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忘れたくない想い出たち

作者: 紡 獅兎

お待たせ致しました。

短編小説です。

人生は色々とありますね。


ふとした時に思い出す。

あの頃の懐かしい想い出を。


早朝から夕方まで畑に行っていた祖父。

苺を育てて収穫時には内緒で撮ったばかりの苺を食べさせてくれていた。

野菜も沢山育てていて、美味しかった。

年月が経つほどに祖父との交流は希薄になっていった。


祖父は「いつでも泊まりにおいで」と言っていた。

でも、忙しいのもあり中々行けなかった。

後回しにしてしまっていた。


「まだ大丈夫」って何の根拠もなく思っていた。

だから、信じられなかった。

今でも実感が湧いていない。


もう二度と祖父に会えないだなんて。

神様の皮肉か。

僕の誕生日の近くに祖父はこの世を去ってしまった。


もっと電話すれば良かった。

もっと会いに行けば良かった。


後悔したって嘲笑うかのように夏はくる。

奪い去ってしまった事なんか無かったかのように。


だから、後悔するくらいなら早めに、を心がけている。

後悔した後なんて、手遅れなのだから。



懐かしむように思い出したんだ。

夏がまた来たから。

夏が来るたびに、後悔を思い出すんだろうね。


キミに聴いてもらいたかったんだ。

僕が忘れてしまわないように。

読んでいただき、ありがとうございました。

拙い文章ですが、暇つぶしになれば幸いです。

ではまた、次の更新でお会いしましょう。

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