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私、家を(浮遊する島ごと)貰いました!

一応記載しておきます、見やすいように。(^^;;


赤髪でお団子を二つ頭に作っていて、赤目の活発なのが武神でマージさん。

青紫の髪に眠そうなピンクの目が特徴なのが魔神でアスカさん。

黒髪で三つ編みをしていて黒目が成長の神でメアさん

銀髪でカールの金目が創造神のサリィさん。

逆の金髪縦ロールで銀目が破壊神のミスティさん。

赤茶色のストレートの髪で橙色の目が地母神のホルンさん。

そして、転生の神がピンクの髪にピンクの目で、小5の身長がフィスカさん。

 呪術を使えるようになって、何となく研究室に戻ったら、目の前が真っ白になった。


「……」

「おーい、起きなさいよ〜」

「……」

「……起きなさいって言ってるでしょ?」

「……」

「起きなさいって……言ってるでしょうがー!!!」

「うわあぁぁぁぁっ!?」

「にゃぁぁぁぁぁっ!?」

 ん?猫……じゃないな、誰だ?

「あ、あんた……びっくりさせるんじゃないわよ……」

 えええ?私は脅かしてないぞ?

「はあ……で、あんたあの世界に殆どない術に開花したでしょ。それで皆んなで話し合うことになったのよ、だから付いてきなさい」

 そう言ってメアさんは私の腕を引っ張って何処かへ連れて言った。

 と言っても、真っ白……に若干ピンクの色が混ざったような空間なので、どれくらい歩いたかわからない、まず全く疲れない。


「さて、着いたわよ。はいはい、こっちよ」

 そう言ってメアさんは私を膝の上に乗せて話し始めた。

「で、どうするの?神にするの?その他にするの?」

 ……まって、会話に着いて行けない、考えるのを放棄しよう、ウンソレガイイ。


 何か途中魔王とか神とか変な言葉が聞こえたし、色々決まったっぽい。

 神様が自己紹介をしてくれて、赤髪赤目の活発なのが武神でマージさん、青紫の髪に眠そうなピンクの目が特徴なのが魔神でアスカさん、メアさんが成長の神、銀髪金目が創造神のサリィさん、逆の金髪銀目が破壊神のミスティさん、この二人は姉妹だそうで、創造神が姉だそうだ。

 あとは、赤茶色の髪で橙色の目が地母神のホルンさん。

そして、転生の神がピンクの髪にピンクの目で、小5の身長がフィスカさん。

「じゃあルナちゃん、貴方が原初の魔王になります。わーパチパチ」

 創造神さんの方が何故か喜びながら拍手、その他はやりたくなさそうに、しかし祝福したいとは思っているようだ。

「えっと、どう言う事ですか?」

「あ、そう言えばルナちゃんは女子会……ゲフンゲフン、会議中に遠い目になってたもんね、短く纏めると、ルナちゃんは魔王になった、だから私が魔王にぴったりの城を……」

「ルナちゃん、姉さんの中二病は中途半端ですごく危ない。君はあんな風になってはいけません。あと、魔王城は姉さんが会議中に作っちゃったみたいだから、私達で管理はしておく。後、住処は多分魔王城になる。まあ、偶に勘違いした勇者が来るかもしれないけど、絶対勝てるから問題ない、まあルナちゃんが悪役の魔王になりたいなら私はそれはそれで応援する」

 私達というのは、アスカ(魔神)さんとミスティ(破壊神)さんだろう。

「……ま、魔王城って何処にあるんですか……?」

「「「……あ」」」

 ちょ、皆んな揃って『……あ』って何よ、どんだけ遠いの?逆に近すぎるの?

「……ルナちゃん、驚かないで聞いてほしい」

 アスカさんが真剣な表情……のはずだが、眠そうな目がそれを台無しにする。

「場所は……」

「ば、場所は?」

「ん」

 うん?アスカさんが上を指しているけど……あ、まさか……。

「その通り、天空のし……」

「ちょっとまって!違う名前で!」

「じゃあラピュ……」

「何でそれ知ってるの!?それでもないやつ!」

「うー?何かあるかな……」

「普通に空の城でいいよ……」

「つまらん……」

 つまんなくていいよ、禁忌に触れる方が危ないから……。

「こほん、それで何で私が魔王になってるんですか?」

「それは私が話す」

 ミスティさんが説明してくれるそうだ、この人神様の中で一番お姉さんなんじゃないだろうか?

「一つ、姉さんの中二病、二つ、皆んな後の事を考えてなかった、三つ、それっぽいし私も楽しかった」

 楽しかったの!?

「実際ルナちゃんも良いかもって思ったでしょ?」

 うっ……それは否定できない……。

「じゃあ魔王になったのは何でですか?」

「それは絶対に全て姉さんの所為。唯々興奮して滅茶苦茶に設定した結果だから、今ならルナちゃんの仕返しを代理てやってあげましょう」

 うん、設定したならもう既に手遅れだよね、なら……あ、良いの思いついた。

「じゃあ……ゴニョゴニョ……」

「ふむふむ?……お、いいねそれ。私の日頃の苦労も合わせて2倍以上は凶悪にしてやってあげる」

「頼みましたよ?」

「任せておきなさい、私の名に誓う」

 ……そんな事で名前に誓っても……って思うけどやってもらうしかないよね。

「じゃあお願いしますね〜」

「任せんさい」

 私達は黒い笑顔でハイタッチをしてから別れた。

 ん?あの後何て言ったのかって?……寝てる間にミスティさんが自分の能力(破壊の力)でしか消せないペンでサリィさんに落書きをして、これからはミスティさんが考えたものだが、更にスライムを顔に掛けて、起きた所にタライを落とし、(うずくま)った所にミスティさんがくすぐるという、何か子供みたいな悪戯の連撃をやるという。

 ミスティさん曰く、これで800年は変な事はしないだろうとの事。

 800年って長すぎると思ったが、神様はそれだけ長生きらしいので、神にとっての800年は人間の8日に相当するそうだ。

 何歳か聞くのはタブーだよってホルンさんが言ってた。


 ちょっと色んなことがあったが、先ずはステータスを確認してみる。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ルナ・アートステント 4歳 レベル50

 種族 兎人(人狼 龍人 鬼人 エルフ)

 職業 原初の魔王(配下数2)


 ステータス

 体力 10800\10800

 魔力 20000/20000

 攻撃力 4620

 防御力 4600

 精神力 4720

 素早さ 4800

 運 200


 ※※※※

【呪術・神級】※※※※※※※【風神雷神】


 スキル

【風魔法・超級】【雷魔法・超級】【治療魔法・上級】

【時空魔法・帝級】【隠蔽・上級】【鑑定・上級】

【魔法拳・上級】【身体強化・超級】【暗視】

【魔力感知】【気配察知】【魔力操作・上級】

【千里眼・上級】【超越視覚】【超越聴覚】【超越嗅覚】

【美食家】【危機感知】【超速処理】【並列思考】

【覇者威圧】【カリスマ】【統率】


 ユニークスキル

【紫雷】【加速】【風切流体術】【金剛化】

【ステータス上昇・極】【魔王】【循環】【不老不死】

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 うわぁ……凄いことになってるなぁ……知らないスキル増えてるしいつのまにか不老不死になってるし……それに全部スキルの階級が一段階上がってるし……でも時空魔法だけ上がってないのは何でだろう?

 先ずは、魔法を一発撃ってみよう、それからどうするか決める、それがいい。

 そして今、私の目の前には女性の敵で下衆な表情を浮かべた二足歩行の能無し豚野郎が群れて立っていたが、肉は皆んな普通に食べるんだよな……私もだけど。

 その数およそ200、上位種20に最上位種1というオーソドックスな構成だ。

 豚野郎は嫌らしく顔を歪めながら近づいてくる。

「……死ね『下降気流(ダウンバースト)』」

 上空から放たれる風の塊は、地面に衝突すると無数の風の刃となって獲物を襲う、後には術者か粘体生物か不死種しか残らない……はず、肉片になった豚野郎共を回収しつつ、魔石を素手で引っこ抜く。

 血は確かに変な感触だが、そこまでじゃない、例えるなら、油をこぼして手で触っちゃった感じ。

 手の周りの空気ごと血を転移させ、自分の手が清潔になった事を確かめる。

 ……そして周りを見る。

 そこには無残に切り刻まれ小枝や木の葉、暖炉の薪に丁度良さそうな木だったものが大量にできていた。

 ええ、見た瞬間思いましたよ。

「……これはやり過ぎた……」

 額を抑えながら言う私の事など誰も知ったこっちゃないと思うが、咄嗟に思った事がある。

「あ、母様にお金渡さなきゃ」

 私は学園で授業を受けるナナの教室まで飛ぶのだった。


 そして、まだ私は気づいていなかった、巨大な浮遊物が私をゆっくりと追いかけていることに……。

どうですか?まあ、空の城は何と言うか、地面を丸ごと円状に取って、その上に噴水やら屋敷やら色々と立ってる感じです(´∀`=)

ルナが後々改造して行く予定です、あくまで予定です。

それと近いうちにスキルの説明をする話でも作ります、登場人物のステータスと一緒に。

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