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第1話 ステータスと森での戦闘

「ひとまず、ステータスだ。これを確認しなきゃ始まらん」


ステータスの見方は前の、体の持ち主が知ってるから記憶を遡れば分かるな。

まぁ確認しなくてもいいくらいの王道な方法だったが。


『ステータス』


そう言うと目の前に透明な板が出てきて、この世界の文字も自然と読めた。

良かった。文字が読めない、聞こえないだったら人が住んでいるところにたどり着いても即効死ぬ。


ステータス

固有スキル

自動効率化魔法Lv1

能力はLvを上げると増えます。


能力

自動鑑定

自動反撃


汎用魔法

火魔法 Lv1

水魔法 Lv1

土魔法 Lv1

風魔法 Lv1

光魔法 Lv1

闇魔法 Lv1


「やっぱり、ゲームの主人公だけあるな。主人公だけの魔法の自動効率化魔法も持ってる」


基本属性は全部使えるのは、ありがたいな。俺が大好きな大器晩成型か。


魔法は、たくさん持つほど成長速度が遅くなる。その代わり、極めれば最強を目指せる。


Lv1の自動効率化魔法の能力は自動反撃だけか。

それでもありがたい。何も無かったらさすがに死んでる。


こいつの不遇なところは、自動効率化魔法が何か分からなかった当主たちがいた事だな。


この森は、俺の記憶だと、死者の森か。

ここは隠れ里の連中は、巫女が居ないと攻略できないと思ってるだろうが俺は余裕で攻略できるんだな、これが。


「とりあえず、魔法を試してみようか」


森で火は危ないから風で。


『ウィンドカッター』


風の刃は森の奥に、飛んで行く。


「これが、魔法か。感動するな」


やっぱり魔法っていいな。

気分が高揚するのを感じる。


俺は昔から魔法というものに憧れがある。

放置ゲーを作ると毎回のように出してしまうから、ファンの人によくツッコミを食らっていた。


そんなことを考えていると、風もないのに草が揺れる。

そこからはゴブリンが二匹とスペルゴブリンが三匹現れる。そのうちゴブリン、一匹はケガしている。


「あっ。やばい」


どうやら、魔法が当たってしまったようだ。

完全にやらかした。魔法は周りを確認して使わなきゃダメだな。


ひとまず、逃げよう。そして考える。

後ろに居るゴブリンを確認する。相手の持っている能力を確認するのは基本だ。


『鑑定』


『ステータス』

ゴブリン


『スキル』

鈍器

軽量化


『ステータス』

スペルゴブリン


『スキル』

杖術

水魔法


ゴブリンの弱点は風と土。

スペルゴブリンも同じはず。


弱点が分かれば簡単だ。


魔法を自動反撃で使う。


『自動反撃起動』


『自動反撃』

Set

Set

Set

Set

Set


Lvを上げると枠が増えます。


足を止める。


するとゴブリンは戦闘態勢に入り、スペルゴブリンは魔法の体制に入った。


「ウィンドカッターとロックダウンをセット」


『自動反撃発動』


目の前にいる。ゴブリン五体のうち、二体にウィンドカッターが当たり、後ろに居るスペルゴブリン三体にロックダウンが当たる。


ゴブリンは血が大量に出て絶命する。スペルゴブリンの方は岩で隠れて死体は見えないが死んだのは分かった。


少し、気分が悪くなるがゲームで憧れていた戦闘が出来て嬉しさが勝る。


本来、ロックダウンは速度が遅く、岩を落とすだけだから避けられる。だがスペルゴブリンは魔法詠唱中に攻撃できない。

この特性、ゆえに守るゴブリンが居なきゃ雑魚だ。


自動反撃の利点は、魔法のホーミング機能だ。

弱点もあって、相手が攻撃態勢の時にしか使えない。


これぞ異世界だよな。


声を大にして、言う。


「やっぱり、命を懸けての戦闘は楽しいなー」


━━━━━━━━━━━━━━━


シキ=クドウ


ステータス

固有魔法

自動効率化魔法Lv1


能力

自動鑑定

自動反撃


汎用魔法

火魔法 Lv1

水魔法 Lv1

土魔法 Lv2

風魔法 Lv2

光魔法 Lv1

闇魔法 Lv1

世界観進めておいて、まだ出ないのは申し訳ない。

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