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第二十一話 きかいおん
みじかいごめん
「……ん?」
ふと少年が漏らした疑問の声が白い霧になった。
繋いだ手も少し白くなってきている。
月光に照らされた街の中でも、それらの白は光っているように見える。
「んぁ……ん、どしたの?」
少女は欠伸を噛み殺し目を擦って、やっと返事をした。
「なんか、かしょーんって感じの音聞こえない?」
耳に手を当ててあたりの音を聞く姿勢に入った。
会話がいったん止まり、足音だけが響く。
と――と――と――
「ん?……聞こえないけど?」
ふむ、と考え込み空を見上げた。
「……気のせいかな?」
えー
皆さん下のランキングタグを見てください
はい、ごらんのとおりです。
まとめられましたひゃっほう!




