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3話

 俺たちがこの世界に来てから7日目。

 ここの生活にも結構慣れてきた。今はクロアさんがくれるクエストを受けながら、


 スライム退治とか、レッドスライム退治とか、ブルースライム退治とか、イエロースライム退治とか、ホワイトスライム退治とか、グリーンスラ―――――――――――――


 「ふざけるな――!!!」


 なんだよこれ!おかしいだろ!なに?スライム退治?この世界のモンスターはスライムしかないのかよ!なんでスライムの種類がくそ多いんだ!



 「はは…、シン。落ち着くが良い。スライムは良いモンスタだこうやって体にくっ付くとどんどん暖かさを感じる事が―――――、いや、なんか花畑が見え―――」

 「おい!それただのスライムに吸い込まれているだけだから!暖かくなってるのは体じゃなくてお前の頭だ!」


 俺は速やかにリシアの頭に付いてるスライムを剣で斬った。


 「はっ!私は今何を」


 正気になったリシア。


 「おのれスライム…、この私を混乱させるとは!はっ、こいつらはもしかして神が私を滅するために送ったスライムでは!」

 「いや、単にお前か馬鹿だからだ」

 「なんだと!」


 はあ。

 隣のチビッ子はほうっておいて俺は考えをした。

 ある意味【前】魔王と勇者のありえない最強パーティーだが…、現実はとても厳しい。

 一応今まで稼いだお金で防具と買って、武器らしい物も買った。私は元の世界で使ってた軽い感じがする軽鎧を。リシアは自分は鎧など嫌だ!って言いながら魔法力中心の衣服を買った。まあ、防具と言っても初心者の装備なので格好よさはない。

 武器は俺もリシアも同じショートソードだ。まあ、俺のクラスは勇者であいつは聖騎士だから剣を使っても問題はないだろ。


 うん?聖騎士?


 「リシア」

 「うん?」

 「お前さ聖騎士だろ?」

 「一応、この世界でのクラスはそうなるが」


 聖騎士はすなわちあれだな…、

 聖力を根本とした戦い方をする者たちだ。だったら


 「回復魔法もあるか?」

 「うむ。ある」


 ……

 ……こいつ。


 俺は何気なくリシアの頭を軽く、そして本音を込めて殴った。


 「何だ!いきなり」

 「お前!回復魔法があるならわざわざポーションを買う必要ないだろ!」

 「――――!!、わ、私に!魔王に神の手先みたいな事をさせるつもりか!」


 一瞬、この場で聖剣があったらこいつを成仏するほどの殺気が心のどん底から生まれた。


 「良いから使え!そのための魔法だろ!」

 「わ、分かった!なんだか知らんがすれば良いじゃないか!すれば!」


 リシアが私に剣の先を向きながら


 「ヒル!」

 

 リシアが魔法を詠唱した。そうしたら全身の軽い傷が全部綺麗になった。


 「回復力はなかなかだな」

 「なかなかは何だ。私はいつも本気を出す魔王だ。では私も回復しようか。ヒル」

 「お前神の手先とかほざいたくせ――――――――」


 魔法の詠唱をしたリシアが急に地面に倒れた。


 …え?


 「……?」

 「……?」


 結果は全部同じ。って言うか、リシアさん?口に血が出ていますけど…


 「おい…、お前、一応その… 魔王だろうな」

 「……?」

 「魔王が神の祝福祈るなんてむしろヤバくない?」


 ..................


 ........まあ、魔王が聖騎士になって神の祝福を使う時点で色々問題があると思うが


 「シン。一緒に世界征服でもしないか? 今この気持ちなら何でも出来る気がする」

 「……頑張れ」


 

 

=====================================





ここは高貴な存在しか入らない塔の最上、アデロン。ここは世界の規律を作る場所だ。


 「まだかな~、ねえ、帰ってもいい?」

 「我慢せい。おぬしも神を名乗る者ならこれくらいは待つのじゃ」


 ここに集まった者たちは神やそれに匹敵する存在たちだ。


 「はあ、バッカじゃない?こんな会議など何回、何百回しても同じよ!」


 円卓の上で横になった女性が不満を出しながら文句を言った。

 両手で自分のツインテールを優しく手入れする姿は自分の人形を大切にする少女に見える。

 

 「おおっ、アレス!アレスの剣はいつ見ても凄いね!触っても良い?」

 「馬鹿!これは俺だけの武器だ!そもそもお前は剣とか使わないだろ!離れ馬鹿!」


 アレス。

 それは戦争の神で、戦士たちに憧れを受ける存在だ。普段なら鎧の姿で生活をするけど今日は神々達が集まって会議をする日なので鎧じゃなく礼服を着た。だとしても剣はいつも腰につけっぱなしだ。



 「本当に相変わらず仲良さだね」


 そんな二人を見て一人の女性が笑顔をした。

 穏やかな金色の長い髪で自分なりに着た礼服は彼女の妖艶さをもっと浮き彫りにした。

 他の周囲の女性たちも魅力的だが、近く居ると穏やかな気持ちを与えるのが心地よかった。


 「サーガさん!お久しぶりです!」


 アレスの隣にいた男が反応した。

 翼が付いてる帽子を被ってニコニコ笑う表情はイタズラ好きな男の子を連想させた。


 「うん。久しぶりだねヘルメス」

 「サーガさんはいつだっても美人ですね!」

 「ヘルメスも変わらないイタズラ子ね」


 へへっ。と、ヘルメスが笑った。


 「ああっ!サーガ!今回の会議はサーガも来てたの!?」

 「あら、イシュタル!」


 先から不満を表に出してた女神、イシュタルがサーガを見て円卓から降りてすぐ近くまで来た。


 「うんうん!百二十年ぶりだね~!」

 「あはは…、一ヶ月前にも見たはずだけど」

 「あ、そうか!まあいいやそんなの」


 えへへ。と笑うイシュタル。

 アレスと同じ戦闘に関連される女神でその力は常識そのものを超える。普段は他の神たちにあんまり親しくしないが、なにやらサーがだけには付き合いが良かった。

 

 「見て見て!以前サーガがしてくれた髪型!今もしている!」

 「うん。よく似合うよ可愛いね」

 「えへへへ」


 サーガの胸に顔を揉みながら離れないイシュタル。


 「あ、あの…、イシュタル?」

 「ふえん?」


 まるでお姉さんに抱きつめている甘えん坊の妹だった。


 「へえ、まるで姉妹ですね。僕も混ぜてくださ―――――」


 サーガに近づくヘルメスの鼻のすぐそこに剣が落ちた。


 「―――――い――――あれ?」


 一歩でも動くと今度は絶対殺すというオーラがイシュタルから出た。


 「うん?ど・う・か・し・た・の?・へ・ル・メ・ス?」

 

 イシュタルはサーガが見えないようヘルメスに顔を向かい、口の動きで

 【殺すぞ】


 「すみません」


 後ろにいたアレスが無言でヘルメスの肩を軽く叩きながら慰めた。


 「頑張れ…」


 神々は今日も忙しい一日を送った。



=====================================



 俺は今一人で森の中を歩いている。

 普段ならリシアも一緒にいるはずだが今日は一人で来た。何かリシアの奴が『急な用事があるから別行動をする』と言ったすぐ何処かに消えたためだ。


 「はあ、今日は早く帰ろうか」


 自慢ではないが元の世界では誰が相手でも勝つ自信と実力があった。けど何だかこの世界に来て元の力がなくなってしまい、今は初心者の狩場地域で実力を上げている状況。無論、リシアも同じだ。


 当然だが初心者狩場には初心者たちが多い。俺みたいな格好よくない装備を着けた者たちがスライムや狼などを狩する姿がよく見られる。

 まあ、こんな考えをする俺も今は立派な初心者だ。


 俺は周囲のモンスターたちを狩した。最近何日間をスライムの相手をしたので奴らの攻撃パターンは大分覚えた。スライムが攻撃の態勢を取ると攻撃方向を様相し、カウンターを飛ばした。


 「次は… うん?」


 何か周辺が騒がしい。向こうでは人たちが慌てて走っていた。俺が走って来る人たちの中で男性の人に理由を尋ねると


 「こんなとこで狩する場合じゃねえ!ワーウルフだ!しかも普通のワーウルフじゃない!異変種だ!」

 「異変種?」

 「知らねえか!?最近この狩場にやって来て初心者の冒険者たちを逆に狩する奴なんだ!まだワーウルフも狩することも出来ない初心者は逃げる事しかできない!分かったらお前も…」


 異変種か。クロアさんには聞いた覚えはあるがまさか初心者の狩場で会う事になるとは…

 今の弱い俺じゃ奴を倒す事は無理だ。無理なんだが…


 「ああ、忠告ありがとうな。でも、俺は行かない」

 「はあ?」

 「一応、勇者だから」

 「何の馬鹿みたいな話!死にた―――――」


 俺は無言で男を見つめた。

 勇者がやるべき事は魔王や悪人を倒すのではない。

 弱い者を助ける。だから勇者と呼ばれるんだ。


 「か、勝手にしやがれ!俺は忠告したぜ!」

 「ああ」


 世間ではこんな話がある。

 勇敢と蛮勇を勘違いするな。でも俺はこう思う。

 勇者をやってる奴らは代替に蛮勇だらけの阿呆たちだと


 森を走るとワーウルフの泣き声が近づくなった。確かに普通のワーウルフたちとは違う。いや、この世界に来てワーウルフ自体を見た事なかったけ?

 この世界に来てスライムだけを相手したものを… いきなりハードルが高くなった。まあ、怪我したら後でリシアが直してくれるはずだし


 『きゃぁぁぁぁぁああ――――――』


 ワーウルフの泣き声と同じ方向で聞こえる女の悲鳴。

 そこにはワーウルフに追われている女の子の少女が見えた。


 普通のワーウルフとは違う赤い色のワーウルフ。体躯も普通のワーウルフよりもっと大きい。長くて一度振ると何もかも斬ってしまうような爪と口から溢れる涎が相当危険な奴だと教えた。確かに初心者があれを相手するのは早速に犬死確定だ。

 だが俺は、勇者だと言われる生き物たちはあんまり常識的ではない。

 勇敢と蛮勇の中で一つを選べと聞くと迷わず蛮勇を選ぶ奴らだから。


 「うおおおおおお―――――――!!」


 迷う暇などない。そのまま突進し、持ってる剣でワーウルフを攻撃した。俺がした攻撃は少女を刺そうとした奴の爪に的中する。赤いワーウルフは怒りの眼で俺を上から見た。


 『くおおおおおおおお―――――――――――――!!」


 猛獣の咆哮。体中が痺れてくる。だが感嘆する時じゃない。


 「早く走れ!」


 ワーウルフに怯えてる少女の手を掴んで走った。だがワーウルフの速度は普通の冒険者のスピードを遥かに超える。しかも異変種であるあの化け物はもっと早い。

 赤いワーウルフは森の木をと斬りながら俺たちを追った。


 やはり二人で逃げるのは無理か。

 一人なら何とか逃げる事は可能だ。しかし俺の隣で生きるために最後まで走るこの少女を捨てる事は出来ない。出来るわけがない。

 勇者だから?いや、少し違う。勇者になると決めたからだ。


 「お前は先に走れ!こいつは俺が足止めをするから!」


 少女を後ろにしてワーウルフと対置した。


 「む、無理です!相手はワーウルフ!しかも異変種!初心者に見えるあなたが何とかするモンスターではないです!死にます!絶対に」


 初めて少女を声を聞いた。

 今でも泣きそうな顔で今のリシアと同じくらいの体。黒いローブを着て両手には古そうに見えるワンドを握っていた。たぶん魔法系のクラスだような。だったらなおさら無理だ。

 速度を上げてくれる身体強化魔法がない以上、二人同時ワーウルフからは逃げない。


 「死なない!体力にはそこそこ自信あるから!お前はこのまま街に行って警備員たちを連れて来い!ちなみに街中でふらふらしている馬鹿を見つけたら一緒に連れて来て欲しい!」


 俺が話しても少女は俺の後ろから動かなった。

 自分を助けてくれる人を囮にして逃げる罪悪感のせいか。


 「大丈夫だ!こいつと本当に戦う事じゃない!少しづつ奴を街に誘引するから!途中で他の人たちと一緒に逃げて!」

 「で、でも!」

 「早く!」



 俺の叫びに少女がようやく動いた。俺から背を向けて


 「アリス!」


 少女が叫んだ。


 「アリスです!絶対に帰って来ますから!皆を連れて助けに来ますから!だから!だから……」


 ああ、そうだな。


 「分かった。俺はシン。大丈夫心配するな勇者はそう簡単にやられないから。さあ!早く!」


 アリスは走った。見えないけど全力で走っているだろう。逃げるためではない。救うために走っている。だから俺は

 ここでこいつを全力で止めさせる!


 「悪いけど、あの子を追うのは諦める方が良い。俺がお前を全力で妨害するからな!」

 『くあああああああああああああああああああああああ――――――!!』


 天地を揺るがす咆哮。それは獲物を見逃してしまったという怒りと新しい獲物を見つけたという喜び。

 赤いワーウルフは次々と固い爪で俺を攻撃した。当たれたら死ぬ。交わすだけなのに腕が悲鳴をした。


 「くっ!」


 一瞬でも気を抜くと殺される。避け続けるだけじゃ駄目だ。いずれは死ぬ。

 俺はワーウルフの攻撃を下にかわして剣で奴の腹部を切ったがあんまり効果はない。そしてワーウルフが攻撃をした俺の腕を掴み、そのまま地面に投げた。


 「くあっ!」


 口から血の味がする。休む暇もくれず地面に倒れている俺に向かってくる攻撃を回避した。ワーウルフの腕力は凄かったのでそのまま地面に穴が空いた。回避したと考えた瞬間。


 「―――――!!」


 俺の背中に攻撃が当たった。

 また地面に倒れる俺を気にせずに続きの攻撃が来る。

 

 「ふざけんな!」


 倒れてる余裕どない。考える時間があるなら動け!考えを諦め!いちいち考えると追いつかれてしまう!一度だけでもいい。奴を刺すんだ。


 「うあああああああああああああっ!!!」


 ここで死で倒れると俺を信じて街まで助けを求めに行ったアリスが危険な目になる。それこそ犬死だ。だから


 「てえめえがここで倒れえ!!」


 今でも砕かれそうな剣で奴の攻撃を交わし、反撃をした。頭の中はこれ以上は無理だと判断したが体がそれを拒否する。

 折れても良い。壊れても良い。立つんだ!目の前の化け物を倒す事を考え!

 殺らないと殺られるから!



 『くあああああああああああああああああああああああああああああ!!!』



 あのモンスターに勝つためには一瞬の隙を狙うしかない。

 ぎりぎり体を逸らして攻撃を回避する。時間が経つたびに攻撃がもっと激しくなる。


 「先からグアグアうるさいんだよお前は!」


 俺は走って来るワーウルフの足の筋を切った。筋を斬られたワーウルフはそのまま地面にひざまずいた。その好機を見逃さず両手で剣を握る。


 「今なら出来る!」


 手に握った剣はそのままワーウルフの首を貫いた。

 『くああああああああああああああ――――――――!』

 


 剣先に沿って流れる血は地面に水溜りを作った。そして赤いワーウルフは動きを止めた。

 勝った。勝ったが獣たちの鳴き声は止まらない。


 『―-ぐるるるるる――――――――』


 死体になった赤いワーウルフの後ろでワーウルフたちの群れが現れる。

 そうか。

 こいつの最後の咆哮は。


 ああ、本当に俺は―――――。


 『蛮勇だ』





=====================================




 「早く!早く来てください!」

 「おいおい、待て!一人で行くな」


 森の中、武器を持ってる人たちがいた。鉄製の鎧とそれに刻まれた街の文様は彼らが警備員だと証明した。

 警備員達は先から森の中を走って行くこの少女に案内されワーウルフの異変種である赤いワーウルフを退治することになった。実際、最近初心者の狩場まで出没する赤いワーウルフは危険対象として早く処理する必要がある。


 「どうか生きてください…」


 始めて出会った人が自分を守るため身を投げた。彼も見た目は確かな初心者。でも言ってくれた。

 

 【死なない】だと。

 ならば自分に出来る事は早く街に戻って警備員たちと一緒にあの人を。自分を助けてくれたシンという恩人を今度は自分が助ける事だけ。

 先までは死にたくなかったので全力で走った。今は違う。

 誰かを助けるために全力で走るんだ。だからアリスは神に祈った。


 「あの方を守ってください神様」


 森の向こうで爆竹の音が聞こえた。

 対象を見つけたら鳴らすと事前に約束した爆竹だ。


 爆竹を鳴らしたのは多分自分と同じくらい身長の女の人に違いないとアリスは考えた。

 街で警備員たちと話す事を聞いた後爆竹だけを持って真っ先に行っちまった自分と同じ年に見える人。

 その音が鳴った所にようやく着いた。そこには男が女の膝をまくらにして安らかに目を閉じていた。


「シン…さま?」


 アリスはそのまま走った。


 「シン様!シン様!あの!連れてきました!だから…あの―――――」


 シンの裾を引きながら泣いてるアリスの頭を隣にいる少女が撫でてくれた。


 「アリスという者よ。今君の目にこいつはどう見えるのかい?」


 会ったばかりの自分をたすけた人。絶望から引っ張ってくれた人。

 ああ、そうだ。それはまるで―――――


 「はい…、勇者です!」


 紛れもない勇者だった。


 「そうか。それは同感だ」





 


 同じ場所にいる警備員達はいま驚いた。いや、驚くも何も目の前の状況を頭が拒否した。

 警備員たちが騒がした理由はあれだ。よく見ないと分からない、寝ている少年の向こうに居るモノたち…


 「お、おい。そこに倒れてるやつ…。本当に初心者か?」

 「しかしあれは…」

 「信じられない。あれを初心者一人でしたと?」


 まだ状況を分からないアリスが警備員たちが見ている方向を見る。


 「あ…」


 そこには十匹を超えるワーウルフの死体とその先には喉を剣で貫通され息を停止した化け物。赤いワーウルフがひざまずいて死んでいた。


 「本当に…、勇者だったんですね…」


 空の響く鳥の歌が戦いの終幕を告げた。


 そしてこの事件まもなくは街中の話題になった。

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