第1話:目覚め
…俺は死んでしまった。
恐らく誰かに殺害されたんだろう。
長生きしたかった…と思っていた…。
「やっと目覚めた!」
横を向くと、そこには可愛い人がいた。
「どこだ…ここは?俺は死んだのか?」
「ここは、天界…目覚めの層よ!」
可愛い人が、天界とかなんとか言っている。
よく見たら偽っぽい天使の輪っかみたいなのがついている…。
「男なのに結構弱いのね?」
「確か…急に襲いかかってきたんだ!何も出来なかった」
あまりよく覚えていない。
でも俺は死んだから天界にいるんだよな?
「人間ってしょぼいんだね〜!」
そこの可愛い人がクスクスと笑いながらそう言った。
「ていうか…あなたは誰なんだ?」
「自称女神様のノエルよ!君は?」
自称…やっぱり天使の輪っかは偽物だったか…。
俺の名前…可笑しいな…俺の名前が出てこないぞ…。
「うーん、君は記憶喪失か!」
記憶喪失か…。
殺されたことはなんとなく覚えている。
「俺は天界で何をすればいいんだ?」
「もしかしたら記憶保管室にあるかも…ついてきて!」
皆様初めまして!趣味で小説を書き始めた新人のさかちゃんと申します!Twitterでは、第36話辺りまで連載をしていましたが、小説家になろうの存在を知ってこっちにやってきました。見たことある人なら分かるのですが、修正などによりちょっと変わってます!これからも応援よろしくお願いします!