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猫写真だけ  作者: 有沢真尋@12.8「僕にとって唯一の令嬢」アンソロ
【2024年】

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63/83

インコだ!!

◆2024年6月25日

挿絵(By みてみん)

「!!!!!」


挿絵(By みてみん)

「憧れの美人生徒会長にお喋りインコが勝手に告白したけど、会長の気持ちもインコが暴露しやがった 」

(オーバーラップ文庫)

間咲正樹先生・しいたけ先生


挿絵(By みてみん)

「そのキイロイトリは食べられるかにゃ?」


あー……あのトリはですね……




間咲正樹さんの本が発売されまして!!購入報告です!!

あらためましておめでとうございます!!



挿絵(By みてみん)


購入報告&雑談回でしたねこの活動報告。

インコ面白かったです!!



ここ数回、猫写真だけにそぐわない怖い話を書いていたので、そっと消しておきました。

読んだ皆さん胸に刻んでおいてください。

たとえば、わたしは編集者が作家のSNSアカウントをチェックしている云々は多少の幻想もまじっていると思いますが(「自分は見られている(=常に気にかけられている)」と思いたい作家も中に混じって発言してると思う)、私と同じ方法で作家のサブ垢ウォッチしている編集者さんにも出会ったことがあるので、気になるひとはたぶん見てるよって。



どんな垂れ流し発言であれ、大なり小なり「見られる緊張感」がありながら皆さん発言しているということで……。



私の場合、WEB投稿サイトのランキングや数字換算にお気持ちアタックしているひととは、触れ合わないほうがいいかなと思ってだいたいいつも遠巻きに見ています。


「ランキングに入るひとは、小説書く努力にプラスしてランキングに入る努力もしているんです」以上、という感じ。

ただ小説書くだけでは入らないと気づいているから、タイトルやタグを研究する、自分のファンを増やす、宣伝方法について考える、そうやって「隠れた名作にならない努力」をしているんですよ~……と。


それに対して、企業がいわゆる数字を獲得した上澄みみたいな部分だけチェックして、拾い上げていくのもある意味当然と私は考えています。根本的に「もともと数字を持っている作品の方が、売り出したときに売れて、続刊等の意味でも作者生存率の意味でも可能性がある」わけじゃないですか。


であれば「小説書くだけ」にプラスして「数字獲得を意識している」作者のほうがビジネスパートナー的にやりやすいと思いませんか。

私は「売れなかったけど良い本でしたよ」と言われるより、「売れてみんな幸せ」のほうが未来につながると思うので、その方が良いなって思っています。

このへん繊細な話なのでひとそれぞれだと思いますし、私は尖っているほうなのかもしれませんが。



自分の努力は純粋な努力、他人の努力は邪な努力?

企業に対して「隠れた名作にも気づいてほしい」とお気持ちアタックする根底にある「自分の価値観の押し付け」に気づかない限り、あなたの小説は「とにかく俺の話を聞け」だから、シンクロする一部の読者にしか受けなくて浮上してこないのでは……?

と、思ったりもする。



私が知るもっとも美しい話のひとつに(もっともなわりにいくつもある)

私の兄の算数の話がありまして。(前にも書いたかも)


要領よくない子どもだったので、小学一年生の最初のテストは0点だったと。さんすうが何かわからなくて、テストの意味がわからなかったみたい、と。

要領を得るまで自分なりに試行錯誤して努力して、最終的に高校卒業字のセンター試験では100点。

「100点より上はいないから、全国一位」と言っていたのがとても印象に残っています。


0点のこどもが、自分の要領の悪さに気づいて努力の方向性を考えれば全国一位になれるわけですよ。

(通学が精一杯のド田舎だったので、予備校や塾には通ってません)


「できない」「できない自分でも認めてほしい」と言う前に、やることあるんじゃないかな……!

「できないのではなく、やり方がわかっていないだけではないか」「工夫すれば道が拓けるのではないか」そう信じて、目の前の問題をじっと見つめること。

数字の話が出てくると、いつも私はこの話を思い出すのです……!




全然余談なんですけど、私の以前の職場にとても美しいひとがいました。

肌の質感がもう人間とは思えない美しさで、他のひとが「何すればそうなるんですか?」と聞いていたときに「何もしてないよー! よく寝るだけー!」と言っていて、私はそういうものかと思ったのです。



後日「何もしてないわけないじゃん!!めちゃくちゃいろいろしてるわ!!なんであんなの信じるんだよ!!ひとの何十倍も努力も研究もしてお金もかけてるわ!!」って言ってました。



天然で「よくわからないけどランキング入っちゃって」と言っているひとがいても真に受けるなですよ!

瞬発力だけではなく、ある程度の期間活動して小説を書き続けている、しかも読者に受けているひとは「小説書くだけ」以外の「埋もれない工夫」という努力をしているはず。(ここで「私は本当にしていないんだけどね!」と話かぶせてくるひとがいたら、はいはいと聞いておきましょう。それ言う意味何?って感じ。努力していないという話は、他のひとにとって再現性がないから、「すごいね」以外に話が続かないですな……)


隠れた名作になっている自分の作品にも光が当たってほしい! とSNSで言うたびにどうひとに受け止められるか、もう少し考えたほうがと思ったりなんだりしたという話でした。

隠れない工夫をすればいいと思う!

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― 新着の感想 ―
真剣な眼をしたにゃあさんも可愛い。 凄い人は隠れた努力を大したことないと思い込んでいるのかも。
その節はお買い上げありがとうございました♪ 隠れない工夫、大事ですよね( ˘ω˘ )
感想一覧
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