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トリップ・アプリ  作者:
紫のゆりかご
55/143

18.悲しい過去です

藤色の服を着た赤ちゃん人形(多分)が目を開け、空中に浮き上がりました。

きらきらした、というかとげとげしたというか、光が赤ちゃん人形の周りを回り始めた。

くるくる回る光が止まると、こちらに純粋な力がたたきつけられた。


幸い3人とも足をもつれさせただけで怪我はなかったけど、何回も食らうと危なさそう。

3人で連携して、何とか倒せました。



定石ですね。

ボスは2段変化でしたよ。

ボスは巨大化でしたよ。

そんなテンプレやらなくていいのに~。


赤ちゃんが巨大化(でも室内サイズ)しました。

それはまだいいんですよ。おっきいだけなら巨人族の子供と思えばいいんですから。

それより何より。

赤ちゃんの目が白黒反転していました。

怖いです。黒い白目。白い瞳孔。

すっごく怖いです。

でも倒さなきゃ!


2段階目も何とか倒すことができました。

ただ、けっこう怪我がひどいなあ。

戦闘中は本当に2人とも元気すぎて、ヒールをかけながら今後どうしようか悩みました。

だって、結構勢い良く突っ込んでいくんですよ。ミランダさんはともかく、タイナさん得意武器弓でしょ~。後衛でしょう~。

本当に魔術師や僧侶がメンバーにほしいです。

戦闘終了後、二人に一応苦言を呈すると、すっごい良い笑顔でごまかされました。

人生経験の分負けやすいようです・・・。


戦闘終了後、赤ちゃんは悲しそうな顔と泣き声を出しつつ空中に溶け込んでいきました。

赤ちゃんが消えた後、ゆりかごの中を見ると、ノートらしきものが入っていました。

それは日記で、赤ちゃんの素性と悲しい過去が書いてありました。

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