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トリップ・アプリ  作者:
極彩色の宴
116/143

14.塔の内部へ

塔の中はほとんど階段だけでした。


階段、階段、また階段。


会談や怪談じゃないよ?

話せるならまだましだよ。

ただ黙々とらせん状になった階段を上る。

どのくらいのぼったのか、感覚がおかしくなる。

周りを見ても真っ赤、上を見ても真っ赤。


なんかおかしくなりそう。


暇、というより、なんか本当におかしい、感覚を狂わしているのかな?


みんなに声をかけると、とりあえずなんとか大丈夫そう。


一回休憩する?


敵も出てこないので、とりあえず一休みすることにした。

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