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異世界へリストラ!さよなら現実、こんにちは異世界!(仮)  作者: hiko,t
第2章 ここは王都の下町、フォルス町
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プロローグ

よろしくお願いします。

1章は前振りみたいな物で、2章からが本番みたいな感じです。


森脇 夏生 それが俺の名前。

数ヶ月前まで日本のとある地方都市に在る中規模の会社でサラリーマンをしていた40過ぎのおっさんだ。

神様にいきなり地球からリストラされて、このフェリアルという異世界に来た。神様が退職金代わりか身体は27歳にしてくれたが異世界へのリストラはさすがに辛い。でも死ぬよりはマシと、ポジティブシンキングをして生きて行こうと思う中間管理職の男でもあるのだ。

こちらに来て初めての出会いはエルフだった。そして出会ったエルフのおかげでエルフの村の騒動を知り、そこで金の匂いを嗅ぎつけ一儲けを企んだ……


「…お代官様、GOLDなSweetsでございます。(ニンマリ)」


「Wao!…ETIGOYA、そちも悪よのう~(ニヤリ)」


「No,No-Sir~、お代官様ほどでは……(ニヤニヤ)」


「「A,HA,HA,HA,HA!!」」←(肩を組んで大笑い)


とまあイメージはだいぶ違うが、権力者を引き込み悪巧みをしたと云う事だ。

ターゲットの相手も悪代官と悪徳商人みたいなもんで、要するに悪者同士が喰い合いしただけなのだ。

そしてこの国には、"悪人を懲らしめると云う名目で、権力を盾に弱い者イジメをして高笑いを趣味とする頭のイカれたジジイ"はいなかった。


それで悪巧みは成功。俺もガッポリ儲けてこのファシアル王国の王都へとミケやトモエと一緒に向かったのだ。

ミケとトモエというのは自称俺の姉達だ。

なぜ自称かと云えばミケは猫でトモエは犬であり昔飼っていた森脇家のペットだったからだ。まあ、ミケとトモエも色々あって神様の使いに大出世。そして、その当時の俺は森脇家カーストの底辺にいたので仕方なく弟になったのだ。決してミケにガクブルでびびった訳ではありません、……ありませんよ?


そして王都アルスタ。近隣の街や村を合わせると50万人を超える大都市で、中世ヨーロッパの雰囲気がまさしくファンタジーの王都って感じで良いですな!魔法が在る世界の為か時折変テコな物も有るけど、それすら悪くは無いと思う。


それで俺は、王城が在るアルスタの中央から北西に歩いて90分程進むと在るフォルスの町に自宅をポンと大人買い。更に金をかけ向こうから持ち込んだ物と合わせて、リフォームという名の魔改造をして暮らしやすい快適ハウスにしました、まさにビフォーアフターって感じ。


そして王都のフォルス町に住み着いてから3ヶ月が過ぎた…






お読み頂きありがとうございます。

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