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1ー③ 小さな暴君

よろしくお願いします


エルフちゃんの名前はリリラル-ロレーラと言うらしい。聞いた時に『『ら行だらけだ!』』とミケと一緒に思わず声を出してしまいました。

森の中に在るエルフを中心とした村に住んでいるそうで、、街から村に帰る途中だったみたい。


「…で、何でケガして気を失ってたの?」


エルフちゃんも諦めたのか強者の危なさに怖がっているのか素直に話してくれるので少しフランク話します。


「…領主の家臣とセルビア商会の者と奴隷商が村に来る事になったから、奴等より早く村に帰ろうとしたんだ。…そしたら奴等が引き止めようとした。だから隙をみて街から出たら奴等の追っ手が来て戦闘になったしまった。…何とか逃げて森まで来たが気を失ってしまったようだ。」


「(メンドクサイ匂いがプンプンするなぁ)…姉貴、どうする?」


「チョ〜面倒くさい匂いがプンプンするわね!」


言っちゃったよ!面倒くさいって、この姉貴は!!ミケに自重するとか思い遣る事はどうやら出来無いらしい。…この先の旅での俺の苦労が想像できるな…トホホ…


「…だから頼む!拘束を解いてほしい。村に早く戻らなければならないんだ。」


「う〜ん、コッチとしては治療の代価にその街やこの国の情報と少しばかりの金銭を恵んで欲しいだけだからなぁ…」


「情報と金を置いてけば、解放してあげてもいいわ…というか出せ!」


後半ドスの効いた声で鬼の様なセリフをしれっと言うミケ…もはや強盗の所業だな。エルフちゃんが少し引きつった顔でミケを見ない様にして話し出す。


「…街に荷を置いたままだから今は金が無い…だが、村に戻れば渡す事を約束する!それに色々な話しなら村人からも聞けるはずだ。…だから私と村に行くというのはどうだろうか?」


エルフちゃんが自分に向けて言う。まぁ凶暴なビースト相手に話すよりは意見が通り易いと思うよね。でもミケがイラッとしてるのが解る。ミケが貧乏揺すりをしながら顔を洗い出したから!これはヤバイぞ!!エルフちゃんの言葉に答えてはイケナイ。触らぬ神に何とやらだ…そっとエルフちゃんに向けていた視線を逸らす。


「…言っとくけど、こいつに主導権なんて無いわよ。こいつは私の愚弟、雨ニモマケズ風ニモマケズ私に尽くす存在、セバスチャンなのよ!解ったなら私にお願いしなさい!」


セバスチャンって○宮金次郎チックなの?…それにセバスチャンって執事と言う名の奴隷だったんだな…………ミケの愚弟と奴隷だとどちらが待遇が良いだろう?この世界にリンカーン大統領が転生してないかなぁ。奴隷解放宣言してください。

ちなみトモエは天然故に話しの腰を折られると困るからと言って、ミケが投げたボールを取りに行ってます。猫なのに星飛雄馬なみにシャキーンと脚を高く上げ目には炎でボールを投げてました。もうね、なんか投げた時に、バヒューーーーン…………キラッ☆て具合にメッチャ遠くに投げて光ってたんですよ。トモエも尻尾が残像が残るくらい超高速でブンブン振りながらボールを追いかけて行っちゃうし。あっ、トモエはまだ帰って来ていません。

…そういえば、巨○の星の飛雄○が父、一○にされたシゴキ。普通なら虐待でポリスに即逮捕ですよね。『食事中にちゃぶ台返し、さらには子供を器具で拘束する鬼の所業!元巨人軍、星○徹選手、実子虐待で逮捕!〜見守るだけの姉も共犯か!?』と東スポやワイドショーに取り上げられちゃうと思う…

【注:○人の星が解らない人は困った時の強い味方Google先生に聞いてください。】









お読み頂きありがとうございます

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