第3話:俺の名前は…。
まぁそのうち帰れるんだろう。
ところで…
「このカプセルはどうすればいいんだ?」
このカプセルには、俺の記憶が入っている。
これを手にするだけでは記憶は元に戻らない。
「こっちきて〜」
ノエルに着いて行く。
着いた場所は、記憶返還装置室という所だった。
「こっから先は一人で入ってやってね!カプセル置くだけだから」
ノエルは何処かの部屋に行った。
置くだけか…。
俺は記憶返還装置室に入った。
中は、人が入れるサイズのカプセルのような物がある。
ここに置けばいいのか。
俺はこのカプセルを置いた。数秒後…
◆ピコピコピコピコ…
◆貴方ノ記憶ヲ返還スルノデ…
◆コノカプセル二入ッテクダサイ…
俺は言われた通りにした。
しばらくすると…
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name:ルクス・シャイン 18歳
属性:光
職業:ーー
好きなもの:ゲーム/異世界物語
嫌いなもの:勉強/辛い食べ物/虫
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ステータス画面のような物が出てきた。
「ここ…本当に異世界なのか…?」
まぁ本当にそうなら…
俺はこの世界では多分死なないな…!
「お、おいっお前!侵入者か!」
「帝国兵よ、標的を打て!」
「怪我をさせてもいい…いや、殺しても構わんそうだ」
なんか騒がしいな…。
俺は記憶返還装置室から出た。