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トリップ・アプリ  作者:
青の大地
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閑話7:青の村(中編)

その後、大食い競争があったり、大食い競争があったり、大食い競争があったり・・・。

いったいどれだけの量が消費されたのだかわからないが、あの小さな体になぜ納まるのか不思議に思った。周りではどちらが勝つかなど賭けの対象にもなっていた。(今までの勝率のせいなのか小さいこの方が優勢なのは・・・。)


そんな平和を満喫しているときにソレは来た。


蝗害(こうがい)、それは食料の少ない地域にとって致命的な出来事。

不可避の発生から連続する、悪魔の行進。

そしてその黒い霞の向こうに、たたずむ小さな影がいた。


戦闘が始まった。

泣きながらたたずむ少年に対し、攻撃などしたくない。

だが、彼を止めるには、彼を倒すしかないのだ。

少年のためだと自分に言い訳をし、自分をだましながら行動する。


彼さえも、いつもの鮮やかな攻撃がなりを潜め、悲痛な顔をしていた。

小さな虫を散らしながら、攻撃する。

彼の攻撃は範囲が広い。

足元には虫の骸が砂のように降り積もっていった。

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