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0の章

(しかし、上位存在だといえ他人の物を本人の目の前で組み立てるかね?・・・楽しみがなかったから目の前の面白そうな物に飛び付いたってところかねぇ)


心の内を読まれるのを承知でそんな事を考えてしまう。

それはさておき、早く身体を貰いたいと思うのは間違ってはいないだろう。

問題はいつ神がそれに気付くかだが・・・


「・・・すまんのぅ・・・久方ぶりに面白そうな物に出会って、つい夢中になってしもうたわぃ・・・」


バツが悪そうな表情を此方に向けて謝ってくる。

それに対して俺はしつこい様だが、身体が無いのを承知で首を振るように意識する。


「しもうた!・・・お主に身体を与えねばならぬのを忘れとったわぃ・・・」


そう言うが早いか、右掌を此方に向けて翳す。

と、同時に掌が鋭い閃光を発した様に思えた。


時間にして数秒後、或いは数分後かは分からないが、今までとは違った物の見え方に気付いた。

瞼の瞬きがある事がである。

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ネット小説大賞六感想
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