属性診断
よろしくお願いします
今日はそろそろ外の世界も見て見たいと思い
「外に出てみたい!」
と言ったら渋々OKをもらった。
出かける用意が出来外に行こうと思ったら
お母さんが話しかけてきた。
「これお願い出来る?」
渡されたのはメモとお金だ
買い物をしてきて欲しいってことなんだろう
「分かった!行ってきます」
俺は家を出た。
うちは森の中に家があるのでまず森を抜けなければいけないがちゃんと街に続く道があるので迷いはしないだろう。
森を抜けるのに1時間かかった。
体が小さい分歩幅も小さい
大人なら数十分で抜けられるだろう
しかし今の俺は3歳児だ
森を出るだけでクタクタになった。
(めっちゃ遠いやんけ…)
そう愚痴をこぼしながらも森を出て30分で街につくことが出来た
思ったよりも大きい街でびっくりした。
ここで俺はあることをしたかった
それは属性を見てもらうことだ
その後に買い物をすればいいだろうと思いまずはそこら辺の人に尋ねてみた。
「ねーねー、おじさん」
「ん?なんだ坊主 迷子か?」
「ううん、違うよ
魔法の属性占ってくれる所ってどこ?」
「あぁ、それはな、、、、」
おじさんは丁寧に場所を教えてくれた
「ありがとう!」
俺はすごいワクワクしていた。
(これでやっと自分の属性がわかる!)
少し歩くと一軒の家が目に入った
多分ここであってる
「すみませーん、、誰かいますか?」
「はーい」
中から出てきたのはおばさんだ
「ここで属性を占えるって聞いてきました」
「まぁ!少し待っててね
あ!そこ座ってて」
「はい!よろしくお願いします」
少し待つとおばさんは水晶玉を持ってきた
「ここに手を置いてね」
手を置いた 。
すると透明だった水晶玉が真っ黒に染った
「え?」
おばさんが驚いていた。
おれはなにがなんだかわからない。
これ以上はヤバイと思い手をどかした。
「…あなたの属性は闇よ」
「闇ですか? 他にはなんの属性ですか?」
この世界の人は最低でも二種類の魔法が使える
「それだけよ…」
「え?」
「で、でも落ち込まないで!
黒の中でも赤や青などの色があったわ
どれも黒より赤いかな?くらいだったけれど…」
慰めてくれているのだろう。
しかし、俺は1種類でも魔法が使えるだけ良かったと感じた。
「ありがとうございました!」
「う、うん 頑張ってね」
お茶とお菓子を出してくれたのでそれを頂いて外に出た。
ちゃんとお礼をしてお買い物をすることにした。
その後ちゃんと買い物をして無事に家に戻ってこれた。
お母さんが迎えてくれた。
「大丈夫だった?」
「うん! 大丈夫だったよ」
「そう、よく頑張ったわね」
頭を撫でてくれた
お母さんに俺は伝えたいことがあった
「お母さん」
「ん? どうしたの?」
「俺、魔法覚えたい」
「それは属性を診断してからね」
「診断してきた
闇だけだった」
「そう…」
「1種類でも大丈夫!
だから闇の魔法教えて!」
「分かったわ!
少し早いけど魔法教えてあげるわ
剣術はどうする?」
「剣術?」
魔法が大きすぎて剣のことを忘れていた。
「どっちもやる!」
「分かったわ お父さんにも伝えておくわね」
「うん!」
「じゃあ、明日から始めるわ」
「うん!お願い!」
次の日から剣術 魔法の練習が始まった
一言で言うと地獄だった
ありがとうございました