5歳児 剣を買いに
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「いや、大丈夫」
俺は断った。
5歳児レベルの魔法なんてたかが知れてる。
だったらここでひきこもってマンツーマンで指導してもらう方が絶対いいと思ったからだ。
「そ、そうか」
!!!学校の話終了!! !
ご飯を食べていると
「レオン、そろそろ自分の剣ほしいかしら?」
とお母さんが聞いてきた。
俺は今まで木刀を使っていたのだが基礎も押えられているので真剣を使っても問題ないと思い聞いてきたんだろう
「うん、ほしい!」
俺は即答した。
次の日件を買いに行くために街に出る
最近は成長したので前よりも時間がかからないで着いた。
今日はお祭りのように賑やかだった。
街の人に話を聞くと珍しいものが大量に入荷されたらしい
そしてそれを競りで買うらしい。
俺はそこで剣が売られる番が来ないか見てみた
しかし、待てども待てども壺などの置物ばかりだった。
諦めて店に行こうと思い背を向ける
すると司会者のおっさんが
「お次はこれ
おおっと、魔剣だァァァァ!!!」
俺は足が止まった
(魔剣? 今魔剣って言った?)
俺は180度回転
また戻る
「ええっと なになに
切れ味はすごく悪く
これを装備した人は急死または謎の死を遂げています。
取扱には気をつけてください。
だそうです!」
周りは笑っていた。
(んな馬鹿な話あるかよ)
(馬鹿げた脅しだな)
と
俺もそう思っていた。
見た目は赤黒い刀身
厨二病が欲しがりそうな感じだ
競りが始まる
「まずは5000円からだァァァ」
(めちゃくちゃ安い
胡散臭いし絶対パチモンだ)
案の定みんなそう思ったらしく全然言葉が飛び交わない。
(でも、魔剣、、、
ロマンあるよなぁ
かっこいいし)
そう考えた俺は言ってしまった
「5500!」
一気に視線がこちらを向いた。
すると反対側から対抗するように
「6000」
と帰ってきた
俺は意地になり
「7000!」
そう叫んでいた
しかし相手も引かなかった
「8000」
「9000!」
「9500」
そして俺の予算最大のの値段
「10000!」
(っ! これで最後にしてくれ!)
そう思ったが
「10500」
上に行かれてしまった…
「坊ちゃん もういいかい?」
司会者のおっさんが聞いてきた
「はい……」
「では、1万500円で落札ぅぅゥ!!」
男の人が剣を掲げる
(ロマン溢れてたけど残念だったなぁ)
(時には諦めることも必要だよね)
と、自分をあやしながらその場を去ろうとまた後ろを向く。
しかし、向けなかった
魔剣から目が離せない
まるで引き込まれるような感覚
(いやいや もう諦めよう
あれはあの男性のもの
諦めることも必要)
頭をブンブンと揺らし
そう自分に訴えかける
(次行こう次!)
今度はちゃんと向いた
しかしまた首が戻ってしまった。
それは何故か
いきなり男性がぶっ倒れたからだった。
ありがとうございました!
感想・直したほうがいい点など
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