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telepath(仮)  作者: 神崎さくら
2/6

1話~シャネル~

   出会い、そして


 レイが転入して次の日。クラスで「歓迎会」が行われることになった。内容はというと、

「まずはベタに自己紹介からっしょ!」

 とある男子の発言から、自己紹介タイムが始まった。聞いていく限りではやはり、貴族階級の身分の人間しかいない。全員の紹介が終わったころ、今度はレイに視線が向けられた。

「そういえば、レイシアさんはまだ名前しか聞いてなかったけど、皆みたいに好きなこととか将来の夢、みたいなのを教えてほしいなあ」

「確かに。何が好きなの?」

 一斉に注目されたレイはびくりと肩を震わせ、慌てて横に置いてあるカバンから、毎日持ち歩いている大きめのスケッチブックを取出した。数秒うつむいて何かを考えると、さらにカバンの中からペンを取出し、さらさらと何か書いていった。

 書き終え、クラスメートに向けられたスケッチブックには

  家族といる時間が一番好き

  夢は特にない

 とだけ書かれてあった。ほぼ全員が、反応に困る。

「昨日も思ったけど、レイシアさんって字が綺麗だよね」

 気の利く女子が、極力内容には触れないように会話を続けた。

「それ私も思いました! 先生も顔負けです」

「なんでそんなに綺麗に書けるの?」

 自分への質問であることに気が付くのに、数秒の時間を要したレイは、慌てて先ほど書いた文字の横に短く書き足した。

  たぶん筆談が多かったから

 なるほど。そっかあ。と返事が返ってくる。それ以外言うこと無いもんな。

 若干静まりかけた空気を、またも誰かが立て直した。

「レイシアさんのことも、色々……分かったことだし。皆で絶対変えてあげよう?」

「っしゃあ、必ず声を取り戻して見せるぜ!」

 それからは、調子に乗った男子がレイに無茶難題を言って叩かれたり、いつの間にかジュースが出現していたりして、歓迎会は続いたが、レイシアの表情が晴れることは、一度もなかった。

(騒がしすぎてレイシア顔が固まってるし……。逆にビビらせてどうするんだよ……おい)

 教室の隅から様子を見つめていたロザリオは、こんなことを思いながら自嘲気味に微笑んだ。



      ☆



「レイシア!」

 入学してから二週間ほどたったある日、寮へ帰る支度をしていると、教室の前のほうから自分を呼ぶ声が聞こえた。顔を上げると担任のロザリオが手招きをしている。

 呼ばれる理由は思い当たらなかったが、とりあえず行ってみる。

「後で渡したいものがあるから、支度が終わったら職員室に来てくれないかな?」

 詳細は聞かされなかったが、とりあえず肯いた。そして、用が終わったことに気が付くのに数秒かかった後、帰り支度を終わらせるために席に戻る。ロザリオの真意も知らずに……



「え、ロザリオ先生? 先生なら確か……さっき会議室に行かれていたのを、見たような気がするけれど……」

 職員室の前でうろうろしていたレイに、通りがかった教師が声をかけ、レイがロザリオを待っていることを知ると、見事に曖昧な答えを返してくれた。

 どうしようかと思っていると、またしても通りがかった別の教師が、会議室に入っていくのを見た、と明確な返事をしてくれた為、直接会議室に行くことに決めた。

 なぜ会議室にいるのか少々疑問に思ったが、レイは制服のポケットから、携帯用のメモ用紙とペンを取り出す。そこに「ありがとう」と短く書いて初めに教えてくれた教師に渡し、軽く頭を下げた。これは両親から《人との接し方》として教えられたようにやってみているだけで、本人の感情はあまり入っていなかった。

 そして教師の反応も見ずに、持っていた校内地図で場所を確認しながら、その場を去ってしまった。

「あ……。まあ、いいか」

 取り残された教師が独りごちた。

 職員室から会議室までの道のりは結構短かった。職員室入口のすぐ近くにある、別棟への渡り廊下を通り抜け、別棟に入ってすぐの角を左へ曲がり、その後まっすぐ行けば廊下の突き当たりにすぐ見つかる……

 はずだった。しかし、歩きながらも、普段通らない廊下に、あちこちに目をやりながら歩いていたレイは、ふと、あるものを見つけ足を止めた。

 まるで何かに導かれるように。

 それこそが、彼女のこれからの人生を変える扉だった……。



     ☆



 ロザリオに背中を押されて入った扉の向こうは、不自然なほど明るかった。部屋の中には植物があふれ、まるで植物園が目の前に現れたような光景に、レイは息をのんだ。

(なんなの、この部屋……。ほとんどの壁がガラス張りになっている……。校舎の中のはずなのに、こんなに光が差し込んでいるなんて……)

 部屋というには広すぎる室内を、ぐるりと見回した後、レイはあるものを見つけて心臓が飛び上がった。

 三人の制服を着た人間が、奥にあるテーブルを囲んで何やら話し込んでいるのだ。どう見ても同じ学年の人ではない。

 とっさに自分の後ろに身を隠し、シャツを握りしめるレイを、ロザリオは半分面白そうに見ながら、自分たちに気が付きそうにない三人に向かって声を張り上げた。

「ヴェルク、ミーク、セフィード。お客さんだよ!」

 名前を呼ばれて振り返った三人は、ロザリオの後ろに隠れているレイをすぐに見つけ、驚きで絶句した。

「先生。もしかして、四人目が……」

「ああ、そうらしいよ。ヴェルク。……少し厄介な状況なんだけれどね……」

 後半口ごもった言葉は、三人には聞こえなかった。

 ヴェルクと呼ばれた男子生徒は、ロザリオとレイをテーブルに呼び、

「とりあえず、お茶にしよう」

 と、提案した。

 そこにいた唯一の女子がみんなのお茶を淹れて、全員が一息ついたところで、ロザリオから切り出した。

「彼女の名は、レイシア・スピカ・クラウザーというんだ。先月、ここに入学したばかりだよ。今から説明することを、落ち着いて聞いてほしいんだけど……」

 ロザリオはクラスで話したことを三人にも話した。レイが声を出せないことから、レイの存在はあまり広めないこと、声を出さずに魔法を使えることまで。

 三人は驚きながらも、黙って話を聞いていた。その間、当の本人が何を考えていたかというと

(また、あの話をしてる……。私もいろいろと説明してほしいのに……)

 こんなことだった。

 ちなみに、レイは学院に来てからずっと、無表情(無愛想よりの)しかしていないため、周りにあまり良い印象を与えていないことは想像に難くない。


「じゃあ、レイシアは間違いなく四人目のシャネルなんだね……。レイシア、改めてようこそ、ラーザへ。まず自己紹介からだね。俺は『スペードチェア』で七年の、ヴェルク・アイ・レグルスだ。とりあえずこの中でリーダー的な立場だから、よろしく」

 ロザリオ先生の話がようやく終わったようで、先ほどロザリオに声をかけた明るい茶色の髪を持つ男子生徒が挨拶をしてきた。いろいろ引っかかったが、レイはとりあえず小さく頷いて返した。

 次は私ね、と綺麗な藍色の髪を二つに結い上げた女子生徒がレイの方を向いた。

「初めまして、レイシアちゃん。私は『ハートチェア』の、ミーク・フェイ・アークツルスよ。ヴェルクと同じ七年で、白魔法の勉強中なの。ヴェルクは黒魔法の自然派を専攻しているんだったよね。」

「ん? ……ああ」

 返事を返したヴェルクは制服の襟についているバッジを見せてくれた。

 それは、黒い魔法帽に杉の木が描かれたものだった。ミークの襟にも白い魔法帽を描いたバッジがついている。この学院では、バッジは名札と同じような役目を果たすため、生徒は必ずつけておく必要があった。レイはまだ三年で、黒魔法と白魔法のどちらも専門的に勉強していないので、赤い魔法帽のバッジをつけていた。

 最後に、今まで一言も口を開いていない、腕を組んでいる男子生徒が残った。長い銀色の髪が、明るい室内で綺麗に反射する。暫くその男子生徒はそっぽを向いていたが、二人の「お前の番だよ」とでも言いたげな視線に負け、ため息をつきながら話し出した。

「オレは六年の、セフィード・リゲル・ローレンス。『クラブチェア』だ。……まあ、がんばれ。」

「あら? セフィードったら。珍しく長い文章喋ったんじゃない?」

 わざとらしくミークが茶化す。

「誰が喋らせたんだか……」

「レイシアちゃん。セフィードは無口だけど実力は並じゃないから。……黒魔法陰陽派専攻なの。無いとは思うけど、あんまりこれを怒らせると危ないから、気を付けてね!」

 後輩の愚痴を綺麗にスルーし、ミークが超笑顔で危なっかしい事を補足する。

 セフィードの方をみてみると、ふん、とそっぽを向いてしまっていた。よく見ると、黒い魔法帽に三日月が描かれたバッジを同じように付けている。

(怒った……の?)

 人の怒った顔をほとんど見たことがないレイは、いまだによく理解できない表情があった為、頭の上には、クエスチョンマークがたくさん浮かんでいた。そんなレイの気持ちに気づいたのか、ミークがそっとレイに顔を近づけた。

「大丈夫よ、レイシアちゃん。セフィードの『頑張れ』は歓迎している証拠だから!……」

(……)

 よくわからなかったが、そういう人もいる、ということで理解した。

「よし。自己紹介も終わったことだし、そろそろ本題に入ろうか。レイシアも気になっていると思うしね。レイシア、今からいうことは作り話じゃないってことを頭に入れて聞いてくれ。」

 レイは素直にうなずく。それを確認したヴェルクは説明を始めた。

 が、ヴェルクの説明力では、ただでさえ信じられない話が余計に理解不能になるため、ミークがかなり説明を足して、何とかレイシアに理解させた。

 つまりは整理すると。


・学院の近くの林の中に、〈ホール〉と呼ばれる魔物がすむ世界へと通じる穴(通路っぽいもの?)が現れる。

 場所は、神出鬼没なため今のところ特定不可能。

・そこからたまに間違って魔物が出てくる→もちろん町で暴れまわってしまう。その魔物から学院を守るためにラーザという学院内の組織的なものを昔の誰かが作り上げた。

・ラーザとは、学院によって選ばれる四人の「シャネル」が集う場所(今レイを含めた五人がいる所)のこと。

 ラーザへ入る扉は、四人(となぜかロザリオ先生)にしか見えていない。


「で、君は四人目のシャネルで、『ダイヤチェア』として魔物から学院を守る使命がある。」

 何とか状況を理解しかけたレイは、最後の言葉を聞いて焦ったようにスケッチブックを取り出す。それをヴェルクが手で制する。

「分かってる。自分になんか出来る訳がない、と思っているんだろう? ……確かにレイは多分、今までで最年少のシャネルかもしれない。でも、何の素質もない人が選ばれたりはしない。だから大丈夫なんだ、きっと。それに……、守護神の力も借りるしね」

(「守護神?」何を意味深なこと言ってるの、この人……?)

 レイがあっけにとられていると、ヴェルクは制服の下から何やらペンダントを取出し、手に持って「シフォン」と誰にでもなく呼びかけた。

 すると、四人が囲んでいるテーブルの上に、白銀の毛並みをした、背中に小さな羽をもつ犬が突然現れた。それも、横に置いてあるコーヒーカップと同じ位の大きさ……。

(……! か、かわいい……)

 素直にそう思いながらも、普通ではありえないサイズの、小さな生き物を思わず凝視する。

『そんな目で見るな! 鬱陶しい』

 突然、シフォンが吠えたように見えた。

 レイはとっさに顔をあげてヴェルクの方を見る。ヴェルクは微笑みながら、静かにうなずいた。

 まさかと思って先ほどの妖精らしき犬を見ると、ふん、と顔をそむけた。

(これが「守護神」? 喋るんだ……)

『こんな貧相な奴が四人目とは……。まあ、四人目が見つからなくて心配していたから、良かったのは良かったのだが……』

「シフォン、言葉に気をつけなよ」

 シフォンと呼ばれた犬は、レイを一瞥すると、「だがヴェルク……」と言いながらヴェルクの方へトコトコと歩いて行った。

「シフォンも言いたいことはあるだろうけど、まずは仲間を全員紹介してあげるのが先だろう? 二人の守護神も出てきたいだろうしね」

 ヴェルクが二人に目で合図を送ると、それぞれ同じようにペンダントを取り出し、ミークがまず、「チャコ」と呼んだ。

 するとまたしても突然、(シフォンと変わらない大きさの)まったりとした雰囲気の三毛猫が現れた。チャコと呼ばれた猫は、

『あらまあ、可愛らしいお方ですね、ミーク様。……初めまして、ミーク様の守護神を務めさせて頂いてます、チャコと申します。どうぞお見知りおきを……』

 と言って、器用に前足をそろえて頭を下げた。

 それが終わるのを待って、今度はセフィードが心なしか嫌そうに「ルーク」と呼んだ。

 すると、なぜかテーブルの上には現れず、代わりに、セフィードの頭の上に現れた。その猫は、漆黒の毛並みを持ち、手足としっぽの先だけ真っ白だった。

『オッス! おれっちがセフィードの守護神の、ルークだよん! これからよろしくな~』

 セフィードの頭の上で言った。

「降りろ」

 セフィードが、どすの利いた声で言うが、全く意に介さず『え~、やだ。ここ気持ちいいもん!』と言って一向に降りようとしないルークに、セフィードはますます顔をしかめる。

「……いつものことだから」

 ミークが小声で弁解した。

「俺たちは、この守護神の力を借りて変身し、力を得ているんだ。ペンダントを通してね」

「そして、その得た力を使って魔物を倒しているの。まあ慣れるまでは力の加減が難しいけれど。私とヴェルクは一昨年から、セフィードは去年から活動しているからだいぶ慣れたものだけど、レイシアちゃんは初めてだから、あまり力を使えなくてもがっかりしないでね」

 後半の説明をミークが引き継いでいる間に、ヴェルクが席を立ち、奥の棚に置いてある箱からペンダントを持ってきて、レイに渡した。

「はい、これが君のペンダントだ」

 手渡されたのはダイヤ型のペンダントで、黄色の鉱石がはめ込まれていた。

(きれい……)

 改めて三人のペンダントをよく見ると、

 ヴェルクはスペード型で水色

 ミークはハート型で淡い赤色

 セフィードはクローバー型で緑色をしていた。

 ミークに首の後ろで留めてもらうと、何かが体の中に流れ込んでくるような不思議な感覚に襲われた。

「それじゃあ、さっそくあなたの守護神を呼び出してみましょうか!」

 いきなりミークが笑顔で言い切った。

(い、いきなりですか!)

 早すぎる展開にあたふたするレイをよそにミークは楽しそうに説明を始める。

「それじゃあ、今からあなたの守護神の呼び出し方を説明するね!その一、裏に名前が彫ってあると思うからそこに親指をあてる。その二、そのまま包むように持って心の中で呼びかけてみる。その三、返事をしたら心の中で『我に忠誠を誓い、力を与えよ』って言う。そして、相手が答えたら契約完了! 名前を呼べば現れてくれるわ」

(はあ……)

 反論のしようが見つからないレイは、諦めて言われた通りにすることにした。 

(まず、名前のところに指をあてて……。呼びかけるって、どうするの? とりあえず集中してみる?)

 目を閉じてみた途端、レイは意識がペンダントの中に吸い込まれていくような感覚になった。

(……あ!)



 数十秒後、果たしてレイのペンダントには、何の変化も起こらなかった。

「あれ? ……遅すぎない?」

 沈黙に耐え切れず、レイの様子を横から見守っていたミークが、口を開いた。それでもレイが身動きしないのを見て、しまったと思い

「だ、大丈夫! きっとレイシアちゃんのマナが強すぎて、なかなか守護神が見つからないだけよ。……きっとそうなのよ!」

 嘘だったが、ミークはごまかそうとレイの肩に、ね? と言いながら手を置いた。


 ドサッ……


「え?……」

 束の間、部屋の空気が凍る。

「レイシア!」

 最初に正気を取り戻したロザリオが、あわてて椅子から立ち上がる。次いで正気に戻った二人も、転びそうになりながら、レイのもとへ急ぐ。

 なんと、ミークがレイの肩に手を置いただけで、レイはペンダントを握ったまま、椅子から崩れ落ちたのだ。

「レイシア! おい、しっかりしろ」

 ロザリオが抱き起したレイの顔は、真っ青だった。目を閉じ苦しそうにしていても、ペンダントだけは握りしめている。

 ショックのあまり、ミークがその場にへたり込む。

「なぜ……? こんなケース、聞いたことがない」

 落ち着きを欠いているヴェルクの言葉に引っかかったロザリオは、レイを抱え上げると、三人に激を飛ばした。

「原因よりも、とにかくレイの回復のほうが先だ! セフィードは今すぐ保健室から、タオルと水を入れられる洗面器か桶みたいなのを持ってきて! ミークにはここの片づけを頼む。ヴェルクは奥の部屋のベッドを準備してくれ! 急いで!」

 三人は弾かれたように立ち上がり、それぞれの言われたことにとりかかった。



「ふう……」

 四人はそれぞれ椅子やソファに座り込み、同時に安堵の息をついた。

 レイを救護用のベッドに寝かせ、冷やしたタオルで汗ばんでいた顔を拭いてやると、レイは少しだけ表情を緩めた。寝かせる時も、ペンダントを握りしめたままだったので手を離させようとしたが、レイは苦しそうに嫌がった。仕方がないので、呼吸を楽にするために体を横に向かせる。

 そして、一番不思議だったことは魔法が効かなかったことだ。ミークが何の治癒魔法をかけても、レイに変化は現れなかった。

「そんな……」

落ち込むミークをヴェルクが励ます。その様子を黙ってみていたロザリオは、静かに己の勘の的中を疑い始めていた。


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