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レベルアップ!スラさんまたもや進化

17000PV、5000ユニークありがとうございます!

遅れてすみません!他作品見てたらこんな時間に……

「スラさん」

「ピュイ」

 何かって?

「まだ進化できるの?」

「……ピュイピュ?」

 まだ出来るかもしれないって?

「じゃあもっと魔力吸う?」

「ピュイ……」

 今は吸っても進化できないから意味ないって?

「さっきは進化できたのに?」

「ピュピュイ」

 スライムの最大レベル知ってるかって?

「30くらい?」

「ピュイ……ピュピュイ」

 ……え?2?だから生まれてから虫を倒して魔力さえ吸えば進化出来るって?

「ごめんスラさん」

「ピュイ」

 今は普通のスライムしゃないから最大レベルが上がったって?

「なら頑張ってレベル上げないとね」

「ピュピュイ、ピュピュ」

 え?経験値を分割して分けれる魔道具があるって?でも入る経験値が4分の1になる?

「私が頑張ってそれの上位互換研究してみるよ、できるとは限らないけど……」

「ピュイ!ピュ〜」

 頑張って!応援してるって?ありがとうスラさん!私、頑張るよ!


 取り敢えず経験値分ける魔道具買ってきました、これ指輪型だったんだね。

 結構高かった、金貨140枚、これほぼ全財産使ったよ。

 まあ手持ちの鉱石とか色々売れば今なら1000枚くらいは超すんじゃないかな?

 はいはい、これ分解して上位互換作ろー!

 先ずは呪術で掛けられた効果を調べる、鑑定だけだと詳細はわからないからね。

 掛けられた効果は……『代償経験値分割』これだけ。

 これは……使用者のステータスを三分の一にする代わりに経験値を4分の1対象者に分割すると……誰だよこれ作った奴、初心者かよ。

 使用素材は悪く無いので、これに上書きする事にした。

 先ずは、代償を無くして普通に二分の一で分割出来るようにする。

 次に、取得経験値1.5倍にするのを付け……ようかと思ったけど、最大で8倍があったからそれにした。

 呪術って、失敗すると同じ効果を付けられなくなるから結構難しいんだよね、私は百パーセント失敗しないけど。

 で、付けた効果は『経験値分割』『取得経験値8倍』の2つ。

 同じものを2つつける事は私でも出来ないけど、劣化版ならつける事は出来る。

 でもちょっと自重したよ、そんな事したら、経験値が

『取得経験値×(8+6+5+3+2+1.5)』になって、合計22.5倍になるからね。

 8倍でも自重したんだよ?本当だよ?


 先ずはスラさんを指輪に登録して、何を狩るか決めよう。

「スラさん、何でレベル上げる?」

「ピュイピュイ!ピュイ!」

 うん?卵があった場所の近くにダンジョンがあって、その中に魔物の中でもレアしか見つけられない場所があるって?その中に経験値がたーーーっくさん入る魔物がいるって?はっはっは、そんなの

「今すぐ行く!」

「ビュッ!?」

 今は驚いただけみたい、急に声上げたからね。


 早速転移して、スラさんにダンジョンまで連れてってもらった。

「ここの何処なの?スラさん」

「ピュイ、ピュイ」

 右の3つ目の角を曲がって、落とし穴に落ちて真っ直ぐ進む?

「何で落とし穴……」

「ピュピュイ」

 そうしないと入れない通路があるって?脱出の通路はあるけど、外から入れないと……スラさんやっぱり教師になろうよ、向いてると思うよ?

 右の3つ目の角を曲がって……落とし穴に落ちる。

 それから真っ直ぐ行く……あれ?

「ここ行き止まりだよ?スラさん」

「ピュイ!ピュピュイ」

 真っ直ぐ行けるって?これは幻覚で、耐性がある人でも見破れない結界?凄!スラさん先生マジパネェっす。

 ぶつかるような気がしてならないが、目を(つむ)って歩く。

 …

 ……

 ………

 お?

 おお?

 ぶつかってない!本当に幻覚だったんだね……流石に自分から壁にぶつかりに行く人は……居ないよね?

 そこに居たのは……

「うげぇっ……何こいつら……」

「ピュイピュイ」

 ゴブリンリッチ?この超汚い金貨持った醜いデブが?

 ……これは酷い、コイツら私しか見てないわ、醜い顔が更に歪む。

「……生理的に無理」

 おっと、嫌過ぎてつい声に出てしまった、今の発言を聞いたゴブリンは、怒り狂って私に攻撃を仕掛けようとしている。

 だが、出来ない。

 何故かといえば、コイツらが太り過ぎているのが原因だ、手足をバタバタ動かしてもボールの様な体は回るだけ。

「さ、汚物は消毒だ」

 唯一跡形も無く消滅させる事のできる雷魔法で落雷(ライトニング)を打ち続ける。

 見たくない一心で魔法を連発していると、湧かなくなった。

「はあ……はあ……」

 精神に来るわ……コイツら……ある意味相当なダメージだわ。

 でも経験値凄い、これ自動化出来たらめちゃ強い……まあ出来る気がしな……くもない。

 出来たらやろうかな!

 50匹くらい倒したかな?レベルは114になった、スラさんは上限の60になった。

 スラさんは進化する気満々なので、さっさと帰って液化魔力のプールに入れてあげよう。

「『転移(ワープ)』」


 帰って、スラさんを液化魔力に浸し、どうやってレベルアップを自動化するか考える。

 ……正直、あそこを無酸素状態にして湧いた瞬間に消す方が良いよね、設置中に湧いたら目も開けられない。

 ……あ、時間魔法で時間止めれば良いじゃん、丁度風魔法も持ってるし、付与すれば良いじゃん。

「それで行こう」

「ビュッ、ビュー!」

 ……え?やり過ぎ?……あっ!

 魔力を液化させる魔道具に魔力を流したままで、考え事してる途中に魔力を溜める場所から漏れてしまったらしい。

 私の身長150だけど、今は膝くらいまで溜まっていた。

 ……これ一応液体だから蒸発はすると思うけど……あれ?どんどん吸い込まれてく……ちょっとまって?何か嫌な予感。

 部屋を鑑定してみる。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 魔王の研究室

 レア度・伝説級(レジェンド)

 作者・???


 説明

 誰かさんがミスして装置の外に溜まってしまった液化魔力が研究室に吸われ、突然変異で魔道具化してしまった研究室。

 この中では錬金、作成、精錬がどうやっても失敗しなくなる。

 又、部屋の主人が許可を出さなければ入れない。


 効果

『自動整備』『領域』『成功率百パーセント固定』

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「やっぱり……」

 まあね?そりゃこうなるとは思ったよ、だってそんな予感してたもん、まあ神器にならなかっただけ良しとしますか……。

「ピュイ……」

 ああ、スラさん、もう進化できるの……ってデカ!

 そこには綺麗に透き通った大っきなスライムが居た。

「ピュイ!」

 もう進化しちゃったって?……何か見た目から想像出来なくもないけど、何になったの?

「ピュイピュイ」

 白金暴食粘体生物プラチナグラトニースライム?……何それ強そう。

 鉱石や魔力等、魔力に関係するもの全てを食べるようだ、でも基本的に魔力をちょっと供給すれば良いらしい。

 ちょっとってどれくらいだって?六千だよ、それくらいちょっとでしょ?

 今の総魔力量四万程度だし。

 今度は真空の魔道具でも作ろう……あ、でも経験値の指輪を登録しなきゃいけないから……どうしよ?

こ……今度はちゃんと更新を……(-_-;)

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