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天の蜜、天の香り  作者: ふもふも
香りの行方
9/36

きゅう

ベロチューに翻弄されててるそのとき、談話室に扉がおもいっきり激しく開いた。


「おら!!

 フィレス!てめぇ、ふざけんな!!

 なんだこの『探し物見つかったから帰る』って書置きは!!!

 そして書置きに添付された休暇届ナニ!!?

 自分で書いて、承認に印して、意味わからないんですけど!!

 雪山行軍の演習中に休暇とかも、訳わかんないんですけどね!!」

真っ赤な顔して、ハァハァ息を吐きながらいきり立つ、金髪青年に度肝を抜かれる。


ま、こちらも真っ赤でハァハァなんですけど...。


「え、そのままなんだけど?」

なんで怒ってるのか、全くわけわからん!と言いたげなフィレスは、相変わらず私を抱き込んで離さない。

「『え、そのままなんだけど?』じゃねえええよ!

 大体女連れ込んで、仕事サボって何様ですか?!

 ホント、副隊長マジやめてえぇぇええ!!」


頭を抱えて叫ぶ青年に、私は混乱から立ち直って、同情する。

...あんたもふりまわされて大変そうね。


「ちょっと、くっっ!

 フィレス!

 いい加減離して!」

すんごく嫌そうな顔をしても呪により強制的に離れる。

けど今度はすぐに手が伸びてくる。

「フィレス、触らないで」

その言葉にピタリと止まるフィレス。


その一部始終に、撃沈していた副隊長さんが、さっきとは打って変わって、キラキラした様子で見つめてくる。

「え?なに?

 めっちゃ面白いことになってんですけど?」

「ロック、こっちを見るな。

 レーナが減る、汚れる」

ブスッとした顔でフィレスがつぶやく。


減りゃしねぇよ!

大体知り合いになんてひどい態度だよ!


「第三隊副隊長、ローデリック・バーモントと申します。

 このばか隊長からはロックって呼ばれてます。

 以後お見知りおきを」

綺麗に騎士の礼をとってロックは優雅に微笑んだ。


少しビクビクしながら私は挨拶を返す。

だって、まだこわいもん。

「は、はい!

 私、レーナっていいま、ぎゃっ!!」

突然背後から抱きしめられて、潰れた声が出た。

「レーナ、俺と態度違わなくない?」


クソ!もう縛りの呪から脱出したのか!

あんた、マジ規格外だよ。

30分ぐらいじっとしててよ!


「あんたはベタベタ触って、グイグイ押し付けて、ちっとも紳士じゃないからよ!」

振り払いながら暴れていると

「あれ?レーナさんのその腕輪、最近流行しだした婚約の腕輪じゃないすか?」

なんて、ロックがいいだした。


はぁ~~~~??

私は愕然とする。


「いや、ほら、これ。

 あ、でも本来はもっとピンクっぽかった気がしますけどね。

 今王都で流行ってて、婚約のときつけるやつですよ?」

「それは俺が色々と付加魔法を追加したからな!」

「うっゎ!フィー、マジキモッ!

 何付加したんだよ!

 え?

 レーナさん、フィーと婚約してたの?」


私は暴れた。

フィレスの脚を踏みまくって、大いに暴れた。


「ちょっとおぉぉおお!!!!

 ふざけんじゃないわよ!!!

 何が契約の腕輪よっっ!

 騙すんじゃないわよ!

 外しなさいよぉぉおお~!」


あんなに暴れたのに、ニコニコして抱きしめた腕を緩めないヘンタイ詐欺師め!!!

訴えてやる!!!




文章下手ですみません

がんばります

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