「〈銀星の塔〉の名の下に、権限を行使する。門よ開け、魔の者どもを彼方あなたへ還したまえ」

 広い通りに白い門が現れて、その内側に弱った魔物たちをのみこんでいく。元気と魔力が有り余っている魔物たちは、それに対して威嚇行動を取ったが、門には何の影響もない。

 役目を果たし、音もなく消えゆく門を見ていたヒワは、視線をそのまま相棒に向けた。

「エラ。町の人たちの避難が終わるまでは、魔物の送還を頑張る感じでいいかな?」

「いいぜ。どのみち、ちっとは数を減らさねえと〈穴〉に近づけないからな」

 声を張った応酬ののち、エルメルアリアは軽やかにヒワの元へと舞い戻る。感謝の言葉を投げかけたヒワは、始まりの日を思い出しながら石畳を蹴った。


 獣の声に金属音を混ぜたような音。爆音に、怒声。そして、風の逆巻く音。非日常的な音の数々が、王都の天地を荒々しく彩っている。人々にまぎれて暮らしていた精霊指揮士たちは、混乱の中でどうにか相方を見つけ、魔物への対処に奔走していた。

 彼らの間を縫って、ヒワとエルメルアリアは駆ける。町を荒らそうとする魔物を見つけては追い払い、折り重なって倒れる魔物を見つけては人目を忍んで送還する。そんなことを繰り返しているうち、ひと気のない路地に入った。奇妙に静まり返った道には、しかし確かに魔物の通った痕跡がある。家の壁に穴が開けられ、窓を覆っていた板戸の一部が壊されて、破片が道に散らばっていた。

「ひどい……」

「人がいなさそうなのが、不幸中の幸いか」

 ヒワたちは、時折屋内をのぞきこみながら進んだ。見た限り人影はなく、血の臭いなどもしない。ここにいた全員が無事に非難できているよう、祈るしかなかった。

 植木鉢やガラス片などが散乱している様は、ヒワに否応なくあの日を思い出させる。青ざめた彼女を気遣ってか、エルメルアリアはすぐ隣を飛んで、離れなかった。

 特に荒されていた区域を抜ける。ヒワが倒れた看板をまたいだとき、行く手から悲鳴が聞こえた。息をのんだヒワは、すぐさま駆け出す。エルメルアリアも、彼女の前へ出た。

 行き着いたのは青果店だった。ここも魔物に荒されたのか、籠や商品が道端にまで散らばっている。そして、店のすぐ前に魔物がいた。やはり野犬を思わせる見た目だが、稲妻に似た七色の光が全身を覆っている。不自然に大きく、白眼に当たる部分が真っ赤な目は、店内に向いていた。

「ひっ――く、くるな、化物」

 店の奥から男性の声がする。ヒワはとっさに杖を構えたが、詠唱は思いとどまった。うかつに指揮術を放って人を巻き込んでは目も当てられない。

 周囲に視線を走らせる。爽やかな香りが漂うのに気づいて、足もとを見た。レモンがいくらか転がっている。傷だらけだが、厚い皮に守られたのか、潰れたり中身が出たりはしていない。ヒワはとっさにそのうちの一個を拾うと、力いっぱい魔物に投げつけた。

 いびつな弧を描いて飛んだレモンは、魔物の背中に直撃する。魔物は不快な鳴き声を上げて飛びのいた。

「エラ!」

「おう」

 ヒワが名を呼ぶと同時、エルメルアリアは右手を振り上げる。輝きをまとった風が、そこらじゅうに散らばった石の粉や木の破片を舞い上げた。それらは槍のように細い竜巻と化して魔物を貫く。魔物は突き当たりまで吹き飛ばされ、むき出しの水道管にぶつかった。

「逃がすなよ、精霊ども」

 エルメルアリアが叫ぶと同時、魔物を淡い光が覆う。精霊たちのさざめきは、人間にはかすかな震動として伝わった。それを感じ取るなり、ヒワは青果店に駆け込む。陳列棚のすぐそばで座り込んでいる男性を見つけた。

「あの。ご無事ですか」

 ヒワがそっと声をかけると、男性はしきりにまばたきした。

「娘さん――精霊指揮士、か?」

「はい」

 こわばった顔はヒワの手もとに向いている。ヒワは肯って、杖をよく見えるように掲げた。ややあって、男性は顔を覆った。

「あ――ああ……助かった……」

 うずくまり、か細い声を上げる男性。その姿に戸惑いつつも、ヒワは彼の前にかがみこんだ。後ろからエルメルアリアがやってきて、下半身を隠すようにヒワの肩に寄りかかる。

 男性はしばらくそうしていたが、やがて緩慢な動作で体を起こした。顔色は悪いものの、先ほどまでより落ち着いている。

「はは……すまんな娘さん。情けないところを見せちまった」

「いえ」

 ヒワは短く答えて笑顔をつくる。ここで気の利いた言葉のひとつでもかけられればよかったが、身心が張り詰めているからか、何も思い浮かばない。しかたなく、言うべきことだけを言った。

「また魔物が来るかもしれません。避難してください。ここからだと……ええと、どこが近いんだろう?」

 後半はささやきである。目を泳がせたヒワの方へ、エルメルアリアが顔を突き出した。赤紫色に変じた瞳をくりくりさせている。

「警察本部じゃねえか? つっても、結構距離あるけど」

 小さな少年を見て、男性が目をみはった。ヒワはそれに気づかず、顔をしかめる。現在地と目的地の位置関係がまったくわからない。

 驚きをのみこんだ男性が、低くうなる。

「警察本部か……距離的には行けるが、この足ではちと厳しいな」

「もしかして、どこか怪我を?」

「ああ」とうなずいた男性は、顔を曇らせたヒワに向かって手を振る。

「いや、さっきのわんこにやられたんじゃなくてな。逃げようとして、ちと足をひねっちまったんだ」

「あ、なるほど……」

 見たところ、男性に目立った外傷はない。肝心の足もズボンに覆われているので、外からでは気づけなかったのだ。

 それにしても、自力で歩けないのは問題だ。ヒワでは男性を抱えていくことはできない。どうしたものか、と悩んでいた彼女に、エルメルアリアが声をかけた。

「痛みを和らげるくらいならできるぜ」

「え、ほんと?」

 ヒワは驚いて相棒を振り返る。自信満々に答えた彼は、人間たちの間に飛び出した。それを見た男性は、口をあんぐりと開ける。

「こ、子供が飛んで――」

「ひねったのはどっちだ?」

「え、あ……み、右足……」

 男性の様子を気にもせず、エルメルアリアはズボンをまくって右足首を見る。それから軽く手を振った。

「精霊ども、手伝え」

 ささやくと同時、彼を淡い光が覆う。エルメルアリアは患部を包み込むように両手をかざし、しばらくじっとしていた。少しして、何か変化があったのか、男性がこわごわとそれを見つめる。エルメルアリアは動かなかった。最後に小さく何かを唱えると、足首から手を離す。

「さて。どうだ?」

「お――おお、痛くねえ」

 男性は、感激した様子で足をさする。両目に浮かぶ怯えの色は、崇敬(すうけい)の輝きに変わっていた。

「すげえな、坊主も精霊指揮士だったのか。いや、むしろおとぎ話の精霊使いみたいだ」

「ふふん。崇め奉ってくれてもいいぜ」

 ふんぞり返ったエルメルアリアはしかし、すぐに冷静な表情であたりを見回す。

「あとは――包帯か何かがあるといいんだけど」

「救急箱の中にあったはずだが……ああ、しまった、奥だな」

 店内を振り返って男性が顔をしかめる。ヒワはすぐさま立ち上がった。

「あの、よければ取ってきますよ」

「頼んでいいかい、娘さん。ええと、置き場所は――」

 男性から救急箱の場所を聞いたヒワは、店の奥へと分け入ってそれを探し出す。ヒワでも手の届く、低い棚に置かれていたのは幸いだった。

 救急箱を抱えて戻り、エルメルアリアに手渡す。精霊人は包帯を取り出すと、慣れた手つきで男性の右足首に巻いた。さらに、その上から何か指揮術をかけたようである。

「これでよし。応急処置だから、無理すんなよ」

「ああ。何から何まですまんな、二人とも」

 笑った男性は、ゆっくりと立ち上がった。

 そのとき、耳障りな鳴き声が流れてくる。三人ともが、自然と表情を引き締めた。周囲の魔力を探り、獰猛な魔物がうろついていることを察したヒワは、男性に向き直る。

「避難場所まで一緒に行きましょう。多分、道中にも魔物がいるので」

「重ね重ねすまねえな。頼むよ」

 三人は連れだって青果店を出る。ふと思い立って、ヒワは男性を振り仰いだ。

「ところで、ここにある野菜や果物って、この店のですよね」

「ああ。でも、これはもう売り物にならんよ」

 男性は道に散らばった商品を見て口惜しそうに呟く。ヒワは少し考えてから、レモンを拾い集めた。

「何してんだ?」

「これ、持っていきましょう。柑橘(かんきつ)は魔除けになるので」

「魔除け? 魔物に効くのか?」

「はい。投げつけたり、果汁を浴びせたりしたら、少しの間ひるんでくれます」

 ヒワはレモンを両手に持って不敵にほほ笑む。それを見た男性も、釣られたように笑った。

「そりゃいい。かき集めるか!」

 ひととき笑い合った三人は、目につく柑橘を拾い集め、男性が普段買い物に使っているという籠に詰める。そして、警察本部を目指して歩き出した。

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