共通点の多い父子
小唄とリアのことですね。
小唄はリアの父親で、リアは小唄の子供。
作中では必要な時以外関わらん二人だけど、私はこのくらいさっぱりしてる方が好きだな。
"激重"父子を知ってるから、余計。
まずは小唄から。
小唄はバンド「大予言」のリーダーで、日中は嫌々仕事をし、夜はライブハウスで仲間とライブする奴。
ここまで書くと、こいつは音楽に関心があるんだな。ということが分かる。
対するリアは、リメイク前を知っちゃってる人なら分かるが、絵を描くことが好き。
いつでも描けるよう、画材を持ち歩いてるくらいだし。
それで商売できるくらい、"上手い"という設定。
この二人の共通点その1は、"方向性"は違うけど、進むところが同じところ。
夢があるのは良いこと。
その夢に向かって、突き進むのは良いことだと。
共通点その2。
よく吐くこと。
小唄はあらゆる事象(※過去の話だと酒飲みすぎる、空の彼方に飛ばされその反動)で吐き、リアは臭いで吐いてることが多い。
小唄は環境の変化に弱いので、乗り物や寒暖差のある場所でも吐く。
唯一平気なのは、仲間の運転。
それ以外は吐く。
リアは不快な臭い(※苦手な体臭や、動物が発する臭い。腐った食べ物や、排泄物など)がダメなので、そういうのに出くわすと吐く。
動物を見世物としてるところは、臭いから行きたくないという男。
私もそういうのを敏感に感じ取るので、ああいうところ行くと心の中で「くっさ」となる。
そこで飼育されている動物には、申し訳ないが。
共通点最後。
女好き。
この二人の怖いところは、男が女装してても好きになるところ。
男の場合、"女顔"だとその気になる。
"喋り方"も、女性に近いと嬉しい。
"好きな女"への関わり方が、分かりやすい。
自分から近づくし、向こうがその気だったらする。
小唄の場合それが顕著だけど、リアの場合慣れてくるとその一面が出てくる。
カプリを取り合ってなきゃ、良いけど。