魔剣再び
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俺は思わずにやけてしまった。
(こいつ、馬鹿だな
いつ倒れるんだろう)
俺の顔を見たお頭はさらに力を入れた。
また、馬鹿にさえれたと思ってるのだろう。
(やばいやばい、こいつが倒れる前に俺の意識が飛ぶっ)
そう思った俺は、とっさに腹に蹴りを入れた。
しかし、ビクともしない。
「ほう、この状態で蹴ってくるか。
少し痛かったじゃねーか
その年で泣かずに立ち向かうなんてなかなか肝が据わってるな」
値踏みするように俺を見る。
蹴りで怒りはどこかに行ったようだ。
しかし、力を緩めてはくれなかった。
苦しさが今もなお続く
俺は睨みつけることしかできることがなかった。
「お前は売らないこととしよう、他に使い道がありそうだしな
今は下っ端として働かせてやる。
精々頑張って働け。」
というと、思いっきり俺を地面に叩きつけた。
肺の空気が全て吐き出される。
元々息が吸えていない状態だったため今にも意識がなくなりそうだ。
大の字のまま息を整える。
やっと息が整ってきた。
(あぁ、マジ転生してからいいこと一回もねえ…)
お頭は息が整うのを待っていたのだろう。
何気優しいところあると思った矢先、
「おい、下っ端早くまとめて行くぞ」
強制的に下っ端認定されていた。
やられっぱなしだった俺はイラっとして
「ふざけんな、何が下っ端だ!
そんなんだったら殺されたほうがましだ!」
と言ってしまった。
確かに思ってはいたが、素直すぎたしタイミングが最悪だった。
しかし、公後悔しても時すでに遅し。
お頭はこちらに近づいてくる。
逃げようにももう足が言うことを聞かない。
「そうか、なら死ね」
魔剣を突き刺してきた。
「あああああああああああああああああああああ」
あたりに悲鳴が響く。
なんとか腕を使い急所は逃れた。
しかし、手に刺さってしまい貫通している。
(やばい、マジ痛い)
悶絶していると少女の声が頭の中に流れてきた。
(ふっふっふ、妾を置いてったお返しじゃ)
(魔剣、なんであいつは倒れない)
余裕があまりないため鋭い口調になる。
(そりゃ、吸ってないからのう)
(なんで、吸わない)
(そりゃ妾を置いてったお主にやり返すためじゃ)
(そんな理由でこんなケガさせたのか…
もう絶対もってかね)
(ふふ、そんな態度をとっていいのかの?
ここからお主を助けることも殺すこともできるのじゃぞ?)
(すみませんでした、助けてください)
(お主はプライドというものはないのかのう…)
プライド? なにそれおいしいの?
(まあ良いわ、やり返せたし
ここからはそなたの味方になってやろう
挽回できるかの?)
(できる、お前を使えばだけど)
(ふむ、魔力は妾が吸うからそっからは頑張れ)
ここからは俺の時間だ
ありがとうございました!




