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哲学する妄想家シリーズ

オナニー小説があるならセックス小説もあるのか?

作者: 哲学する妄想家

実にくだらない話ですが、当てはまることもあるんじゃねえですかね?


あ、基本落ち着いた口調ですが、興奮すると素が出るかもしれません。ご注意ください。

 突然ですが、オナニー小説という単語をご存知でしょうか?


 一応、私は『作者が自己満足で書いた、自分だけが気持ちよくなれる小説』というふうに理解してます。他の方の定義は知りませんが、だいたいこんな感じですかね。


 今回はタイトル通り、『オナニー小説があるならセックス小説もあるのか?』の話をさせていただきます。





 まずオナニー小説っていうのは、自分が気持ちよく小説書けてればいいって言うのが前提だと思います。ま、そうじゃなきゃオナニーじゃないですよね。


 これは底辺作品と揶揄されたり自虐されたりされる作品を書く方が多いと思います。




 ではその反対と思われるセックス小説とはなんぞい?と。


 簡単です。


 作者が『読者に楽しんでもらいたい』 と思って書き、読者が『この作者の作品が好きだな』と評価する、双方がリスペクトする関係にある作品です。




 そんなの当たり前だろ?と思う方。

 これをできない人だっているんです。


 オナニーは一人でできる。

 けどセックスは二人でないとできない。


 違いは一目瞭然ですね。



 さて、セックス小説を仮定したところで、じゃあどんな作品が『セックス』してんの?と思うかもしれません。


 私が思うに、まあ『ランキング小説』が最有力候補でしょう。


 ランキングの作品は皆一様にテンプレだ!


 とか


 同じようなので飽きる!


 とか言われる方もいるかもしれません。ですが良く分析すれば、どんな作品にだって骨子となる部分はあります。


 つまり構成ですね。

 この構成がしっかりと組まれているのがテンプレです。そして、『なろうテンプレ』は恐ろしいほどに理解しやすい。


 分かりやすさは面白さです。どれだけ読者に理解させるかで、作品への評価も変わります。



 ランキング作品は、これが異常にウマイ(まあ、中には悪い意味でヤベー奴もあるけど)

。もはやセックス上手のイケメンナンパ師と言っていいかもしれません。



 ……そういう意味では、ランキング一覧は読者をナンパしやすい市街であり、連れ込むラ〇ホなのかもしれませんね。


 まあ、大半の方は『良い相手』を探すお見合い仲介所みたいに使っていると、私は信じてますよ。


 めいびー。



 ではオナニー小説は全部悪いのか?

 これは違うと断言します。


 たしかに独りよがりのオナニー小説は見れたものではないでしょう。


 見苦しいし。


 ですが、ここにエンタメ性を入れてみたらどうなるでしょうか? Twit〇erとかでよく見る「バカじゃねえのこいつwww」みたいなツイートと同じようにですよ。


 もくもくとオナニーしてるの見ててもつまらないかもしれません。


 ですが、バク転しながらとか、側転しながらとか、スタイリッシュにオナニーすればどうでしょう?

もしかすると「こいつバカの極みだwww」と受けるかもしれません。


 実際、下品ですが爆笑する人はいると思います。


 ていうか私は爆笑します。


 オナニー小説もそんな風に振り切って書いてみたら、読者に面白さが刺さる(意味深)かもしれませんね。

クソくだらねー話に付き合っていただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ( ´ ▽ ` )……面白い着眼点ですね。 [一言] 人間の想像力の逞しさは、どのフィールドでも生きる上で欠かせないものだと思いました。 久しぶりにエッセイランキングを覗いてみて楽しかった…
2019/10/13 19:40 退会済み
管理
[良い点] セックス小説とはなかなか面白い考えですね。 確かに小説に限らずフィクションのエンターテイメントは受け手と作り手の信頼関係で成り立っている部分が少なからずあります。 セックスもお互いにあるレ…
[良い点] どんな小説がセックスしているか、というパワーワード。素晴らしい着眼点だと思います。 作者と読者のセックス小説から新しい構想が生まれて小説が出産されるのですね。 [気になる点] いまランキ…
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