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アキレスと亀について

作者: 丸峰

(a)有限とは収束無限と発散無限の均衡である。

定数の1は限りない無限の間にあるのではなく、むしろ、それぞれの無限の引き合う力によって生まれた均衡地帯である。

(b)宇宙は宇宙の広がりによる発散無限とその外側の世界、全てを一つにしようとする収束無限とがぶつかり合い、均衡したことによって生まれた。

だが、一度の均衡のみではこの宇宙はあまりに広すぎるため、その均衡はそこかしこで崩れ、不安定である。その不安定さによって収束の度合いが強ければ分子が、発散の度合いが強ければ空間が生まれた。であるから、分子の中はどこまで行っても無限にある。空間も然り。

(c)分子の連関による物体は総じて収束の力を持つ。

であるから、発散の度合いが強い空虚に物質が赴く時、そこでは新たに空間が定義される。


つまり、私が言いたいのは、空間とはすでにあるものではなく、むしろ物体と空虚とが合わさってその都度定義されるものであるということだ。


とするのならば、アキレスと亀のパラドクスについて、私はこう答えられるであろう。

空間は物体が入ったそのときには有限であり、そのとき以外では無限であると。

つまり、我々が日夜想定する空間は無限であり、かつ、有限であると。


これはまだ理論として完成しきっていません。ゆっくりと涵養していく所存です。

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