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2/13

急襲。

が。



「しっかし…暗いな」

探検を開始して早々、彼らは壁にぶち当たっていた。

なにしろ暗い上に、罠もかなりしかけてあって、灯りをつけようと大松をつけても道中の罠によって消えてしまう。

よくよく見たところ、大松を使うと何故か罠が感知して水を被る仕掛けだ。

おまけにクレイが封印の罠にかかってしまい、結局外の光を頼りにしなければならなくなったのだ。


その時。

「―――危ない!!」

その柊の声に驚いて振り向くと柊が片手に鴻貴を抱えていた。先程まで鴻貴がいた場所には彼の服のキレが舞っている。

「――ホプキンスル」

鴻貴がそう呟いた。

《ホプキンスル》

巷では弱い魔物として伝えられているがその爪はとても鋭く、硬い。

さらに一部の個体は仲間を呼び寄せたりするため、かなりめんどくさい。


――いきなり面倒な奴にあったな。

風梨はそう思った。息を大きく吸い込み、深呼吸をする。


「…やるか」


風梨はそう言うとホプキンスルに急接近し。その手首を掴んで壁に固定したすぐ後、反撃の前に拳を2、3発打ち込んだ。

ホプキンスルはそのまま、風梨が手を離した瞬間に倒れ伏した。


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