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【2025年再投稿版】蒼炎のカチュア  作者: 黒桐涼風
第二章 英雄の力
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2-6 ほって置けない二人

 翌朝。


 ルナは宿屋の入り口で、あのお二人方を待っている最中です。


 さてさて。咄嗟とっさとはいえ、二人と会う口実ができたのはいいんですが、これからどうしよう?


 不自然に誘って怪しまれたと思いましたが、全然そんな素振りを見せていないです。それはそれで、大丈夫なんでしょうか?


 あの二人方はライム村から来たと言っていました。


 もう。ライム村の悲劇に関わったのは、確実です。


 そして、二人は生き残っているうえ、ライム村を襲ったヴァルダンの方々は、恐らく全滅。


 信じられませんが、恐らく、全滅させたのはあの二人方です。


 しかし、昨日、一日だけで二人方は悪い人には見えませんでした。二人は自衛じえいでヴァルダンの連中を倒したんでしょう。自衛とはいえ、二人方にはヴァルダンの連中を倒せる程の実力を持っているに違いありません。その秘められた力はなんなのか解明しないと、その力を持つ者に狙われる可能性があります。特に、コルネリアにいる腐った権力者や、反逆者達はんぎゃくしゃたちに。


 兄様は、特に権力を振り回し人権を奪っていくような強欲ごうよくな者は嫌うのです。ルナもですけど。


 でも、その要件がないとしても、放って置けないんですよ。あの二方は。第一印象は、人を疑うことを知らないような、お人好しに見えました。会った、ばかりのルナ相手にでも気さくに話せるぐらいですから。


 だからと言って、その人柄が決して悪いことではありません。ルナが、今まで会ったことが、ある人の中では、一緒にいると安心するんですよ。


 なんせ、ルナの周りにはきな臭い人達が溢れて程にいっぱいいたから。本当に、気分が悪くなってしまうぐらい。


 だから、カチュアさんには頭を隠せるフード付きのマントを渡したんです。ついでにそのマントで胸元も隠せます。


 ルナは、生まれてから一度も、伝説の女将軍のような蒼い髪と瞳なんて見たことがないです。カチュアさんは、そんな見たこともない容姿をしています。それに加えて、かなりの美人です。


 それだけでも目立つのに。


 それにカチュアさんは、お胸が無駄に大き過ぎて、目立ち過ぎます。


 マントは、そんな容姿を隠して、男を寄らせないようにする、魔除けになります。……多分。


それに、この国の、主に貴族連中に目をつけられてしまったら、彼女の自由が無くなる恐れがあります。だから、できる限り、目立たないように、動かないと、いけません。……できれば。


 エドナさんもお胸は大きいのですが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 まだ、断言はできていませんが、エドナさんから感じる魔力と隠している場所を照らし合わせたら、その可能性が高いです。


 でも、やっぱり、お胸は隠した方がいいのでしょうか? 




 そろそろ、待ち合わせ時間の十時ですね。

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