表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トリップ・アプリ  作者:
極彩色の宴
124/143

22.赤い水晶と赤い部屋

見つけたもの。それは小さな水晶の赤いハート。

これを探していた、けれど、これを触ってはいけない。

頭の中で警鐘が響く。


手が動く、自分の思う通りに動かないで、ハートに手が伸びる。

ダメだ、触ったらだめだ。なんで?


手に取り確認する。これで5個目。

小さなシンボル達。


これで次に行けるだろう。



さっき、自分は、何を、考えていた?


頭を軽く振り、邪魔な考えを消す。

とりあえず今は先に進むこと、皆に合流することを第一にしよう。


自分の手の中の自分と一緒に育っていく相棒である()に目をやる。

逆の手にはまっている、心強い味方である色々な知識の詰まった腕輪(・・)に目をやる。


さあ、行こう。


また歪んだ部屋の、大きな扉に戻り、赤いハートを扉にかざす。

今度はすんなりと開き、目の前に赤で埋め尽くされた部屋が現れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ