表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そうなりたい、かも、しれない。  作者: ミシシッピアカミミガメ(日本産)
1/1

考えすぎ

私は神経質なのかもしれない。


今日は雨が降っていて、空気中の水分が、体中の産毛一本一本にまで絡まりついて、私の動きをどうしようもなく鈍くする。


外ではもっと大きな水の塊が、アスファルトを、虫の死体を、プラステックを、途切れることなく打ちつけている。


この前友達とご飯に行ったとき、友達が落とした食べカスが床に落ち、それを他の客が踏んでいった。


一昨日の授業では、教師が飛ばしたツバが一番前の席の生徒の机に落ちた。


昨日入った風呂は、母の後だった。湯船に陰毛が浮いていた。


こんなことばかり脳裏に焼き付いて離れない。毎日私を最悪の気分にする。


今日の朝も、こんなことばかり考えて、吐き気さえする。


カレンダーには赤い日付、こんな憂鬱な気持ちで居たくないのに、勝手に脳みそが考えてしまうんだ。


自宅ですら安らぎの場所ではない。


今日も、悪い記憶を作ってしまわないように、気をつけて生きなきゃ、ね。



-ep.0-

見て下さってありがとうございます。ほんわかと進めていくつもりです。どうぞ温かい目で見てやってください。


ミシシッピアカミミガメ(日本産)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ