ドラゴンぱーてぃ☆
ごめんなさい、投稿が遅れたのは夜に他の作品読んでたらスマホを取り上げられたからです……(´;ω;`)
因みに話は変わりますが、階級の確認を……。
下から、
初級→中級→上級→超級→聖級→王級→帝級→神級
です。
冒険者ギルドに行くと、視線が一気に集まった。
知らないふりをして依頼を眺める。
……良いのがない。
はぁ、適当に散歩でもしようかな、丁度いい大物でも来ないかなぁ……ドラゴンとかドラゴンとか、もしくはドラゴンとか……。
ふわふわと木の上を飛びながら辺りを見回していると、ドラゴンの群れが王都へ向かっていた。
距離は10キロ以上はある、私はスキルで五感が強化されているのて難無く見える。
「よしっ!ドラゴンキタコレ!」
はしゃぎながらドラゴンの群れへと向かい、その内の一体尻尾を掴んで武器にする。
ドラゴンからしたらたまったもんじゃないだろう、街じゃなくてその先に行く可能性もあるかと思ったが、コイツらは害しかない『黒竜』だ、討伐すればいい資金源に……ぐふふ。
ブンブンと回して撃ち落とす、だけど、これだとそこかしこに吹っ飛んでいって回収が面倒になる。
なのでドラゴンを下へ投げ落とし、ドラゴンの背に飛び乗る遠心力で一撃を叩き込む、落ちる前に他のドラゴンに飛び移り、また攻撃。
どんどんそれを繰り返し、お前で最後だ……って時に、最後の一体がボスって言うね、一回り大きいし、絶対ボスだよね。
ステータスを一応見ておく。
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359歳
レベル86
種族・黒竜
ステータス
体力 42000/42000
魔力 11000/11000
攻撃力 4700
防御力 3300
精神力 5300
素早さ 1890
運 −3
スキル
【竜咆哮】【竜の吐息】【闇爪】
【闇魔法】【竜牙】【逆鱗】【擬似進化】【龍威圧】
ユニークスキル
【黒化】
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oh……意外と高いステータスですな……【擬似進化】って、絶対パワーアップ系だよね、爆発的に上がるやつ……。
それにしても、運マイナスって、かなり可愛そうじゃない?悪運でしょ?
まあ……私の資金源になってもらおう!
慈悲?知らない子ですね、お金は大事、これ常識。
ドラゴンは仲間?配下?が倒された事で怒っているようで、黒い玉を十発ほど放って来た。
普通に躱してドラゴンへ向かう。
ブゥンッ、とドラゴンが腕を振りきると風切り音が鳴った。
案外遅く見えた気がしたが、気のせいだろう……そう思いたい。
違ったら私化け物級に足突っ込んでるから……。
ちょっと遠い目をしていると、真っ黒になったドラゴンがいた。
……は?【擬似進化】……じゃないか、ユニークスキルの【黒化】かな?
黒竜って、確かに黒いけど、真っ黒じゃない。
でも今のコイツは真っ黒だ、丸で影の実体化みたいに。
目も黒くて何処を向いているかわからない。
「コレはヤバイって……全力で行くかな……」
ー【風神雷神】【身体強化・超級】【加速】【金剛化】【魔王】【循環】ー
これらを全て使うと、自分のステータスは素早さ以外は合計9倍で大体23000前後。素早さは67000になっているので、全力で払った空振りした拳で半径20メートルのクレーターができるほどだ。
それでドラゴンへ突っ込んで全力で頭にかかと落としを放った。
しかし、私は今の自分の本気がどれだけ強いのかわかっていなかった。
ドラゴンの頭は弾け飛び、凄い速度で地面に叩きつけられ、身体はボロッボロ、頭は目玉が辛うじて半壊している程だ。
「……やり過ぎた……自分の力はちゃんと知っておかないとね……」
当の本人は深く反省しているのであった。
黒竜の群れを壊滅させ、時空魔法の『ストレージ』に入れ、冒険者ギルドに向かった。
入ると、何故かみんなとても慌ただしかった。
受付のお兄さんに聞いてみる。
「どうかしたんですか?」
「ああ、君か。実はこの周辺で黒竜の群れが発見されてね、みんな大慌てで討伐の準備をしているんだよ」
そう説明しながらもお兄さんは忙しそうだった。
それに対しては苦笑いしか出ない、ついさっき私が殲滅したのがその騒ぎの原因だったからだ。
「あの、黒竜の事でギルマスと話したいんですけど……」
「それならいいよ、情報はいくらあっても困らない……嘘はお断りだけどね」
ハハハと笑いながらギルマスの部屋への道を教えてくれた。
行くと、大変そうな精霊と、エルフの女の人が居た。
「あら、いらっしゃい。何の御用かしら……」
「黒竜の事でちょっとお話が……」
パパパッと書類をある程度片付けると、私をソファーへと誘った。
「それで、何かあったの?その落ち着き様からパーティの仲間がやられたとかじゃなさそうだけど……」
「実は……その黒竜の群れ、私が倒しちゃいました」
「ねぇ、お嬢ちゃん?幾ら強くてもあっていい事と悪いことが……」
私はリーダーの黒竜を出した。
身体は真っ黒のままだ。
「これ、多分黒竜のリーダーです。何かの黒化っていうスキルで真っ黒になってます」
それを見たギルマスのお姉さんは口をあんぐりと開けた後、ステータスの確認をさせてほしいと言ってきた。
口は堅い方だと言って居たので本物を見せてあげた。
スキルにも【口の堅い者】って意味わかんないスキルがあったからね。
ギルマスのお姉さんは目を剥いている。
「……わかったわ、ギルドにはSランク冒険者が倒してくれたとでも言っておく」
「それとギルドカードを借りるけど良い?」
「え?はい、どうぞ……」
よくわからないが手渡した。
「また明日来てくれ、コレを返すから」
「は〜い、じゃあまた明日」
遊び終わった子供みたいな別れ方だな、と笑いつつ学園へと歩を進める。
今度取り上げられないようにはちゃんと投稿します……(^^;;




