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トリップ・アプリ  作者:
紫のゆりかご
56/143

19.安らかに

日記にはこう書いてありました。


すべての始まりは、豪商ヨハンの娘ミリアが亡くなったときから始まった、と。


とりあえず、まじめに話すと長そうなので要約~。


娘が死んだ。

妻が病んだ。

身代わりに人形を作った。

妻ずっと抱えて持ち歩く。

子どもたちがからかい、人形が壊れる。

妻発狂、壊した子どもたち虐殺。

憲兵が妻を殺害。

人形が動き始め、町が火の海

生き残った人移住。

父が家を封鎖

みんなで歴史を封印


んで、人形については娘の魂が入り込んでいたんだろうという結論。


ただ、屋敷を封鎖し、ヨハンが今は廃屋になった例の小屋に移り住んだ後も、近隣の子どもが消える様子があったらしい。

ある日、墓参りみたいな感じで館に行くと子どもの死体がゆりかごの部屋にあったらしい。

そんな感じのことが続いてヨハンは最後は病んだようだ。

日記は途中で字が乱れ、読めなくなって終わっていた。



みんなが安らかに休めますように。


でも、この日記ここに置いたの誰だろ?ヨハンさんどこ行っちゃったんだろ?

人形の中身、本当に娘さんだったのかな?


謎ばっかりです。

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