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まもるべきもの

作者: 雨音れいん

きみは勇ましいのに儚くて


繊細なのに強い


強さと弱さが同居した


危うい美しさ


守ってあげられなくてごめんねと


二度目の後悔をした


見て見ぬふりをしてはいけない


弱き者を守るために手を差しのべる


きみならきっと動いていた


きみこそ守られるべきだったのに


気付いてあげられなくてごめんね


ときどき見え隠れしてた


笑顔がふっと消える瞬間


それがシグナルだったのかな


からかいの言葉はきみには毒


はね返さず素直に受け止めてしまうから




きみが見た世界は美しい色に染まってたのに

きみが世界に美しい軌跡を描いてくれたのに 


なんでだろうね

この世界はきみにやさしくない

きみには難易度の高い要求ばかり

それに応えてもこたえても

また与えて


きみは儚くて繊細なのに

勇ましくて強くて


休むことを知らず

走り続け 

進化し続けた


だから美しく見えたんだろう


だれにも真似できない

いや


模倣「まね」はできても




    きみにはなれない



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