第二十六話 真一郎について
こっちの事情で、書きたい人物から順に書いている。
真一郎は「猫耳は今日も愛されている」の、主人公? です。
主人公なのに周りが曲者揃いなせいで、地味。
本編で何かしらしてるんだがな……。
見た目。
黒髪短髪眼鏡。
目は三白眼。
これは他の兄弟にはない要素。
上の長一郎と下の我一郎は三白眼じゃないし、こいつと比較にならないほど顔が整っている。
眼鏡は伊達眼鏡で、目つきの悪さをカバーするためだけに掛けている。
猫耳と尾持ち。
猫の要素は、父方の家族の血筋。
母親は人間。
猫妖怪と人間のハーフ。
性格。
恋愛ゲームの主人公みたいな性格してる。
実質この話は真一郎中心に回ってる。
ローザときらりに好意を持たれ、兄に愛憎入り混じった感情を向けられ、弟のがいちに懐かれ、叔父さんに可愛いがられる。
真一郎は愛されてるだと誰も来ないと思うので、猫耳になった。
このタイトルを作る際に参考にした漫画は、私が好きな漫画です。
キレると「そこまでしなくていいんじゃないの?」と思うくらい、暴力的になる。
小学校時代は特に顕著。
今は落ち着いてきた方だけど、家族絡みや友達のことになると冷静で居られなくなる。
地味だけど人間味がある奴。
対人関係。
ローザがスカートを穿いてきた際は、内心ドキドキしてる。
ローザの場合、体つきが男らしくなくてあの顔だから、誰でもドキドキするわな。
好きかって訊かれると、エロい目で見てるのが正解。
記憶の魔術師は、真一郎のアレコレ知ってるだろうな……。
きらりはローザと違って、性的な目で見てない。
友達として接しているが、向こうが本気。
きらり美人だけど、絶壁でエロさがないから真一郎がどう思うか……。
長一郎は嫌い。
頭に来ることばかりするのでね……。
兄絡みで因縁吹っ掛けられるのもしばしばなので、余計嫌いになる。
がいちは真一郎にとって、可愛い弟。
というか、この二人は仲が良い。
兄にされたことをがいちが愚痴るせいで、長一郎に対する印象が悪くなる。
まあ……あのキャラ好きって人の方が、珍しいと思うけど。