傭兵No.6 設定等
物語に組み込もうとしましたが力不足でした。
世界観―2020年までは基本的に現実と同様ですが、2020年にCOVID-19の代わりに別世界から怪物が襲来した世界となっています。この事象は怪物襲来や2020の地獄と呼ばれています。
正確なメカニズムは現時点では名目上わかっていませんが、能力だったり記憶だったりはこの怪物襲来による影響でこの世界に表れたとされています。
能力-基本的には皆さんが考えられているものと同じです。怪物襲来の影響で表れたとされています。能力は基本的に全人類が持っています。
今この世に生きているのは2020の地獄を生きてきた人達の子孫なのですから、能力も無くあの地獄を生きることなどできるはずがないです。
記憶-この物語の根幹にも関わる要素です。基本的には能力と同じなのですが、大抵は能力より強いです。能力がコンセントだとすれば記憶は電化製品に例えられます。
そしてここからがややこしいのですが、記憶にはいくつか種類があります。
再現系-名前の通りその記憶を再現します。記憶の使用者がどれだけ鮮明に記憶しているかによって威力が変わり、能力によっては世界を滅亡させかねない危険なものです。
改変系-存在する事実をその記憶に変化させます。例えば目の前にりんごがあるとして、それを使用者がみかんと記憶していればそのりんごはみかんになります。基本的には一度きりしか使えないので、ある意味使いにくい記憶になります。
具現化系-その記憶を具現化します。それしか言えません。
基本的にはこの3つであり、ほぼ全ての記憶はこの3つに分けられます。
翼-世界を牛耳る7人といいますか、7台といいますか。AIです。日本、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、東アメリカ、オセアニア、南極の7つの担当に分けられており、それぞれの力は拮抗するようになっています。
日本-今は情報は日本のものしか出せません。すみません。
後に登場する請負人を作成した翼の一人です。元はアジアとされていたのですが力が大きくなりすぎた為離されました。つまり元々翼は6つだったわけです。
世界共同支配企業(世財)-翼を政府とするならば、これらは財閥と例えられるでしょう。世界を支配する企業であり。職員になれれば永遠の命を容易く手に入れられます。A~Zまでがあり、日本にあるものは大抵請負人を抱えています。
職員-世財に死ぬまで尽くすことを条件に永遠の命を手に入れた人間です。一級請負人相当の力を持っているものもいて、翼は対策に手を焼く事になります。
ホワイト-職員の状態の一つで、精神が崩壊している状態を指します。請負人が呼べる場合は鎮圧。呼べない場合は処分します。
ブラック-職員の状態の一つで、肉体が破壊されてる上で、世財の技術力を以てしても回復が不可能な状態を指します。処分します。
レッド-職員の状態の一つで、ホワイトとブラック両方の状態になっているか、何らかの影響で世財に危害を与えようとする状態を指します。処分します。
請負人-日本担当の翼によって作られた便利屋です。5級から1級、それに加えて特級がいます。近頃は大抵のものが安定してきたため、世財に取り入る役として多くが使われます。
5級請負人-戦闘力はほぼ無いに等しい、精々一般人と殴り合って勝てる程度。日々変動しますが、全国に約8000人います。
4級請負人-一般人よりは戦闘力があるが、力不足は否めません。能力を使いこなした一般人と戦える程度。全国に約12000人います。
3級請負人-訓練された軍人一人と同程度の戦闘力があります。この世界における軍人は現実で言う一個小隊程度の力を一人で持っています。全国に約3000人います。
2級請負人-この世界における一個中隊を一人で壊滅させられる程度の戦闘力があります。この辺りから世財に抱えられることがあります。全国に800人います。
1級請負人-この世界における師団を一人で壊滅させられる程度の戦闘力を基本的にもちますが、とある条件を満たさなければどれだけ強かろうと特級にはなれないため1級での上位は下位とは一線を画した戦闘力となっています。その中でもトップ3と呼ばれる3人は一人で国に乗り込んで壊滅させられる程度の戦闘力を持ちます。全国に80人います。
特級請負人-一人で国を壊滅させる程度の戦闘力を最低でも持ちます。物理法則ギリギリの動きに加え物理法則を無視した記憶と能力を使用します、まあこれだけならばトップ3とそう変わらないのですが、『とある要素』によって特級は特級となります。またこれは別に大事でもなんでもないのですが、特殊能力を持っているのは今のところ特級請負人のみです。全国に7人います。
ちなみに元々は請負人はフィクサーと呼ぶ予定でしたが、流石にそれだとあまりにもわかりやすいのでやめました。