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猫写真だけ  作者: 有沢真尋
【2024年】
30/78

まっくろいの

◆2024年1月5日


挿絵(By みてみん)

こ、ここはまさか……!?


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

ねこもいるよ!!



挿絵(By みてみん)

こちらは17年間「こども」という恐ろしい生き物を見たこと無く生きてきた実家の黒猫が「こども」(私が連れていった子ら)に囲まれて心を閉ざしている光景。強く生きるのだ……



※若干猫以外の写真も混ざってますが、函館(実家)帰省スペシャルです。

くろいの。


実家にはエピソード10「更新にゃ」で少しふれたペルシャチンチラゴールデンのキキさんという猫さんがいまして、気位の高さ超一流で自分を猫とは思っていないお嬢様だったので、他の猫を一緒に飼うなんてとんでもないという空気がありました。


そうこうしているうちに子どもたち(私と兄)は家を出まして、両親も年齢を重ね、新たに仔猫を飼っても最後までみられないかもしれないから……といって猫さんを飼う空気ではなかったんですが。


「いま保健所で処分待ちの仔猫さんたちがいるんだけど、一匹だけでも」と知り合いから声をかけられた父、「(生きるか死ぬかの場面で)見て選ぶなんてとてもできないから、尻尾の長い子ください」と言って目を瞑って受け取って一切見ないで連れ帰ってきたとのことです。

こうしてうちにはまっくろいの「ジジさん」が来たのでした。


気位高いままお年を召したお嬢様のキキさんのところに、ヤンチャな若造が来たのでキキさん大激怒の巻。

仲良く寄り添うとかありえない。

それから数年、少しだけ打ち解けた頃にキキさん虹の橋を渡る。


ジジさんも良い年齢になってきました。

うちにくる猫さんはみんなお母さんの猫だったんですけど、ジジさんだけお父さんの猫です。

お父さんはおじいちゃんになったので、じじいとじじいになったじじいのジジです。

(私の出産や兄嫁さんの出産等、里帰り出産しない中、母が北海道から長期で面倒見に来てくれていたので、ジジさんはお父さんと二人暮らし期間がずいぶんありましたからね……)



※函館写真おまけ

2023年に函館舞台の小説「あやかし猫社長は契約花嫁を逃さない」を書いていた頃みてみんにいくつか登録した写真がありましてその中から。


挿絵(By みてみん)

出オチ扱いされるゴーギャン。当時活動報告で話題にしたら、このゴーギャンが何者(※どんな料理)かつきとめてくださった方がいました。ありがたい。


函館の美術館そばのお店の看板です。

通るたびにいつも「ゴーギャン出オチかよ」って心でつっこんでました。


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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱキキさんの相方はジジさんですよね( ˘ω˘ )
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