表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/4

第1話 あれ、チートは??



 


 気づくと小高い丘の上に居た。

 辺りは見渡す限り、一面の草原。

 季節は春なのだろうか、とても麗らかな天候だった。

 遠方には、まだ頭に雪を被った山々が、悠々と連なり聳え立っている。

 ふっと風が吹き、遠方から足元に視線を戻せば、草原にまばらに生えた山吹色の小さな花が、儚げに風に吹かれていた。

 


「ここが異世界、アルヴァレか…」


 長閑で、すげーいい景色だな。


「取り敢えずステータス確認してみますか」


 さぁー、どんなチートをくれたのかねー?


「ステータスオープン!」




────────


名前:ミナカ・ハアザミ


Lv.1


体力 :90/90

魔力 :50/50

力  :70/70

素早さ:70/70

精神力:50/50

器用さ:50/50


ユニークスキル:攻撃不可※相手の体力を1以上削る攻撃をする事が出来なくなる。


スキル:なし


呪い:神からの贈り物


──────────




 おいおいおい、どういう事だよ。



「……攻撃…不可?……なんなんだ!?なんなんだ、このユニークスキルはーー!!!」




 事の発端はこのほんの少し前の事だった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ