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罪悪感で逆に働きたいんだけど

突然だが俺の妹は勇者をしている。

びっくりするだろ勇者だよ勇者。魔王を倒し世界を救うあの勇者さ。

ところで俺は誰だって?俺は勇者の兄、名前はダンテさ。

勇者パーティーの一員だ。身の丈に合わないって非道いこと言うな~笑  

まぁ確かにそうだよ。妹は人望厚く誰からも信頼されてるし強きを砕き弱きを助けるような自慢の妹さ。 

これはそんな勇者パーティーでの何の力も持たない俺の話~


















「なぁリッカあいつら今どこにいるんだ?」

俺はポニーテールのとてもかわいい妹にそう尋ねた。とてもかわいいぞもう一度言うかわいい。            



「う~んレイクとハイドは冒険者ギルドにそれにスフィアは孤児院にいって回復魔法で子供達の傷を治すっていってたよ。」



勇者のリッカを中心とした5人がメンバーとして集まったパーティーそれが勇者パーティー【ソウタージュ】だ。

【ソウタージュ】のメンバーは勇者のリッカ・剣闘士のレイク・アサシンのハイド・魔術師のスフィアそして剣士の俺だ。

正直に言うと皆化け物レベルで強い。なんで俺がこのパーティーにいるのかわからないぐらいだ。いやまじで 



「妹よお兄ちゃん何も聞かされてないんだけどなぁ」



「うん!」



「なぜにそんな元気な返事?お兄ちゃんできれば宿でごろごろするよりはこんな時にこそ働きたいんだけどなぁ」




「大丈夫いつもお兄ちゃんは格好良くて頼りになるよ!」




「話を聞いてくれない」

俺は妹の返事をきいた時思った。よし冒険者ギルドに行こうと

冒険者ギルドにいけばレイクとハイドの役にたてるはずだ。

そうだそのはずだそのはずだよな。

僕は嫌な汗をかきながら早々に宿をあとにした。




sideレイク&ハイド

「速くクエストクリアしていつも頑張ってるダンテに贈りものをしようぜ」


レイクの見ためは18歳ぐらいのすらりとした少年である。

しかし体にはいくつもの傷があり歴戦の勇者のような出で立ちだ。また顔ははっきり言うとイケメンだ。

そのため王都では【レイク様を崇める会】と言うファンクラブなのか新興宗教なのかよく分からないものができている。

※本人は知らない



「そうだな。日頃の感謝の気持ちを伝えれるしお前にしては本当に良い提案だ。」



ハイドは全身を黒い服で覆っており見える肌は目だけだ。いわゆる東方の国に伝わる衣装らしい。本人は諜報の折にはとても役立つと語っていた。またあまり人付き合いが好きなタイプではなく王に謁見する折にもリッカに丸投げし諜報の仕事をしたと言う過去を持つ。

※その後めちゃめちゃ怒られた



「なんだとーお前」



「やるか。俺が負けるとはおもわないがな」

マスクの上からでも分かるほど口は笑っていた。



「お前すぐ隠れるじゃねーか。町中はずりーぞ。」




「負け犬の遠吠えとして受け取っておこう」




「それより速くクエストをクリアするぞ」




「分かったよ、分かりました。」

レイクは渋い顔をしながらも頷いた。




「それじゃーダンテに贈り物大作戦だーやるぞー」

レイクは今までの会話がなかったことのように顔にやる気をともし腕をまっすぐ挙げた。




「そうだな。」

ハイドはレイクの底抜けの明るさに苦笑いを浮かべつつ目的のために動くことを決めた。



みてくださりありがとうございます!m(_ _)m



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