表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終末世壊と立方体  作者: まっしろ委員会(黒)
記録:ふつかめ
37/53

第二十話 あたたかさ2

「いや、いい加減離せよ」


 数分間格闘を繰り広げるが、全然手を放そうとしない少女に強めに言った。


「ゆたんぽ!」


 少女は必死に抵抗する。


「アレを持つとポケットにすら手を突っ込めないのが嫌なんだろ。正直に言えよ……持たせてやるから」


 疲労を顔に滲ませながら手を振り払おうとし続ける。


「いーやーだー」


 もう何度言ったかわからない言葉を口にした。


 言い終わって何かに気づいたように手を叩こうとする。

 が、手を開きかけた所で思いとどまった。

 ちょっと不満げに言う。


「――あ、わかった。わたしがそのカバン持てばいいんだ」


「ん? 別にいいけど」


 おとなしく手を解き、一度カバンを地面に置いて譲渡する。


「はい」


 手を通して立ち上が――れない。


「……あ、うん。ごめん。無理」


「だろ、カバン置け」


 ほっと力を抜いてしゅんとなってそこにカバンを置く。

 よっとカバンを背負って少年は歩き出す。


「え?」


「……早く来いよ。おいてくぞ?」


ストーリー進めなきゃ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i344546
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ