登場人物一覧
【王家の人々】
先代国王(故人)
「美男王」と呼ばれた超絶美形。王道の金髪碧眼。
「美男王」というあだ名には、政務をろくに行わず、多数の女性と関係を持っていたことを揶揄する意味もある。
17年前に崩御。
王太后(故人)カタリナ
先代国王に代わって政務を取り仕切っていた王妃。
2年前に離宮で病没。
アデライード
先代国王夫妻の第一子。
16歳になるまで王太女として育てられ、母の補佐をするうちに婚期を失った未婚の王女。
60歳手前の王家のご意見番。
国王フェルナンド
現在の国王。
モブ顔。40代なかば。
父である先代国王を慕い、王太后に反発することが多かった。
アデライードとは互いに敬遠気味。
王妃クリスティーヌ
もとは隣国の王女。大陸一の美姫と謳われていた。
女女男女女と一男四女に恵まれ、既に長女次女三女を嫁がせている。
王太子アルフォンス
王太子教育を終え、現在は父の見習い中。19歳。
母に顔立ちがよく似た金髪碧眼の美形。
ジュスティーヌとカタリナ、2人の王太子妃候補のどちらを選ぶべきか懊悩中。
王女ソフィー
末の王女。17歳。
辺境伯家の嫡男に嫁入りする予定。
コンスタンティン卿
先代国王の寵姫が産んだ庶子。
先代国王に顔立ちが似た、黒髪碧眼のイケオジ(アラフォー)。
数十人はいると言われている庶子の中で、唯一認知されている。
十代なかばから某大国に留学し、演劇に目覚めて準王族としての地位を放棄し、演劇人となった。
功績により某大国で名誉騎士の称号を授けられ、現在は準貴族という扱い。
王太后の没後、王立歌劇場の総監督として帰国した。
フェルナンドともアデライードとも仲が良い。
マリア・リーリア
コンスタンティンの妻。
王立歌劇場の看板女優。
ルイ
コンスタンティンとマリア・リーリアの次男。5歳。
既に複数の魔力属性が発現しており、アデライードにかわいがられている。
かわいい(かわいい)。
【シャラントン公爵家】
ジュスティーヌ
シャラントン公爵家の一人娘。
銀髪紫眼のクール系美女で「稀代の才女」と呼ばれるデキ過ぎ公爵令嬢。
アルフォンスとは幼馴染で同年の19歳。
2人いる王太子妃候補の一人。
ドニ
公爵家を継ぐために、遠縁の家から養子となった少年。
17歳。
ジュスティーヌやシャラントン公爵と同じく、銀髪紫眼。
現在は王立学院の最終学年。
義姉であるジュスティーヌに恋をしていると噂になっている。
【サン・ラザール公爵家】
カタリナ
サン・ラザール公爵家の長女。
金髪碧眼、派手なタイプの「社交界の華」。
アルフォンス、ジュスティーヌと同年の19歳。
王太子妃候補の一人で、ジュスティーヌと8年ちかく妍を競っている。
美形男性が大好物。
オーギュスト
カタリナの父方の従兄弟で、同姓の伯爵家の次男。
23歳。
一応宮廷に出仕してはいる、チャラめな美形貴公子。
暴走しがちなカタリナを生温かく観察するのが趣味。
【その他】
ジュリエット
アルフォンスが静養先で魔獣に襲われていたところを、華麗に助けた田舎育ちの男爵令嬢(ピンク髪かわいい系)。
ご褒美として王都に連れてきてもらい、ノアルスイユ家の世話になっている。
光魔法を使って魔獣退治をするのが得意。
ノアルスイユ
宰相ノアルスイユ侯爵の三男(眼鏡)。
アルフォンスの幼馴染。
アルフォンスの静養に同行していて、ジュリエットに一目惚れする。
サン・フォン
騎士団長の次男(脳筋)。
アルフォンスの静養に同行していて、ジュリエットに一目惚れする。
クリフォード
アルフォンスの護衛騎士。既婚。
なんだかんだで長く仕えている。
※ノアルスイユ、サン・フォンは、コンスタンティンのようにファーストネーム+卿呼びが妥当ですが、シリーズの旧作で姓呼びしているので姓呼びにしています。
↓王立歌劇場、王室専用エリア見取り図




