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雨上がりのサイダーはやたら溶けない

作者:相沢ほむら
「やっぱりカースト最上位は辛いぜ……」

 おれはそんなことを呟いた。いやまったく、モテる男は辛いね。

 成績優秀、運動神経抜群、女子からはめちゃモテ、教員からも好かれるこのおれ、神崎風太郎は、学校では知らない人がいないほどの有名人。

 ある日独身女性担任教師から依頼を受ける。不登校の女の子がいるから、彼女を学校に来させて欲しいと。

 彼女、三浦美琴は、サッカー部のイケメン男子に告白してフラれたらしい。そしてフラれたあと、クラスの女子連中からいじめにあったようだ。いじめた筆頭は黒野エリカという女子。

 おれは美琴に対し、黒野エリカを見返してやろうと持ちかける。髪型、服、コミュニケーション能力を改善し、超イケイケ女子へと仕上げて、自信をつけさせることに成功。無事に彼女は学校へ行くことができた。

 だがある日のこと、おれはひょんなことから美琴と対立してしまう。彼女のことを「子どもっぽい」と言ってしまったのがマズかったらしい。友達同士なら当然ないじりでも、過去にいじめられていた美琴からするとちょっとキツかったようだ。

 美琴はおれ抜きで、黒野エリカと対決することに。しかし黒野エリカは狡猾だった。美琴はうつむき、自分がおれに対してしてしまったことを深く後悔する。黒野エリカの罵倒はさらにエスカレートする。
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