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続・魔法の訓練と育成院

 魔法の行使には、大前提として魔力が必要となる。此れは誰もが知るところだが、その実具体的な内容を知る人は少ない。

 例えば魔力保有量。

 どの程度の保有量があれば使えるようになるのかは知られていない。感覚的に理解できる人は居るようなのだが、正確な数値は理解していない。その点に関しては、私も()る事ができるからこそ解るだけで、そうでなければ無理だった。

 他には発動条件。

 一般的に、適正があってイメージできれば発動すると言われている。だが、完全に間違ってはいないものの、正確とは言えない。

 魔法を発動させる為には、現象・座標の設定と周囲の環境が影響しそのうえで相応の魔力量が必要となってくる。

 現象は勿論の事、座標の設定が甘いと魔法は発動しないし、魔力量に関しては言わずもがなだ。適正と言われるものも、イメージに要求される鮮明さに影響があるだけで出来る出来ないには直接関係無い。

 最後に魔力消費。

 魔法の行使には魔力を消費する。其れは当然だが、発動しなくとも魔力は消費する。目に見えて失敗した場合に実感する人は多いが、魔力を練っている段階でも消費していると気付く人はかなり少ない。



「――と、こんな感じになるんだけれど、何か質問はある?」


 いざ実戦……と思った矢先に、イリスから「先に魔法について詳しく知りたいんですけど……」と遠慮がちに言われ、よくよく考えれば平民であるイリスとフィーナは知る訳が無かったという事実に気が付いた。なので、先に説明する事にしたのである。


「現象は解るけど、座標って?」


 フィーナからの質問に、その疑問も尤もだと私は頷く。

 私もレイエルから言われる迄、座標を意識して魔法を行使した記憶は無い。しかし、逆に言えば……。


「皆は気にしなくても大丈夫だと思うよ?想像力ならこの世界でも有数だろうし、発動したい魔法のイメージに自然と座標が含まれると思うから」


 私の経験上、イメージと言われれば景色もセットでついてくる。

 しかしこの世界の人達は、イメージと言われると発動したい魔法そのものだけを思い浮かべ、其処に現実の景色は含まれていない。其の所為で座標が設定されず、魔法の発動に失敗する。だから訓練が必要となり、現実との擦り合わせに詠唱が用いられている。

 と、私は解釈している。

 恐らくだが、3人共私と同じように魔法の発動そのものには苦戦しないと思われる。

 という私の説明に、3人は納得したように頷く。


「それじゃあ、適正と使える魔法が関係無いっていうのは?」

「簡単に言うと、適正は魔力効率が上がって威力も上がる。適正外は魔力効率が悪いから威力がイマイチで、威力を上げようとすれば相応に魔力の消費量が多くなる…って感じかな」

「使うだけなら何でもできると?」

「魔力が足りればその通りね」

「成程……」


 今の会話でやる気が出たようだ。

 適正は、体質によって変わるものなので本人にはどうしようもない。向き不向きのようなもの。しかし、不向きというだけで不可能な訳では無い。


「他には?……無いなら実際にやってみましょうか。先に言っておくと、この庭は少々地形が変わっても良いけれど、少し離れた場所に木や花もあるから、高火力の魔法は禁止よ」

「……初心者の私達に使えるとでも?」

「普通は無理だけれど、適性があって魔力を効率良く練った場合には否定しきれないかな」

「へぇ……」


 説明が終わると、思い思いに練習を始める3人。

 私は特に手も口も出さず、その様子を見守る。

 最初に無事発動出来たのはルナリアさんだった。規模こそ小さいものの、目の前の地面が変形し盛り上がり壁になった。

 他の2人に比べ、その場にある物を利用して形を変える事から始めたのが良かったのだろう。

 フィーナは氷の槍、イリスは火柱を出そうとして失敗している。とは言え、2人共魔力はちゃんと練れているので難易度を落とせば成功するのも時間の問題だろう。

 何故発動したがっている魔法が解るのか……。其れは、2人共詠唱こそしていないが思い思いに魔法名を叫んでいるからである。


(多分、イメージに対して練ってる魔力が足りなくて失敗してる感じっぽいし……。まあ、気付くのも時間の問題かな)


 普通はルナリアさんみたいに小規模且つ単純な魔法を行使して慣らし、段々と規模を上げ複雑化した魔法に移る。理由は必要な魔力を練る感覚を掴む為。

 言わなくても何となく解るだろうと思っていたのだが、2人は好奇心が勝ったようだ。

 気持ちは解らなくも無いので止める気も無い。少しずつだが、確実に進歩しているし大丈夫だろう。

 複数の魔法を会得したルナリアさんに対し、2人が最初の魔法に成功したのはお昼前の事だった。



 お昼は昨日のカレーを利用したカレードリアだった。

 鶏肉を追加し、再度時間を掛けじっくりと煮込んでいたので肉も馴染んで味もしっかりしていて美味しかった。皆にも好評だったようで、黙々と食すという珍しい時間となった。

 そして昼食が終わると、私はリンに急ぎだと言われて父の部屋を訪れた。


「来たか、掛けなさい」

「はい」


 応接用の椅子に座り、父と対面する。

 私といえば、呼ばれた理由もなのだが、王都に居る筈の父が此処に居る事の方が気になっていた。

 そんな私の様子を知ってか知らずが、早速とばかりに父は本題に入った。


「王妃様との茶会があるそうだな」

「そうですが……お父様、お仕事は?」


 父がお茶会の事を知っているのは不思議では無い。父経由で招待状が来たからだ。しかし、父が此処に居るという事は、その間王都での仕事が進んでいない事になる。

 イリスを家に呼んだ一番の理由は、上下水道の視察……なのだが、父に仕事が入ってしまった為に予定が後ろへズレていた。

 その仕事の内容は聞いていないが、予定ではあと4~5日くらいは王都邸に居る筈だった。


「そんなものよりユリアの方が大事に決まっているだろう。仕事(あれ)の主目的は、我が家との関係を維持する為にと、媚びを売ってくる連中の相手なのだからな。ご機嫌伺いに来る奴等なんぞ、待たせておけば良いんだ」

(や、良くないと思います……)

「ドレスの新調は?」


 私にでは無く、後ろに控えていたリンへ問う父。


「手配しておりません」


 当然、淡々とだが正直に答えるリン。


「ドレスでしたら、未だ1度や2度しか着ていない物がありますから不要です」

「何を言う。同階級以下の相手ならば兎も角、王妃様が相手なのだから1度着たものは好ましくない」


 父曰く、特に私の場合は商会で利益を上げている事が周知の事実であるので、同じドレスを着ているとケチな印象を持たれ、非常に不愉快な噂を流される可能性が高いらしい。

 他にも、相手に失礼だと騒ぐ阿呆も少なからず居るのだとか……。


「実際には王妃様御本人は何とも思わんのだろうが、余計な事に煩わされない為にも、潰せる可能性は潰しておいた方が良い。其れに、お金には困っておらんだろう。折角の機会なのだから着飾らなくては勿体無いと思わんか?」

「仰る通りかと存じます!!」

(リン………)


 思わず額に手を当てる。

 絶対に最後のが本音だと思うのだが、其れにリンが勢い良く同調してしまった。興奮した様子で両手を握りしめ、ふんすふんすと勢い込んでいる。


「まあ…実の所、既に王都の邸に服飾師を呼びつけてある。もうすぐ約束の時間だから早く移動しよう」


 2人の勢いに押され、私は採寸の為に一時王都へ行く事となった。





「つ…疲れた……」


 たかが採寸と思う事なかれ。

 細部迄様々な箇所を測られている間、私は測り易い姿勢のままじっとしておかなくてはならない。

 着ていくのが王妃様とのお茶会だと父が伝えていた事もあり、測っている人の表情も真剣そのもの。何度か同じ個所を測った気もするが、その表情を前にしては私からは何も言えない。


(まあ、測り違いが無いようにと確認し直すのは解るんだけれど……4回も5回も測り直さなくても良かったのでは………)


 とは言え、長かったのは私の体感だけで、時間的にはそれ程でも無かった。

 精神的疲労はあるが、気を取り直してリーデル領の家へと戻った。



「さ、育成院に行きましょう!」

「テンションどうしたの……」


 待ってくれていた3人に声を掛け、育成院へと向かう。何か聞こえた気がしたがスルー。

 転移で育成院のすぐ手前に到着。

 今日訪問する事は前もって通達しておいたので、迷惑にはならない筈。寧ろ、予定外の事―――採寸―――があった所為で、ちょっと遅いと思われているかもしれない。


「ユリアさん、あれが孤児…じゃなくて、育成院ですか?」

「そう」

「思ったより大きいですね」


 孤児が多いという話をしていたからか、ルナリアさんが一瞬言い間違えそうになっていた。

 雑談交じりに話した事もあったのだが、歩きながら改めて説明する。

 今の子供達の人数や何を教えているかとか、最近増えた鶏も一部此処に居て養鶏している事等。


 最初、私は育成院に誘うタイミングはどうしようと悩んでいたのだが、お茶している時の雑談で話題に上がった時にルナリアさんが見に行きたいと言い始め、其れにフィーナとイリスが追従した形だ。そうなってくると、私的にも丁度良かったので皆で行こうという話になり、今日来るように予定を立てたのだった。


 中へ入り、管理人に軽く挨拶をしてから見て廻る事に。案内を就けるとの申し出は「私が案内するから気にしないで」と言って断り、建物の裏へ。


「この時間は、畑のお世話と鶏小屋で卵回収の二手に分かれてる筈」

「鶏!私鶏小屋に行きたいです!!」

「じゃあ其方から」


 イリスの強い希望により、先ず鶏小屋へ。

 養鶏場は別にあるが、此処のはその小規模バージョンにしてある。

 と言っても、外観こそそのまま私の記憶通りに建てたのだが、肝心の中身がうろ覚えだった所為でやや適当である。

 卵の回収をし易いようにと造ってあるが、偶に想定外の場所に落ちている事も。


「うわっ、凄い数……」

「そう?」


 現在、鶏の数は約2千羽。そのうちの百羽が育成院で飼育されており、今も少しずつだが増えている。増えた分は別の養鶏場に移しており、育成院の分は百羽で維持している。

 こうして目の前で見る分には多いかもしれないが、日本と比べるととても養鶏場とは言えない程少ない規模だ。確か、5万羽以上や10万羽以上の所も珍しく無かったと思う。

 其れから、見た目はほぼほぼ鶏だが、此れでも一応は魔物の一種。私も詳しい訳では無いから自信が無いのだが、普通の鶏よりも1日に産む卵の数が多いっぽい。卵の回収を朝と昼過ぎの2回行っているのがその証拠だ。

 そして狂暴性は皆無だが、初めてテュールに会って逃げ出そうとした時の動きは凄まじかった。

 ――と、私が思い出(?)に浸っていると、子供達が私達の存在に気付いて近付いて来る。


「ユリア様、こんにちは!」

「こんにちは!!」

「こんちゃ!」


 次々に挨拶をしてくれる。


「はい、こんにちは。しっかり働いてるのね」

「はい!頑張ってます!!」

「頑張ってます!!」

「ましゅ!」


 1人、少し舌足らずな子は一番最近来た子で、6歳くらいだ。5歳で物心がつくこの世界では、成長が早い。

 挨拶を返していると、私と一緒に居る人が気になったのか、フィーナ達3人を見ながら不思議そうに首を傾げる。


「このお姉さん達はね、私のお友達で此方からイリス、フィーナ、ルナリアさんよ」

「宜しくお願いします!」

「お願いします!!」

「しましゅ!」

「「「宜しく(ね)」」」


 子供の笑顔は癒される。

 こういった顔を見ていると、育成院を作って良かったと思える。

 まあ、成長した後に従業員として利用している私が言って良い事では無いかもしれないが……。

 一応、他にやりたい事ができたら其方を優先しても良いとは伝えている…のだが、こんな閉鎖的な場所で育つと、やはりやりたい事と言われてもピンと来ないものなのだろう。今迄、誰一人として希望する者は居なかった。


「さあ、私達の事は気にせず、仕事を続けて」

「「「はい(あい)!」」」


 私の言葉に元気良く返事をし、作業に戻る子供達。

 そんな子供達を眺めながら、私は説明する。


「あの鶏は魔物でね、だからなのかは知らないけど1日に2回卵を産む個体も居るの。朝の方が数が多いから人手も多いのだけれど、昼に産む分は数が少ないから人手も少ないのよ」

「へぇ~…って、え?魔物?」

「そう、魔物」

「あれ?魔物ってもっと北に行かないと棲息して無い筈じゃ……」

「半分正解で半分当たりかな」

「半分ですか?」

「ええ、実際には……」


 私はテュールから聞いた魔物に関しての話をする。


「え、じゃあ魔獣が居ないだけで虫とか植物の魔物は居るって事?」

「そうそう、養蜂している蜂も魔物なのよ」

「見た目で判別できるんですか?」

「……無理かも?何か大きいなぁってくらいだし。あっ、でも植物系は魔物しか襲って来ないから見分けつくんじゃないかな」

「襲われてからじゃ遅いでしょうに」

「確かに……」


 純粋に魔物として発生したものしか、ぱっと見では判別は難しい。私は()れば判るが、普通の人には無理だろう。


「強いて言うなら、魔力視できるようになればワンチャン……」


 魔素の影響で魔物化すると聞いているので、魔力保有量が視られればその多さで判別できるかもしれない。


「目に魔力を集めるんだっけ?」

「そうね。学院の教員にもできる人は何人か居たし、練習すれば大丈夫よ」

「うぅ……。いっぱい頑張らないと」

「まあ、魔力視は今できなくてもすぐに困るって訳でも無いし、先に魔法を呼吸するかのように使えるようになりましょうね」

「……其れもそうですね」


 大分脱線したが、話しが一段落した所で本来の目的に戻る。

 畑の世話はもう終わっている様子だったので、続いて中庭へ移動する。

 この時間帯は、主に運動に当てている。外で遊ぶ事による体力作りが目的。

 幾つかのグループに分かれ、各々思い思いに遊んでいる。


「和みますねぇ……」

「そうね、こういった光景は幼稚園か保育所くらいでしか見られないものね」


 イリスもフィーナも、遊んでいる子供達を見て微笑んでいる。

 ただ、ルナリアさんは困惑顔だ。


「ルナリアさん?」

「へっ!?」

「いや、何か困惑気味だったから…大丈夫かなって」

「ああいえ、あそこの子達なんですが……」

「?」


 ルナリアさんが指し示す方向を見遣ると、4人のグループが二手に分かれ、木の棒を持ってチャンバラをしていた。


「放っておいて大丈夫なんですか?」

「遊びなんだから、大丈夫に決まってるでしょうに」

「でも、もの凄い鬼気迫る表情をして―――」

「遊びよ」

「えっ、でも―――」

「遊びよ」

「あの雰囲気は―――」

「遊びなのよ」

「……はい」


 遊びです。


「でもあの子達、「ユリア様の護衛は俺がやるんだ!」とか「あんたみたいな鈍い奴に務まる訳無いでしょう!私がお守りするのよ!!」って聞いててこっちが恥ずかしくなるような事叫びながら斬りかかってるけど?」

「…………何故か、ああいう子が毎年現れるの」


 慕ってくれるのは嬉しい。

 でも、ああいう過激なのは扱いに困ってしまう。


「4人共足運びがまだまだですね。体捌きが最も重要だと教えたのですが、あれでは得物に気を取られ過ぎです」

「……リン、教えたっていうのは?」


 リンの呟きが耳に入り、気になったので聞くと……。


「はい。将来、ユリア様に仕えたいと申しておりましたので、心得と共に戦闘訓練を少々……」


 お 前 が 犯 人 か !


「そういうのは今後禁止ね」

「っ!?そ、そんな……」

「私にはリンが居れば十分だから」


 うん、色んな意味で十分だ。


「ッ!!…承知致しました」


 悲しそうな表情から一転、私の言葉に感激した様子で了承してくれた。

 少々騒がしくしていたからか、遊んでいた子供達の何人かが遠目で見ていた私達に気付いた。


「あっ、ユリア様!」

「ホントだ!ユリア様だ!」

「わぁい!ユリア様ー!」


 わらわらと私の許へ集まってきた。

 途中、走っていた女の子が1人盛大に転んで―――


「あぶっ!……ぅ、うわあ゛ぁ~~~ん!!」


 ――泣き出してしまった。

 見た所、膝や肘を擦りむいてしまっている。


「わ、大変!」

「ちょっと待ってて」


 今にも飛び出していきそうだったイリスを止め、私は転んだ女の子に駆け寄る。

 私が近付くと、集まっていた子達は少し下がって道を空けてくれる。


「大丈夫よ」


 しゃがんだ私は今も泣いている女の子にそう言って、そのまま治療を開始する。

 範囲が広いから酷く見えるが、傷は浅い。体重が軽かった事と、砂利が殆ど無い地面だったのが幸いしたのだろう。

 魔力を通し、念の為内部に雑菌が入り込んでいる可能性も考えて浄化を行う。そして傷の修復。

 それ程時間を掛けず、治療は終わった。


「うぅ…ひっく……ゔぅ、ずずっ…」


 痛みが治まったからか、段々と落ち着いてきた。

 安心するよう、私は頭を撫でてあげながら声を掛ける。


「ほら治ったよ。服も綺麗にしようね」


 服に付いた砂埃を払いながら、魔法で綺麗にする。

 見た目だけなら、転ぶ前と何ら変わらない状態に戻った。

 すると、男の子が女の子に声を掛ける。


「ほら、泣き止めよ。ちゃんとお礼言わないと」

「すんっ、おにーちゃ……うん。ゆりあさま、ありがとでした」

「ええ、どういたしまして」


 女の子はまだ少し涙声だったが、男の子―――兄の言葉を聞き、お礼を口にした。


「ふふ、きちんとお礼言えて偉いね」


 と、私のすぐ後ろからイリスの声が聞こえた。結局来てたらしい。

 まあ其れは良いのだが、今その言葉は―――


「見下すんじゃねぇよ!!」


 ――男の子が怒鳴り、女の子を連れて此処から離れていった。


「えっ?え?ええ??」


 何が起きたのか理解できずに困惑したイリスと、そのイリスを気の毒そうに見つめる子供達の集団という、なんとも奇妙な光景ができあがった……………。


 男の子が怒った理由は次回


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