にゃんにゃんてらぴぃ
◆2024年5月13日
「にゃあさんの北海道土産は?」
これ。ラベニャン。
「……?」
ニャンニャンテラピーだよ。
あっ、あっ、
あー!!
「離婚するつもりだった」連載真っ最中に北海道行ってきた件ですね!
当時、父親の癌で結構な話が飛び交っていたんですけど、順調に回復しています!
まあその「甘い見通し」を話してもどうにもならんですからね、一番深刻な話から始まるといいますか。
ところで9月現在の活動報告で「離婚するつもりだった」の続刊見通しに関して「文字つきレビューは荷が重くても★★★★★だけレビューができるストアやサイトをご利用の方はぜひそのひと手間を頂けたら大変ありがたいです」と書いたときの文なのですが。
>これは最近の話ではないのですが(そして私の作品でもない)、とある作品でレビューで絶賛している方が「シリーズ化して欲しいな!!★★★☆☆」って★つけててたぶんそれはシリーズ化しないだろうなって思ってしまいました(してなかった)……。
>この世界はおそらくすごく厳しいので「まあまあ良かったよ」の気持ちがいくら集まっても状況はさほど好転せず、事態を動かすのは「続きも読みます★★★★★」しかないと私は思うのです。
>なので「続きも読みたいです!」の気持ちの方はぜひそこの★は出し惜しみせず!これは私の作品に限らず、世の中の他の作品に関してもですが……!
これ読み専さんの中には「??」とよくわからない方もいるかもしれないな、と思います。
以前そういうエッセイを読んだことがありまして。「読み専でさほど表立って活動しているわけでもないのに作者からブロックされていることがある。なぜ?」という内容だったんですけど、私は作者側として「それはですね……」と思うところがありました。
◆ここからはなろうの話です◆
たとえどれだけ感想で作者に褒め言葉や思いを伝え、自分なりに応援しているつもりであっても「★★★☆☆」は「★★★★★」には及ばないのです。
事実として、数字がなければランキングに上がらず、検索にも引っかからず、企業の目にとまる機会が少なくなります。作者が商業化を切望している場合、「熱烈な感想+★★★☆☆」は「★★★★★」に応援として及ばない、という意味です。
特にその感想の書き手が他の作品には「★★★★☆」や「★★★★★」をつけている場合、言葉でどれだけ褒め称えても「自分の中では(他のすごく素敵な作品に比べて)まあまあでしたよ」と言っているのと変わらないわけです。
少なくとも、感想を受け取ったあと作者が評価欄をチェックしたときにその光景(他の作品には★★★★★をつけているけど、自分の作品には★★★☆☆だった)を見た場合、心からの応援をしてもらったとは感じないと思います。
言ってること(感想)とやってること(評価)違うじゃん!!というモヤつきですね。
これの応用技?として「作者が評価欄をチェックするのを見越して」「強烈な嫌がらせ感想を書き残しつつ」「ブクマ+★★★★★」をする、という読者もいるそうです。作者的にめちゃくちゃいやなんだけど、ファンだと思うとブロックしづらいっていう。ブロックしづらい心理を利用してどんどん感想で追い詰めるわけです。
私はこのへんの話が超めんどくさいなって思ったので、感想や活動報告にコメントくれたひとのことは絶対クリックしなくなりました。マイページ確認しません!!
「良い感想なのに評価してくれない」
「やばい感想なのに評価してる」
どっちもめんどくさいから絶対みない!!!!!!
「発言ひっかかるひとだけど、いつも◯◯してくれるから邪険にできない云々」とか全然考えない!!
私の場合、尊敬するお姉様の教えに忠実に生きてます(*´∀`*)
私がランカーのお姉様の言われたことは
「気にするべきは★★★★★じゃない。
もう一度読み返したいと思ったひとの数=ブクマ
次の作品も読みたいと思ったひとの獲得=逆お気に入りさまの増加
そこの読者さんをよく見て」です。
世の中でよく見かける「逆お気に入りさん増えると初動が良いからランキング入りやすいらしい」を最適に言語化すると、上記のような内容になると思います。わかりやすすぎる。
◆なろう以外で◆
じゃあ商業の世界では?というと、基本的に考え方そんなに変わらないと思うんですよ。
「すごく好き!シリーズ化希望!★★★☆☆」
それで企業が動くわけあるかーーーーーーー
という理屈、おわかりいただけましたでしょうか。
「熱烈な感想+★★★☆☆」は「★★★★★」に及ばない。
感想を言う事じたいは否定していません。そんなことは誰にもできない。
ただ、作者買いをしている作者に対して、何かあったときに黙っていられないファンというのは世の中にいると思うんですが、
「次回作に期待しています★★★☆☆」
これを見た他の読者さんが「あ、買うのやめておこう」と思った場合、作者は次回作を出す機会を失うことはあると思います。
書いたファンは気づいていないと思うのですよ、「自分は購入して買い支えているし、次回作も出たら買うつもりでいる」から。
しかし単純にこれ、「後方保護者面で腕組み」どころか「後方で黙ってられなくなって、背中から刺した」構図なんですよね。
それをした場合、たとえ殺す気がなかったとしても当たりどころが悪ければ作者は倒れます、という話。
以上、作者としては商業化作品に関して、ある程度何がきても仕方ないと諦めている部分はあるんですが、もし無自覚で「え、それで作者は落ち込むの?下手したら作家生命絶たれるの?」と気づいていない読者さんがいたらと思って書いてみました。少しだけ心にとめておいていただけますと幸いです。
おそらく「ただの読み専なのになぜかたびたび作者にブロックされる」と言っている読者さんの一部は、気づいていないおそれがあるなって……




