表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

⑬おまけ ロケットペンダントの秘密


 エディは信心深いようで、お給金から必要な物と好きな物を買って貯金した残りの半分のお金でいいから、と神殿で寄進するのである。それに習う事にしたアリスも、しかしまだ二人が侯爵邸に来たばかりの頃は、お菓子を一つ購入できるかどうかの金額からだった。


「アリスとエディの連名でお願いします」


 苦肉の策として一緒に寄進する習慣は、二人の職種が従僕と令嬢の専属侍女に固まる頃になって、額面が大きくなってもそのまま残った。普通の家は子供のお祝いごとに神殿に寄進して、結婚式などに備えておくのだそうだ。両親がいないアリスとエディは、それを自分の手でやっている事になる。



 現在、エディは主人に付き従い王都にいる。カークの下で従僕見習いとして勉強しているのだ。朝から晩まで護衛の訓練と、より厳格な礼儀作法の習得に向けて頑張っている。

 お嬢様と一緒に領地のお屋敷で留守番しているアリスは彼からお金を預かって、いつものように、仲良しのおじいちゃん御者に馬車へ乗せてもらい、一人で神殿にやって来ていた。出迎えてくれたいつもの司祭様が、来て下さった方にと手渡してくれたのは神殿のシンボルが刻印されている、洒落たロケットペンダントだった。中に大切な物をお守り代わりに入れておく事ができる構造で、家族の絵姿などがよく知られている。


 ペンダントを二人分受け取って外へ出ると、ちょうど秋の収穫祭の時期だったので、午後になっても神殿はいつもより人が多い。どうやら敷地内に市場が開かれているようで、アリスは一人で見て回る事にした。


 美味しそうな食べ物や綺麗な花の咲いた植木鉢の屋台が並ぶ中、思わず足を止めたのは、掴み取り、と書かれた木の箱の前だった。きらきらした小さなガラス細工やお洒落なボタン、玩具の装飾品などが詰まっている。アリスの可愛いご主人様のトリーは頻繁に手品を所望するのだが、毎回お菓子やお花を出すのでは芸がないだろう、と考えていたところだった。


 お金を払い、小さなカゴを手にがさがさと他の子供に混じって木箱を漁っていると、小さな金属の輪が手の中にやって来た。指輪の石の部分はガラスらしき、小さく淡い黄緑色が輝いている。春から夏にかけて庭先の若い枝先に連なる、新しい葉っぱの色は、ここにいないアリスの同期の素敵な目を思い起こさせた。彼の瞳は暗くても遠くても小さくても速くても、他の人よりずっとよく見える高性能である。


「それ、きれいだね」

「うん、こういう色好きなんだ」


 横にいた小さな女の子の集団が、アリスの探り当てた指輪を褒めてくれた。他にもないかな、と賑やかな宝探しが始まった。神殿という特別な場所である事も重なって、女の子達は結婚して夫となる人と贈り合う指輪の話題で大いに盛り上がった。


「わたしも指輪が欲しいな。パパとママがおそろいで付けているんだ」

「わかるよ、憧れるよね」


 そういう経緯でアリスは指輪を他の景品と一緒に持ち帰ったが、手品の小道具として使用される事はなかった。アリスはこっそりと、もらったばかりのロケットペンダントの中に忍ばせて首から下げる事にした。

 職種の関係で一緒にいる時間が少なりつつあったエディもどこかで頑張っているのだと、励ましてくれるような気がしたのである。



 

 



 アリスが勤めるのは侯爵の平和なお屋敷だが、時間の流れと共に常に色々な事が移り変わって行く。見習いに仕事を与えてくれたレスターが結婚して元気な跡継ぎを授かり、ずっと世話をしてきたトリーお嬢様も正式に婚約を結んで、領地はお祝い事が続いていた。


 使用人達にとっても、長く当主の側に従僕として付いていたカークが生家に戻って継ぐ事となって、エディがその補佐として今は屋敷を離れている。家令も料理長も庭師も隣にいる御者も彼らをとても可愛がっていたので、大層寂しがっていた。 


「いいねえ、若いって」


 今日のアリスは街へ行くための馬車の手綱を御者のロバートから預かって、お喋りしながらのんびりと走らせていた。ようやく春になったと思っていたのに、最近は暑いと感じる日も増えて来た。今日は暖かい空気とひんやりとした風の具合がちょうどいい、よく晴れた昼下がりだ。


 街へ向かう道の半分を過ぎたところで、反対から歩いて来た人影が、合図のように片手を上げるのが見えた。ハンサムが来たぞ、とロバートがわざとらしい咳ばらいを繰り返した。なにがハンサムだ、とアリスが肘でつんつん応じているうちに、相手はのんびり走らせる馬車の御者席にひらりと飛び乗った。


「おかえり」

「ただいま」


 いつもの人好きがする笑みを浮かべたエディは元気にしていた? とロバートを挟んで反対側に腰掛けた。子供の頃は御者台に三人並んでも十分な幅があったけれど、今となってはどう考えても窮屈である。


「おいおい、二人の間にされたら暑くて融けてしまうぞ、エディ」

「いつもこの乗り方だったからさ。それに僕がいるのはあのカークさんの本拠地だぜ? 甘える人がいなくて寂しいんだよ、おじいちゃん」

「今からアリスちゃんに甘えればいいじゃないか」


 えへへ、と誤魔化すように笑うエディはご機嫌である。両側からわざとらしくぎゅうぎゅう詰められるロバートも楽し気だった。子供の頃から休みの日は彼の馬車に一緒に乗り込んで、彼の街での仕事を手伝ってお菓子を買ってもらうのが習慣だった事を思い出す。ほぼ一か月会っていなかったエディと、近況を報告し合った。



「それにしてもまさか、カークに先を越されるとは思わなかったな」


 ロバートは白々しい口調で言う。使用人最年長の御者は、もういつ引退してもおかしくない年齢だから、とよく口にしているが実際は辞める気がないのかもしれない。そのうちに跡継ぎ息子なのにどうして生家に帰らないのだろう、と使用人仲間が不思議に思っていたカークが先に屋敷を辞する事となった。


 急な話だったので慌ててお別れ会が開かれたが、本人は領地内にいますから、とあっさりと生家に戻った。それと同時に、トリーとカークが婚約する話が正式に発表された。


「『お嬢様の婚約者が使用人じゃまずい』って、それで家に帰る決心がついたんだとさ」


 ロバートの話を聞きながら、果たしてカークを使用人の数に入れるべきかはかなり議論の余地があるとアリスは思う。

 屋敷ではあくまで従僕の一人、しかし領地内の有力な家の跡継ぎでもある生真目な青年でレスター様からの信頼も厚い。上手に二つの立場を使い分けて、帰る時には令嬢の婚約者という肩書を手にしていた。


「まあ、カークさんとお嬢様なら、お嬢様が主導権取らないとさっぱり進展しないと思うけど」

「やけに訳知り顔で言うじゃないか、エディ」


 もう婚約したのに何を進展させるのかはよくわからなかったが、エディは明後日の方向を向いて、それ以上は何も話さなかった。代わりにお屋敷はどう、と訊ねられたので、アリスは何か報告する事があっただろうかと思案した。


 昨日は侍女長のお誕生日会で、侯爵がワインセラーに入りきらない、と庶民の手には入らないような希少なボトルを気前よく寄越してくれたらしい。それによく合う美味しい料理の他に、もちろんアリスも手品を披露した。どの人も気持ちよく酔っぱらっていたので、カッコよくトランプをきるだけで大盛り上がりだった。


 そんな話をしている時にちょうど、黒いマントにお面というちょっと変わった出で立ちの子供達が、街へ入ったばかりの馬車としばらく並走して、通りを幾つか過ぎるとそのまま走り去って行った。


「……仮面の剣士様は人気者だね」

「オレは未だに思うんだが、エディがあんな奇天烈な恰好で戦う必要はなかったんじゃないのかな」

「試合開始前からお坊ちゃん共に嫌がらせできるんだから、やるしかないよ」

 

 春先に、王都で大きな催し物があった。腕に自信のある若者が集められて、五万人と国王陛下と最高位司祭が見届ける中での剣闘試合である。エディが主人でもある侯爵の命令で出場し、黒いマントと赤い仮面で目元を隠したカッコいい衣装で優勝して話題をさらっていく事件があったばかりである。

 お屋敷でもまだ幼い令息がマントをたなびかせて走り回っている。その後ろを愛犬と世話係と従僕が追いかけるのがお馴染みの光景になって久しい。そう説明すると、エディは苦笑いだった。



 用事が済んだら自分も行くから、とロバートは二人を馬車から下ろした。アリスとエディが向かう先は侯爵邸使用人が生活用品を得るために利用している商会と、街の中心にある神殿だ。どうぞ、と彼が腕を当たり前のように差し出してくれて、アリスは少し躊躇いつつも、ありがたく借りる事にした。


 自分達にとっても一つ、大きな出来事があった。お互いの心の内を明かした静かな夜を思い出すと気持ちが暖かくて、そしてエディを今まで以上に愛しく思えるのだった。囁くような声は聞き慣れたエディの声なのに、大人の男の人の声でもあった。思い出すと今でもどきどきしてしまうので、アリスは一度咳ばらいをしてから話を切り出した。


「エディが思ったよりも元気そうで良かった。カークさんの実家の雰囲気に馴染めていないんじゃないかって、皆で心配していたんだよ」

「レスター様が派遣してくれた優秀な人材って事になっているからね。居心地はいいよ」


 アリスは主人による、エディへの配慮に感謝した。もっと子供だった頃は、周囲とは違う経歴ながら当主に気に入られているエディに、意地悪な事を言う人もいたらしい。カークが直接の指導係になってからは『貴殿は私の監督と指導が手ぬるいとおっしゃりたいようですね』と、怒っているのか庇っているのかわからないが、とにかく追い払ってくれるようになったらしい。

 それより以前にもまだ見習いになったばかりの甘えていたアリスを、手厳しい指摘で目を覚まさせてくれた、二人にとってはありがたい先達であった。


「そう言えばカークさんが、『エディですら多少はやっかまれているのに、アリスが誰にも嫉妬されずに屋敷の人気者なのは、実は相当に狡猾に違いない』って褒めていたよ」

「……ちゃんと否定しておいてくれた?」

「アリスはのんきですよ、ってね。あの人からしたら、いつのまにかお嬢様にも気に入られていて、色々複雑なのかな? これからも一番顔を合わせるだろうからね」


 だから私はのんきじゃない、とアリスは反論したがエディはやっぱり笑うばかりである。


「アリスも、お嬢様がカークさんのところへ行く時はしばらくは出向するだろうけど、その後はどうするんだろうね?」


 長くお嬢様の専属という立場だったので、トリーが結婚した後は折を見て本邸に戻され別の仕事を受け持つのか、それとも今まで通りの仕事で場所が変わるのか、それは侯爵の判断に従うしかない。良い主人に恵まれたとは思っているけれど、今後どうなっていくのか、先が読めない事への不安が全くないわけではなかった。

 

「アリスはどこにいても大丈夫だよ」

「のんきだから?」


 仕事ができるから、とエディが間髪入れずに切り返してくれたので、アリスは褒め言葉として受け取る事にした。とにかく久しぶりに会えたのが嬉しくて、少しも時間を無駄にしないように、用事を済ませに行く足取りは軽かった。









 今までだって、仕事の都合で長期間顔を合せなかった事は何度もあった。けれどアリスは今頃どうしているだろうかと気になって仕方がなかったのは、今回が一番だった。


 アリスが、自分の事を好きだと言ってくれたあの夜の後、主人である侯爵とカーク、それから特にお世話になっている家令やロバートをはじめとする数人には、関係性が変わった事と、それから出自の情報を彼女に打ち明けた事を報告してあった。

 エディの出自の事情を知る大人達が誰も難色を示さなかったのは、ひとえにアリスの人徳だと思っている。そういう話になったのなら、出自の事情は早めに明かすべきだろうと、レスターからも特に咎められなかった。



 広場に興行に来ていたいつものサーカス団がせっせと天幕を設置する作業を見守ったり、商会でのやり取りが少し長引いたり、街の神殿に着いたのは予定よりも少々遅くなってしまった。

 特にサーカスの所では、いつもの少年少女じゃないか、とエディとアリス憧れの手品師が出て来て、手帳とポスターにサインをもらってしまった。その後も色々と話し込んだので、いつの間にかこんな時間である。


 神殿が混み合うのは司祭様のありがたいお話が聞ける午前中なので、今の時間帯は閑散としていて静かである。神殿には良い印象を持ってもらえるようにした方が良いぞ特にエディ、という大人の助言に従って、毎月必ず寄進のために足を運んでいた。


 聖堂の入り口を通り過ぎた時、奥で若い男女が神殿の職員と一緒に、真面目な顔つきで顔を突き合わせているのがちらりと見えた。男女のどちらも大事そうに持っていた小さな箱の中身が、花婿と花嫁がお互いに贈り合う指輪だ、というのはエディにもわかった。

 古くからある当たり前の風習に、こちらの腕を取って歩くのにようやく慣れて来た様子のアリスの事を考えないわけにはいかなかった。


 世相の混乱と、当人も幼かったので記憶が曖昧になってしまっている。侯爵の作った建前は、エディをたくさんの事から守ってくれた。しかし本当の両親がどこの誰なのかについて、アリスにだけはもっと早く伝えるべきだったのに、自分はずっと黙っていた。真相を隠していた事は、彼女に裏切りだと罵られても仕方のない重大な事実だったにも拘らず、である。


 距離を取られてしまうのが怖くて言えなかった、それが全てだった。



「エディ、ちょっと来て」


 今月の分の寄進を済ませた後、彼女はまっすぐ帰らずに、神殿の外廊から中庭へ出た。ちょうど背丈くらいの灌木があるだけの場所で、アリスがこちらを振り返った。


「お手をどうぞ、エディ(マイ・スイートハート)


 なんてね、と浮かべる笑みはのんきな表情ではなくて、いつも手品を披露してくれる時の挑戦的な気配があった。

 アリスの第一印象はほとんどが見た目由来の大人しい少女だと判断する人間が大多数だ。しかし見破れるものならどうぞ、と言わんばかりの不敵な笑みを、紳士淑女の皆様レディースアンドジェントルマンという決まり文句と共に目の当たりにして、初対面では絶対に混乱させられてしまう。見慣れているエディですら注意深く観察しないと見落としてしまう優雅な手つきで指を鳴らすと、手の中に小さな指輪が現れた。


「……どうして急に指輪が出て来るんだ」

「こんな事もあろうかとずっと前からタネが仕込んであってね。今日までずっと持ち歩いていたの」


 一回やってみたかった、とさも当然のようにエディの手を取って、指輪を薬指の第一関節まで嵌めた、というよりは押し込んだ。薄緑色の透明な飾り石に光が当たって、ちょうど今の木々の緑が眩しい春の盛りを思わせた。エディの瞳の色と一緒で綺麗ね、という台詞まで流れるように聞かされると、どちらが花嫁かと流石に苦笑するしかない。


「……エディの手は大きいね」


 彼女はこれ以上指輪を押し込むと外すのが困難になると判断したらしい。昔は背丈も手も同じだったのに、とアリスは文句を言っている。エディは割と縦に伸びたが、アリスは女性の平均よりも小さい。それは身体の各部に反映され、加えて深窓の令嬢の側に付き従うアリスと訓練を欠かさないエディでは大きな違いが生まれていた。


 まだ見習いだった頃、よく二人で木漏れ日にかざした手の平を合わせる、優しい祈りを繰り返した事を思い出す。それがいつだった親代わりの家令に、そろそろ男女として付き合い方を考えるように諫められ控えるようになった。人前で手を握っていいのは身内だけか、将来を約束した間柄になってからにするべきだと。


「本当に、僕と結婚してくれる?」


真面目な問いかけに、アリスが目を瞬いた。子供の頃から、どんなに忙しくても綺麗に手入れされた黒髪も、華奢な体つきも、お菓子やお花を頻繁に仕込んでいる手の先まで、すべてを愛おしく感じた。


「私があなたを世界で一番幸せにするって、誓ったばっかり」

「アリスがそう言ってくれる女の子だからこそ、僕は隠し事をしてはいけなかったって、今頃になって思うんだ」

「……口止めしていたのが閣下なら、言いつけを守ったのは賢明だったよ」


 閣下はエディの使用人としての適性を見極めるために様子を見ていたはず、とアリスが真面目な見解を述べた。少しも責めたりしない彼女の優しい言葉に声が詰まった。

 アリスはじっとこちらを見上げて、小さな指輪をこちらの手に握り込ませるようにしながら、口を開いた。


「その気持ちは子供の頃に手の平を合わせて一緒に頑張ろうとか、手品が上手くなるようにとか、エディが私に渡してくれた言葉と一緒に、もらっておくよ。十年一緒に頑張ったあなただから、私は大丈夫」


 すごく頑張ったよね、とお互いの仕事に励む姿をずっと見て来た彼女がしみじみと呟いた。エディがカークにしごかれてぐったりしている横で、アリスもなかなか寝てくれないお嬢様に朝まで付き合うのは、決して珍しい事ではなかった。


「初めは大変だったけれど、エディがいてくれたからここまで来られたんだよ」


 そんなに心配しなくてもずっと一緒、とアリスに手を引かれる形で中庭を後にした。神殿の閉まる時間のようで、敷地内の鐘が打ち鳴らされるのに、二人の足は急かされる。


 風が少し冷たくても、不思議と寒いとは感じなかった。それは自分が十年掛かって仕事と居場所を見つけた事と、こうして手を繋いでくれるアリスがいてくれるおかげなのだと、エディはやっとそう思う事ができた。


「……その指輪もようやく、エディに会えて嬉しかったと思うよ。『ああ、この人が本物のエディなんだな』ってね」

 

 彼女の声に、エディは手の中に残った、小さな玩具の指輪を改めて眺めた。どういう意味かを尋ねたけれど、私にも秘密にしておきたい事はある、とアリスは笑うばかりで、なかなか教えてくれなかった。 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 久しぶりにエディとアリスを読めて嬉しかったです!二人が可愛くて、優しい気持ちになりました。更新ありがとうございました!
[良い点] 更新されている!!!! 大好きな作品なのでとても嬉しいです! 心がふわっとあたたかくなって、最後はうるっとしちゃいました。 読むたびに幸せな気持ちになれる作品だなと思います。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ